水筒が教えてくれたもの

10419052_1520597521495613_7279593363595289843_nプラネタリウムに行ってきたビーバースカウトたち。
「お星さまがいっぱいで、夜みたいに眠くなったでしょ?」と聞くと、「ううん、全然眠くならなかったよ!」「すっごい、いっぱい星が見えた!」「おれね、覚えた星はね…」と口々にしゃべりだす。
ホント、キミたちって巣の中で餌を待っているひな鳥みたい。

お弁当を食べた公園に水筒を忘れてきてしまった…!
きっと、いつものようにおしゃべりに夢中になって手がお留守だったんだね。気がついたリーダーがせっかくたどり着いた向ヶ丘遊園の駅からまた生田緑地にとんぼ返り…とリーダーが話してくれているそばで、教会の外の曲がり角をしょっちゅう見ては気にしている。

「リーダーが帰ってきたら、ありがとう~!ってハグしなくちゃね」
「え…ありがとうは言うんだけどハグはしなくてもいいよ…」ととても困った顔。一つ上のスカウトが「そうだよ、ありがとう~!で、ハグ」と言いながら手を広げて近寄ってきたので、(まあ☆なんてうれしい♪♪)と熱烈なハグを期待していたのに、するりと身をかわして「いや、やめておこう」だって。あら~、残念。

「あ、帰ってきた!」
はじけるように飛んで行くスカウトに続いて、みんなも一斉に走り出してお出迎え。なにやらリーダーとみんなから離れ二人で話をして、うれしそうにちょっと照れた笑顔。よかったね。

何気ない時間にたくさんのことを感じているね。うまくいったことも失敗も、無駄かなと思うことも、みんな心の栄養になる。