カブトムシの話

IMG_2999-2「世の中の役に立つ人になろう・平和な心で、周りにもそれが伝えられる人になろう」…と努力するスカウトがいて、家庭で支える保護者がいて、スカウトとともに歩むリーダーとリーダーをサポートする団委員がいて、そして団という一つのまとまりになっています。
もちろん必要最低限とは言え、お金もかかり人手も必要なこの「社会教育運動」を進めていくには、団をバックアップする育成会が必要不可欠な存在です。
スカウト保護者は入団すると同時に育成会員ですが、「ボーイスカウトっていいな」、「14団っていいな」と思ってくださる方も育成会員のなかまです。

そのまとめ役の育成会長は、昭和49年にシニア(現ベンチャー)隊副長を始め、シニア隊隊長・ローバー隊隊長・団委員長・ビーバー隊隊長などを歴任後、平成18年からずっと今の役割を担っていらっしゃいます。
いつもスカウトに何かしてあげたいという願いをお持ちなのですが、今年の春からの取り組みの1つがカブトムシ。

都会ではなかなか見つけることのできなくなったカブトムシをぜひ育てることを体験してもらいたいと、ご近所の方から分けていただいて幼虫を4月スカウトフェスタに持ち込みました。
スカウトや、見学中のちびっ子たちが無心にさわったりじろじろ見られながらも元気に生き延びた幼虫がようやく羽化した6月。
「来週持っていくよ!」の連絡に虫博士のスカウトたちは大喜びで虫かごを用意していました。

「オスとメスがいたらいいなあ」
の声に、再度7月第一日曜日にまたまた持ち込まれたカブトムシ。
ところが、教会に向かう道すがら、なんと育成会長の車の中で大脱走。
教会につくなりリーダーたちが車中を大捜索するも、すべて回収できず。どこに隠れちゃったのか…。
仕方なく、そのまま運転して戻られた奥さま。被害にあっていないといいのですね。

たくさんの人たちの、ちょっとした思いが集まってゆっくりゆっくり、スカウトたちがはぐくまれています。

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14団スピリット

6月13日夕方から翌日早朝にかけて行われた、14団オーバーナイトハイク。
ローバースカウトも「先発隊」「後発隊」でスカウトと同じ道を歩いたり、あるいはコースパトロール車に同乗して本部にいる仲間と連携をとりながらスカウトの安全を離れたところから見守ったりと大活躍でした。
数年前の自分の姿と重ねながら後輩を思い、と同時に久しぶりに会った仲間とすごく楽しい時間を過ごしていました。
全体が解散したのは14日6時半。
一刻も早く横になって休みたい…と考えていたのは、もしかしたらオトナだけ?
なんとそれからローバースカウトたちはミーティングを開いて、8月のキャンポリーへの参加確認やそこでどんなことができるか?を話し合っていたのでした。

キャンポリーではあらゆるシーンでローバースカウトの力が必要とされていて、彼らは団委員会からも大いに期待が寄せられている存在。
特に16日は「ひとつ釜の飯を喰おう会」「大営火」「ローバーラウンジ」と一日中大活躍してくれるのが、今からとても楽しみです。

幼いころから14団の中でお互いに刺激し合い、同じリーダーの顔を見て育ってきたスカウトたち。
つかず離れず、時にはまったく姿を見せない時期があっても、結局は10年以上もの長い時間を共に過ごしてきたからこその「居場所」がここなんですね。
あうんの呼吸を力に「14団スピリット」を見せてくれることでしょう。

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記念Tシャツのデザイン、バージョンアップ!

ゆらゆらの魚・・・これっていったい何の意味?
記念Tシャツに14団と58団をあらわすのに魚が使われ、なぜか海を泳いでいる絵。
カトリックを信仰している人たちには当たり前なのだけど、信者でないとちょっとわからないですよね。

♪私たちは魚のよう  神様の愛の中で泳ぐ♪
という歌があるのだとか。
神様に見守られてのびのびと生きていくなんて、とても安心できる気持ち。
毎月一回だけどスカウトミサを通して大いなる存在を身近に感じ、その心のままスカウト活動を始められるのは14団と58団の大きな特色です。

6月6日のミーティングで
「この海藻のところに教会があるといいなあ」
「でもこのゆらゆらする海藻は、ちゃんと残してね」
などとわがままなオーダーが出たのですが、さすがローバー隊隊長!
誰もが大満足の、可愛いデザインにしてくれました。

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記念Tシャツ、オーダー開始!

