BPが生まれた日

0221 52月22日は、100年以上も前にイギリスでボーイスカウト運動を始めたロバート・ベーデン・パウエル卿(BP)が生まれた日。

どの子どもたちも、自分から楽しんでよい人格・健康な心身・優れた技能・愛ある奉仕の心を身につけていけるよう、工夫された独自の教育プログラムをつくった人です。
時間をかけて一人ひとりが自覚をもって社会に役立つ人となって、平和で仲間にあふれている社会を築いていってほしいと願い、青少年や指導者にたくさんの愛を注いできた人でもあります。

たくさん遊ぶこと、友達と一緒に過ごすこと、初めて出会うことにも勇気を持ってチャレンジすること、行動してみること。どんなことも体験したことは身体がおぼえていて、少しずつ自信となり、周りの人たちの中でこそ見つけられる自分らしさも、誇りにつながっていきます。
どれもこれも、ゆっくりゆっくり心と身体を育てていくことばかり。

19年間のボーイスカウト活動で得られるものは、終わりが近づいた20歳を過ぎたころようやく見えてきます。
年齢や性別や性格の違いを問わず、長く一緒に過ごした多くの友人たち。
学校や職場や社会の中で誰かの役に立てる力や技術を備えていること。
リーダーシップをとるだけでなく、うまく進めていける工夫や知恵を持っていること。
人生でのあらゆる選択をするとき、指針を持っていること。
早く早く、もっとよいものへと次々に急がされる現代にはちょっと異質な取り組みかもしれないけれど、とても残酷で悲しい事件を起こしてしまう青少年の報道を耳にするたびに、地域の中でたくさんの人たちに見守られながらのびのびと過ごす時間を贈ることができていたらと考えてしまいます。0221 2

特別な人のための活動ではないボーイスカウトは、子どもたちだけではなく大人にももちろん開かれています。
小学校に入学する前の1月から14団での活動を始めることができます。ただし14団は男子スカウトだけなのですが…
興味をおもちになったら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

2016/02/22 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : AH