母の日に

母の日にって届いたプレゼント。みんなのおかげでお母さんでいさせてもらえるのに、ものすごくたくさんの経験をさせてもらえているのに、「ありがとう」は、私の方が言うべき言葉。

どの子もそれぞれの人生の目的や夢をもって生まれてきて、結局は自分の思うままの道を選んで生きている。
まちがいも、失敗も、もちろん大成功も、誰かに評価されることではなく自分のもの、心の糧として、今日もまた生きている。

かつてはああだこうだと、口うるさいことも言ってみたけれど、これでよかったんだって今になってわかる。
お母さんはただそばにいて、子どもたちが話したいときに耳になっていればいいのかもね。

ボーイスカウトに出会ってうれしいのは、「よその子」という境界がなくなったっていうこと。
のびのびと、楽しい気持ちで笑ったり、真剣に何かに取り組んだり、時にはくじけてくさくさしていたりのスカウトたちをちょっと離れたところで、実はばっちり見守っていている。
必要そうなら裏から手を回したり、誰かと相談したりもするけれど、でもどのスカウトもとってもたくましくて、ちゃんと自分で立ち上がる時と場所を知っている。

キラッと光る瞬間に偶然立ち会えたりすると小躍りし、大きくなった元スカウトから「おいおい、大丈夫?」と気にかけてもらえ、ちょいと愚痴をきいてもらったりする。そんな「模擬お母さん」でもいられて、私もとっても素敵な人生だな。

 

2014/05/08 | カテゴリー : 指導者 | 投稿者 : setagaya14