14団・58団合同記念キャンポリーの準備は着々と進行中!

基本日程(8月14日~17日)の後半16日~17日には育成会からバスも出ます。
スカウトやリーダーだけでなく、参加者みんなで記念Tシャツに身を包めば、もうそこは成城教会のスカウトパワーでいっぱい。
大きな大きなキャンプファイヤーが、今からとっても楽しみです!

14団ローバー隊隊長デザインの記念Tシャツは、今月からオーダー開始です。
おさかながゆらゆら泳いでいる、とても涼しげなデザインは、この夏だけじゃもったいない可愛さ。
ご家族おそろいでぜひ揃えてくださいね!
7月5日が締め切りなので、お申し込みはお早目に☆
お問い合わせは14団・58団の団委員会へ、お気軽にどうぞ。

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結団記念キャンポリーがやってくる!

IMG_7482神父さまのご尽力により、カトリック成城教会でボーイスカウト・ガールスカウトが誕生してそれぞれ55年・50年が経とうとしています。

50年前と言えば、日本のどこをみても「ボーイスカウト?それって一体、なに?」状態。それでも、この運動の素晴らしさに共感し、戸惑いながらも夢中で「心に愛のある青少年」を育成する活動に携わってこられた、たくさんのリーダーたちがいました。そして、リーダーたちの熱い思いに見守られ、わくわくするプログラムを仲間とともに楽しみながら、多くの体験を心の栄養に成長期をスカウト運動と共に過ごしてきたスカウトたちも。

その時代、その時に確かにこの運動に関わり14団・58団を慈しみ育んできた先輩たちからバトンをしっかり受け継いで、成城教会には明るく元気なスカウトたちの声が響き、活発な活動を展開しています。

これまでの歴史に思いをはせ、そして、未来に向かって新たな一歩を踏み出す記念キャンポリー。
14団・58団が力を合わせ、「スカウトの特別な4日間」を準備しています。

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BP祭

2月11日 BP祭

2月22日はボーイスカウト創始者のBaden-Powell卿(ベーデン・パウエル)の誕生日。

普段BPとしてしたしまれているベーデン・パウエルの生誕を祝い2月は各団BP祭を趣向を凝らして行っています。

我が世田谷14団はカトリックスカウト団として、ビーバーからローバーまでそして団委員長、育成会長も同行してカトリック教会東京教区に集うボーイスカウト、ガールスカウトの一員として合同ミサに参加しました。

IMG_1720IMG_1318四ッ谷の駅のそば、イグナチオ教会の大聖堂に900名を超えるスカウト、指導者が集まりました。

ミサの前にはBP紹介のスライドを見ました。とても判りやすいスライドでビーバーの小さいスカウトにも好評だった様です。

ミサは幸田司教、各スカウト団が所属する教会の神父の共同司式。

第一朗読は14団のカブ隊副長奉仕をしているローバースカウトが務めました。

IMG_1728ミサの中には簡単な聖劇も取り入れ、何時ものミサとはチョット違うスカウトの為のミサでした。

ミサの最後には今年度の宗教章(キリスト教章)取得者の授与式も行いました。

14団からはベンチャースカウト1名、ローバースカウト3名の計4名もが受けました。

時間を割いて指導して下さった神父、指導者の皆さんに感謝です。

IMG_1772IMG_1791今年は例年の交流会がなかったので、教会横のJR中央線沿いの土手の上で持参したお弁当を食べて成城に戻りました。

 

 

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仲間の中で ~マラソン大会~

冷たい風が強く吹き荒れる2月1日。
電車で、または自転車で多摩川の土手に到着した14団スカウトたち。
隊ごとにこれから走るコースや注意事項をリーダーから聞き、マラソンに臨みます。

