祝☆ローバー憲章、誕生!

18歳から25歳の誕生日までのローバー隊。
ボーイスカウトとして「周りの人にとって自分はどうあるべきか」を考え、行動していく最終段階で、「ちかいとおきて」をもう一度振り返り、そういう人でいられるよう努力していこう、世の中の役に立つ人になりたいと改めて考え、自分自身の意思で活動していくことを宣言し、先輩たちから認められてようやく入隊できる隊。

「各隊奉仕に時間を費やすだけじゃもったいない。キミたちにはキミたち自身の活動があるはず」
と、現団委員長が5~6年前から投げかけ辛抱強く見守って来たローバー隊の自主・自発活動の原則作り。
昨年から徐々に形になっていたのですが、12月の餅つきを境に一気に加速、ようやく完成したとの報告がありました!
歴代幹事長のもとで少しずつ積み重ねてきた「われら、14団のローバースカウトなり」の精神と明確になってきたお互いの間の「おきて」が「ローバー憲章」という形になって、2015年1月1日付で発布されました!
記念すべき14団ローバースカウトたちによる、14団ローバースカウトのための指針、ローバー憲章は前文に続き第7章までの規約と彼ららしい附則で、全9ページにも及びます。

DSCN0955[1]今いるすべてのローバースカウトが、常に夢中になって貪欲なまでにボーイスカウト一色に過ごしてきたわけではありません。
楽しい時ばかりではなく、時には悔し涙を流したり、くさくさしてもうやめようかな…などと考えたこともあったはず。
パタッと顔を見なくなってしまっていたスカウトが何年後かにひょっこり戻ってきたり、たいして楽しそうには見えなかった子ども時代に比べ、青年になった今こそとても生き生きしているスカウトもいるし、サッカーに部活に、全力で取り組んでいたスカウトもいます。

「やくそくときまり」から「やくそくとさだめ」を経て、「ちかいとおきて」は常に一人ひとりのそばにあり「自分はどんな人間なのだろう」「周りの人にとって自分はどうあるべきなのだろう」を考えるよき友であったはず。たとえ隊での活動から離れた期間があっても、幼いころから一緒に活動してきた仲間のもとにはいつでも戻って来られるということは、エネルギーの源にも、また時にはとても大きな安心にもつながって来たことでしょう。
自分自身の人生を一生懸命生きていく中で、それぞれの時期にボーイスカウトに出会い、今ここで、同じ場に同じ気持ちでいるということは一つの奇跡。誰かとのつながりの中から学び、得られるものがあり、さらに自分を高める努力をしていけるんだということを、ローバースカウトたちはそこにいるだけで示してくれている。

ローバースカウト諸君!
キミたちの力は、まさにこれから見せてもらえるのですね!
なんという楽しみなことでしょう。
初心に戻っての「木の葉章」も「ポイント」ももちろんだけど、自分たちで「こうしたい」と決めたことがあるのはとても素敵なこと。
「自由」であると同時に「責任」も持って、かっこよく活躍してくださいね!

憲章は、1月11日のリーダー新年会の席で3代目幹事長から発表されました。