夏の賑わいと暑さを避けた9月13~15日の3連休、久しぶりにローバーたちがキャンプに出発。 場所は丹沢なのだけど、どうやら14団の誰も行ったことのない、しかも最後には細い道を徒歩で15分くらい下っていく(ということは、戻ってくるときはのぼり…)場所を見つけたらしく、 「もう、おれだって絶対行っちゃうもんね」 「差し入れはやっぱり肉かな、いつ行こうかな」 「14日の晩なら何とか都合がつくかも」… などと夜襲を楽しみにしていたおじさんリーダーたちは断念してしまい、隊長とスカウトでのめっちゃ楽しい3日間を過ごしてきました。
スカウトたちは小さいの頃から活動を共にしてきた同士。振り返ってみれば15年以上も成城教会に通い続けているので、仲間というよりも兄弟に近い関係になっていても不思議じゃない。 この年代になってくると年齢差も薄まって、あうんの呼吸で和気あいあいのいい関係が作られていて、それをスカウトとしても先輩である隊長がにこやかにゆるーくまとめてみせてくれている。今はローバー隊隊長だけど、ボーイ隊副長の頃は年賀状を隊のスカウト全員に送るマメなリーダーで、ことに気後れしながら出てくるスカウトがいると真っ先に声をかけて、あったかく迎え入れていたっけ。 今の日本人が忘れがちな弱いもの、幼いものをいたわる穏やかで優しい気持ちはどっさり持っていて、誰もがそばに寄っていきたくなる。こんな心こそ、ボーイスカウトが備えていたいものの1つなんだよね。 いいな、いいな、ローバー隊。 キミたちは、14団の、世田谷の、地球の明るい未来。キミたちがエンジンとなって、14団はこれからも走ってゆく。そう、力強く。 こののびのびとした笑顔に、ホントにほっとする☆