もちろん一番に走る準備が整ったのはボーイ隊です。
ボーイ隊は…ちょっと大変なコース。五本松を出発して北に向かい、京王線の高架をくぐってようやく見えてくる多摩川原橋を渡ります。すぐに左に折れて多摩川沿線道路を南下。実はこの間には橋がないため、延々走り続けて多摩川指導橋までたどり着かないといけない過酷なコース。一度参加したらもう後には引けないのです。
途中で走り続けられなくて歩いたり、ちょっと休憩を入れて少なくとも1時間半は戻ってこないスカウトが大半だったのですが…昨年は何と健脚班長が52分という驚くべき新記録を出しました。

IMG_1620さて、暖かい陽の当たるところでビーバー隊が輪になって準備体操開始。
一緒に参加してくださったスカウトのパパの音頭での体操は、みんなとっても楽しそうパパももちろん楽しそう。
「おれが絶対一位だもんね。準備体操だって、もうここで始めちゃう」
と、教会を出る前から大はりきりだったスカウトは、ライバルのスカウトともちろんトップ争いです。団の中では一番短い距離だけど、「よーい!」の声を真剣な顔で聞き一斉に走り出します。ほっぺを真っ赤にして一生懸命走った後は、いつものように段ボールすべりで大はしゃぎ。

土手を南に向かって走り出したのはカブスカウトたち。学年ごとに3回レースが行われました。
うさぎレースでダントツ一位となったスカウトは、カブ隊に上進するのをとても楽しみにしていました。
「ビーバーの時より距離が長かった。疲れた~。」
と言いながら、それでもまだ走れそうな余裕を見せてニコニコ顔。
IMG_1627この日カブスカウトたちが手にしていたのは撮りっきりカメラ。10月の活動からスカウトやリーダーの写真を撮りためていて、「ぼくの一番」を選び22日にカブ隊内でコンテストを行うのです。それはそのまま日本連盟のコンテストにも応募するので、リーダーも保護者も「この写真の方がいいんじゃない?」と言いたいのをぐっとこらえ、スカウト自らの感性で選んだお茶目な写真がずらりと並ぶ、とても楽しいプログラムです。
「よーい、スタート!」
走り出すしかスカウトを狙って、あちこちからシャッターの音が聞こえます。
このレースには、記録保持者の健脚ベンチャースカウトが参戦。
「こんな距離は軽いよな。物足りないよな」
などとリーダーたちのからかい声を背に走りだしたのですが、後輩たちの猛烈なスタートダッシュにすっかりペースを崩されてしまったらしく…
「うう、あんなに喰いついてこられるなんて。あいつら、スゲー」
ちょっとくやしい思いをしたみたい。気がつけば、しっかり用意してきた「走りやすい格好」に着替えくまレースに参戦、自分らしい走りをくまスカウトに見せつけてくれました。

IMG_1674お昼の楽しみは、持ってきたおにぎりと、ベンチャースカウトと団委員長が作ってくれた美味しい豚汁。さっきから白い湯気をあげ、サトイモやゴボウやニンジンがぐつぐつ煮えています。
早朝から働いたベンチャースカウトたちもリーダーたちに混じって味見。ちょっと居心地の悪いような大人の仲間入りをしたような変な気持ち。かつては見上げて憧れていたリーダーと同じくらいの身長になって、これからの活動や進級の話をしたりするなんて夢みたいです。
「ボーイが帰って来たぞ!」
え?もう?誰だ?と言いながらリーダーたちが迎えに走っていく。
なんと1時間と48秒でのゴール!昨年に続く大記録を出した班長は、実はカブ時代は身体の弱い気の優しい穏やかそのもののスカウト。ボーイ隊での活動は厳しいかもしれないと、周りはこっそり心配していたのだけど、なんというたくましい成長ぶりでしょう。
そして、すぐ続いて次長も到着!
5年生になっての入団で、カブ隊は数か月しか経験していないスカウトだけど、「ぼくはボーイスカウトがすき」と自分の意思で決めて仲間入りした強さは並大抵のものじゃない。あっという間に仲間に溶け込み、その一生懸命さで誰からも信頼されている。
「おまえたち、すげーな!」
たくさんのリーダーたちから荒っぽい祝福の言葉をもらうのだけど…ニッコリ笑顔なんてとても見せたくないお年頃。
涼しい顔を装って、しばらく待っても戻ってこない班員の様子を見に、揃って自転車で迎えに出ていく、かっこいいグリーンバーに成長中。

毎年の恒例団行事のステキなところは、一人ひとりの成長がよくわかるところ。
スカウト自身も「去年のぼくよりできるようになっている」と感じられるところ。
そして、先輩を、後輩をそばに感じながら活動できるところ。
たくさんの仲間がいるって、本当に素晴らしい。

そうそう、14団の面々にはとても愛着のあるこの場所を「五本松」と呼んでいるのですが…どうも地図を確認すると調布市にある「五本松公園」以外に五本松の表示はないみたい。
ビーバースカウトのご家族が後から参加しようとして大いに迷ってしまったとのこと。本当にごめんなさい!

