タスキを繋ごう

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縦断リレー公式HPより

この夏、青森・東京間1200キロマラソン(震災の風化を防ぎ、東京五輪の成功祈願のための実施)に参加した同級生から、写真添付でメールが送られてきました。彼は青森から受け継がれてきた汗のしみ込んだ「タスキ」を受け取り、70才以上の老人代表として、日立市内の3.3キロを走破し次奏者に「タスキ」を渡した喜びと満足感を伝えたかったのだと思います。

昭和36年に発足した当14団(発足時は東京182団)は5数年が経過しています。この間神父さま、教会関係者、育成会の方々、リーダー、スカウト等多くの人が目に見えない「タスキ」を継いできたからこそ、今日があるものと思っております。ボーイ隊のみでスタートした団も今やビーバーからフルの隊組織になり盤石なものになったと聞いております。

以前「14団ニュース」に育成会理事の田代さんが「東京オリンピックでのスカウト活動」、西和田さんが「学業とスカウトの在り方」について書かれていました。彼らも「タスキ」を継ぐ担い手であり、彼らのスカウト時代を知る者として感慨深いものがありました。

14団をこれから発展させる「タスキ」をつなげていくのは現役の団関係の方々、リーダー、スカウト、そして、この9月に入隊した新しいスカウトの皆様だと思っております。中核にいる皆さんが、新しい歴史を作る担い手と言えると思います。

学校生活、クラブ活動、受験関連等々スカウト活動に必ずしも十分な時間を割けないのが現実かもしれません。しかし、人間形成という面でスカウト活動を通じて学べるのは計り知れないものがあると思います。学校では学べない何かが、必ずあります。「歴史作り」「自分作り」に現役のみなさんがこれからも頑張ることで、14団が益々繁栄し。今まで以上に新しい歴史と伝統が築かれることをOBとして大いに期待し楽しみにしております。

(OB会 山崎会長よりメッセージ)