ビーバースカウトの頃から一緒に活動してきたスカウトたち。
毎年誰かしらが成人式を迎えているのですが、今年のメンバーはちょっと忘れられない歴史を持っている世代です。
子どもながらに穏やかでにこにこしているスカウト、いつも何かしらお茶目なことをしでかすスカウト、一生懸命なんだけどいつもちょっとポイントがずれてしまってずっこけるスカウト、一人の時間を楽しみたいスカウト…と、結構個性のはっきりした子たちがいて、その中でも自分の大好きなボーイスカウトを友達に紹介しまくった、まるで募集担当のようなスカウトのおかげでカブ隊から仲間に加わったスカウトもいて、多い時には11人がずらりと並ぶ圧倒的な存在感でした。
おとなしく堅実なタイプのくまスカウトから「2歳下の、新入りのうさぎスカウトが全然いうことを聞いてくれない」と苦情が出て、リーダーが緊急うさぎ集会を開いて「キミたちは先輩のいうことをまずちゃんと聞くことが大事だぞ」などと諭される場面もあったくらい。
お互いがライバルというよりは、一緒にいて楽しい仲間だったとみえて、ボーイ隊スカウトとしては異例の速さで菊章を獲得したスカウトが上級班長として隊長を助け、同じ世代の班長次長とうまく連携をとっていた時代はとても印象深かった。
その後転居や部活優先などで団から離れたスカウトもいたものの、山口県で一昨年開かれた世界ジャンボリーに同時に参加して再会を果たしたこともあったね。
ローバースカウトとして関心のあるカブ隊やボーイ隊で後輩のめんどうを見ているスカウトもいるし、それとはまた別に馬の合う3人が一緒に旅行したり、それぞれに興味のあることをバイトや部活で深めながら、実にゆるーくつながっているみたい。
1月9日は誰から言い出したのやら、久しぶりに会える小中学校の同級生もいるだろうに、教会で5人が集合して一緒に世田谷区役所に出かけたという。
彼らにとってはあたりまえ、特別なことではなかったかもしれないけれど、昨日その話を聞いたリーダーたちのうれしがることといったら!
元気に走り回ったり、ケンカになってつかみ合いをしたり、ユニセフハウスに出かけてユニセフのことを真剣に聞いて学んだり、団のオーバーナイトに初めて参加したものの土砂降りで、疲れ切ってチェックポイントで寝てしまったりなどなど、小さいころからのエピソードを共有しあっているリーダーだからこその感激でした。
彼らと一緒にボーイスカウト活動を続けてきてよかったな、彼らの中に教会が一つの居場所として残っているんだなと思えるのもリーダー冥利に尽きるもの。
スカウトを指導し育てるのがリーダーでもあるけれど、また逆もあり。
成人、おめでとう!そして、とっても素敵なプレゼントをありがとう!
私の時は、私、ツッチ、草薙さんの3人が皆さんのお祝いを受けました。
もう、40年前の事ですが・・・。
弥栄!
渡邉さま☆一生に一度の記念すべき日、一人ひとりに思い出がありますよね。それにしてもOBの渡邉さんが14団HPを読んでくださっているのに感激!ありがとうございます。