ありがとう!ベンチャースカウト ~スカウト新年会~

IMG_14531月18日スカウト新年会がおこなわれました。
高校生年代のベンチャースカウトたちの企画による約2時間のゲーム大会。今年もビーバースカウトからボーイスカウトまでの後輩たちが3班、縦割りのチームとなって、先輩たちの出す難問にチャレンジしました。

まずはチームごとに分かれ、チーム名を決めます。
毎年その時の話題が組み込まれたネーミングに周りにいるリーダーたちが大喜びするので、輪になっての相談にも早くも熱が入ります。とにかくチーム名さえ得点を左右するので、班長次長は真剣モード。最下位になって罰ゲームを受けることになるのは何としても避けなくてはなりません。
で、決まったチーム名が
「デング熱にかかったあけみちゃんの化粧が落ちた」班
「やっと科学者になったんですぅ~。やめるのはダメよ~ダメダメ」班
「やっと新年になったんですぅ~」班
やっぱりあの色白芸人はスカウトたちにも人気があるんですね。
ベンチャー隊の独断と偏見による得点が加算されると同時に、ゲームの中では何度も整列し、『○○班、整列しました。』と大きな声で言わないとならないので、本当に班長は大変。

DSCN0980[1]今年ベンチャー隊が用意したゲームは「命令ゲーム」「震源地」「ジェスチャー」「みかん取り」。
昨年12月の夜回り、成城教会子ども集会、そして1月に入ってすぐのスキー訓練の隙間の時間がベンチャースカウトたちにとって大事なミーティングタイムでした。今年はビーバー、カブ、ボーイとずっと一緒に過ごしてきた3世代がそろっての取り組みとなった強みで、誰が何の役割をするのか、今自分は何をすべきかもあうんの呼吸で進んでいるようです。
5歳のビーバースカウトにもわかりやすくルールを説明したり、そのゲームに必要なものを早め早めに準備したり、控室のキッチンで罰ゲームで出す「納豆のせぷっちんプリン」をうれしそうに用意しながら、ゲームの進行具合のチェックや参加保護者数を数えたり。

DSCN1004[1]めったにないことなのですが、この集会はおやつ付き。
その袋詰めを手伝ってくださった保護者はもちろんですが、デンリーダーもリーダーも、その場にいる全員が14団名物の「みかん取り」に参加して、会場は一気に盛り上がっていきます。
年齢や立場、経験値など問答無用。
目の前にあるチーフを頭に巻き、手を一つ打ってみかんをとったほうが勝ちというこの単純なゲームは、なぜかみんな熱くなり、相手が誰であれ真剣に向き合います。王者の定評あるリーダーが今年も勝つかと言えばそんなことはなくて、今年はビーバースカウトが大健闘で最後まで残っていたりとブロックごとの対戦一つ一つに目が離せません。

初めのうちは「遊んでもらって楽しいな」「お兄さんたちはカッコいい」など、参加するだけでよかったビーバースカウトが、組活動を通して養われた目をもって「もっとこうしたら楽しいぞ」といつのまにか感じるようになっていくのがわかります。
異年齢のチームをまとめ、気を配りながらゲームにも真剣に取り組むボーイ隊の班長達は、チームのボスとしての責任感と「来年は自分はあちら側にいるんだな」を知っています。
「後輩たちが楽しめるように」に心を砕きつつ、お茶目にいたずらも加えながら2時間をまとめていくベンチャースカウトたちにちゃちゃを入れながらも、さりげないアドバイスやフォローをしながらローバースカウトやリーダーが見守ります。
IMG_160319年間の一貫教育の中にいる男の子たちの、たてのつながりや憧れの心、後輩をいつくしむ心は、こんな楽しい2時間の中でも育まれていきます。

片づけもすべて終えすっかり静まり返った集会室で、スカウトだけで解散前のセレモニーをしていたベンチャースカウトたち。
本当にお疲れ様でした!

