10月4日。朝からよいお天気に恵まれて、成城教会には続々とスカウトやリーダーが集まってきました。
昨日は隊のリーダーもスカウトも新しいメンバーになって、初めての集会。
真新しい制服でちょっと得意そうにやってくる「一年目」スカウトに混じって、ローバースカウトもたくさん。
ビーバー隊・カブ隊・ボーイ隊に5人~6人配属されていて、一緒に活動しながら後輩のめんどうを見たり遊んだりするお兄ちゃん役です。
小さいスカウトにも保護者にも、もしかしたらとっても大きくりっぱに見えちゃう彼らも、ついこの前までは遊んでもらう側。小さなスカウトの一人でした。
ぶんぶん振り回してもらって遊ぶのが大好きな子、ちょっと乱暴なことは苦手な子、すぐにうちとける人懐っこい子、じっと様子を見ているだけでも楽しい子・・・どの子も楽しい思いだけではなく、さまざまな活動を通してがっかりしたりくやしかったり、ものすごくうれしかったりを味わい、自分の頭で考えながら成長してきました。
一人ひとりの個性はそのままに、家庭で、学校で、そしてもちろんボーイスカウトでいろいろな体験を積み重ねてきて、
「自分が楽しく過ごしてきた分、どこかで恩返しがしたいな」とか
「これからも仲間と一緒に過ごしたいな」とか
「あこがれだったあのリーダーと一緒に活動を続けられる!やった!!」といった思いを胸に集まってきています。
小さいスカウトにはしてあげることがいっぱいあるかもしれないけれど、実はそれが自分を育てることにもつながっている。
自分の行く先にも、また来た道にも歩き続けているスカウト仲間がいて、年上とか年下は関係なくどういう過ごし方をしているのかをたくさん見て、知ることができる。
ボーイスカウトでの活動だからこそはっきり感じられる、人と人とのつながりの豊かさ。
大きくなっても、まだまだ成長できることがたくさんあるんだね。