救い主が生まれた喜び ~成城教会子どものつどい~

DSCN0550[1]クリスマスイブには一日早いけれど、12月23日天皇誕生日に、教会学校・ガールスカウト・ボーイスカウトが力を合わせて聖劇発表と子どものためのクリスマスミサで、クリスマスの喜びを一緒にお祝いしました。

子どもたちにとっては「サンタさんがやってくる!!」というだけでわくわくするクリスマス。
今朝起きてみて、大歓声を上げた子どもたちがいっぱいいたことでしょう。
でも、クリスマスってお愉しみなだけじゃない。
「どうしてクリスマスってうれしいの?」
「イエスという名前の子どもが生まれたことが、どうしてそんなにおめでたいの?」
を、聖劇の役者や語り手として演じることで知り、あるいは感じ、そして理解するための活動ができました。
約一か月間の、本番を入れるとたった4回の活動だったけれど、知らない人とも一緒に何かをやることで親しくなれるし、いろいろなリーダーたちの優しくておもしろいところも発見。
普段は別々の場所でそれぞれの目的を持って活動している大勢の子どもたちだけれど、これまでよりは「こんにちは!」を言える人が増えたのはとってもうれしいこと。
言葉を交わしたこともない人にはちょっと緊張するけれど、それよりも和やかで楽しい気持ちになれ、笑顔を交わせるほうがずっといい。
小さな平和な心だけれど、この輪をたいせつに育んでいけるといいですね。

DSCN0741[1]「成城教会子どものつどい」は、5月ごろから神父さまを筆頭に教会学校・ガールスカウト・ボーイスカウトのリーダーと教会育成部が集まって、「成城教会の子どもたちが仲よくなれるつどい」を企画、月に一度のミーティングを重ねてきました。
一人ひとりもそうだけれど、それぞれの団体のめざすものもいろいろなので、もやもやすることも当然ありました。
それでも、どうしたら理解し合え、歩み寄り、子どもたちのためにできることは何だろうとともに考える時間は、もしかしたらリーダーたちにはなによりの素敵な贈り物だったのかもしれません。
聖劇の脚本を整えたり衣装を用意したり、団体内での共通理解を深めたり、子どもたちがほっとできるおやつを準備したりと、周りを見、歩調を合わせながら、自分にできることを一生懸命積み重ねた7か月間。
「私の気がつかなかったことをあの人がカバーしてくれた!」
「迷走する話し合いの中で、あんな素敵なアイデアを出してもらえた!」
と感謝しながら、時には自分の存在を喜んでもらいながら、お互いを知り、子どもたち以上に「こんにちは!」を言える仲間を増やしていくことができたのですから。

DSCN0768[1]そうそう、ボーイスカウトの子どもたちのけじめある態度がすごい!とたくさんほめてもいただいたんですよ。
誰かが前に立つとさっとおしゃべりをやめて注目をするとか、「集合!」の声に敏感に反応して整列をするとか。普段あたりまえのように行なっている訓練って、こういう時に生きるんだなとリーダーたちも新しい発見だったようです。
演技派のスカウトがいることも分かったし、とにかくボーイ隊のはきはきとした歌声は心配していた教会学校のリーダーを思わずにっこりさせたくらい素敵でした。
本番にはベンチャースカウトが5人もサッとあらわれて、気持ちよく力仕事をしてくれたのもとてもうれしいことでした。

教会学校の一人の可愛らしいリーダーが、
(同じ年頃の子どもたちなのに、Vサイン(カブサイン)を出しているリーダーに一斉に注目したり、誰かが話し始めると黙ってきくことができるボーイスカウトって、なんだかすごい!あのVサイン、いいな。私もやってみようかな。)
と試してみたら、カブサインのことは全然知らないはずの教会学校の子どもたちがスカウトと同じようにVサインを掲げ、注目したのにびっくり。子どもってすごいですね、よく見ているんだなって思いましたって。
どうしても大人は「あっちはあっち。こっちはこっち」などと考えてしまうけれど、あっさりといいところを取り込んでみた優しさと柔軟な心がとってもうれしい一コマでした。

小さな心の平和が成城教会で生まれた日。
あなたも私も、ちがうところがあって当たり前。
それでも一つのことを一緒にとりくんで、知り合って、分かり合えたらこんなに和やかで温かい気持ち。
世界中に平和な日がおとずれますように。
小さな平和の輪を大切に育てて、これからもっともっと大きな輪にしていけますように。

みんなの力で! ~もちつき~

またまた大寒波がやってきて、世田谷の気温もぐっと下がってしまうとの予報。
明日の餅つきはまた寒い中での活動になるんだろうなあ…

P111018214団の餅つきは1970年(昭和45年)に始まったそうなので、かれこれもう44回目ともなる伝統行事。
普段の活動になかなか来られないリーダーや、いろいろな理由で退団してしまった元スカウト・元リーダー、OBにとっても、8月最後の日曜日(結団記念式典)と合わせ、12月第2週目の日曜日は
「なんだか教会もボーイスカウト仲間も懐かしい。ちょっと行ってみようかな。」
と感じられるようで、時々とっても懐かしい顔に会えることがあります。

スカウトにとっては日本の伝統行事にふれる絶好の機会。
今年は教会学校の子どもたち、ガールスカウトと聖劇の練習の合間に「もちつき(もちなで??)」を体験します。
ビーバースカウトは子ども用の杵すらも持ち上げるのは大変で、リーダーの手を借りて何とか10回つくのがやっと…という時代から、毎年毎年体も大きくなって力も強くなり、ボーイ隊の班長次長世代(中学2年生くらい)になると、つき手としてもちょっとした戦力になっています。
ベンチャー、ローバースカウトもたくさん集まってくれそうなので、今年も威勢のよい掛け声があたりに響き渡りそうです。

P1110177賑やかな臼からちょっと離れたところでは、かまどの火がぱちぱちとはぜていて寒空にはまるでオアシス!)、大量のもち米を次から次に蒸しあげています。その隣では自慢のアツアツの豚汁も販売予定。
豚肉はもちろん、ゴボウ、サトイモ、ニンジン、大根と具だくさんの一杯が100円、餅入りは150円とかなりお得なうえ、身体の芯から温まるおいしさです。どこの団でも「うちの団の豚汁〈焼きそば、カレーの場合もある〉はうまいよ!」と自慢したがるのですが、いえいえ、14団の豚汁こそ最高ですよ!
具材は、前日ビーバー隊保護者と団委員会で切っておいたもの。段ボールにどっかーんと運ばれてくる野菜をせっせとカットしていく地道な作業に支えられています。

つきあがったお餅はすぐに奥のテーブルに運ばれて、待ち受けるカブ隊以上の保護者が手際よく丸めていきます。できるだけたくさんの方に来ていただけると本当に助かるこの作業、今や餅を自宅でついて丸めるご家庭は本当に少なくなったこともあり、先輩から後輩へその手さばきが伝えられていきます。もちろん、待ち時間にはいろいろなおしゃべり。ここで得られる情報は、かなり耳よりなものばかり。
P1110184もちのつき上がりを待つ間は、餅をさわってかぴかぴになった手が凍えるような冷たさになるのが本当に申し訳なくも気の毒。今年はリーダーたちが少しでも温かく作業できるよう工夫をしてくれる予定です。
しかも、今年は若手リーダーやスカウトの応援ももらう予定。我が子の将来の姿を間近に見たりちょっと質問したり、顔見知りになれるチャンスです。スカウトを家庭で見守り、リーダーのことも陰ながら応援している保護者にとって、もやもやする時期があったとしてもいつしかこんな風に育っていくんだな…と実感できる瞬間もとても大切ですね。

こうしてできあがったお餅は1個100円で販売します。
もう、待ちきれなくて丸テーブルに座ってその場で食べ始める方も大勢いらっしゃるくらい、14団のお餅は大人気なんですよ。
そしておつりを間違えないように、お好みのお餅パックを手渡す役目はボーイスカウトたち。

明日は14団の仲間がみんなで力を合わせる、素敵な日です。