ボーイ隊リーダーレポート その1

夏キャンプとしてカトリックスカウトキャンポリーに参加し、本日16日、全日程を無事に終了し帰京しました。
場所は静岡県御殿場市の「国立中央青少年交流の家」、参加人数は約1,200名、日本のみならず、米国、ドイツ、韓国、台湾、タイ、マカオなど海外からの参加スカウト100名弱も含まれており、国際色も帯びたキャンプ大会でした。
期間中、一時体調を崩したスカウトもおりましたが、大事には至らず、順調に予定されたプログラムを消化し、全員元気に帰ってくることができ、引率リーダーとして安堵しております。

今回参加の中で最上級生となる3年目のスカウト4名(中2)が、本当によく頑張ってくれました。どうしたら班が上手く運営できるのか試行錯誤しながら、リーダーシップをとってくれまして日々成長が感じられました。
また、1,2年目のスカウトも不慣れな面もある中、一所懸命やり遂げてくれまして、達成感や自信に繋がったのではないかと思っています。少しでも今回のキャンポリーが、スカウトそれぞれの心身の成長の一助となればと願って已みません。

ボーイ隊の年代は、親との会話を億劫がり(拙宅でも同様です。。)、「キャンプどうだった?」「別に。。。」となりがちな面もあると思います。ご自宅での会話のきっかけになればという思いも含め、時系列でキャンポリーの様子をご報告いたします。全体の様子・概要のみですので、個々のスカウトの様子につきましては、またの機会にそれぞれお話させて頂ければと存じます。

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8月12日金曜日
<キャンポリー第1日め>
参加スカウト11名、成城教会に集合。予定通りの電車・バスの行程にて10:40に会場到着。
昼食後、テント設営開始。各班それぞれテント一張りずつ設営して、以後、4泊5日、そのテントで寝泊り。テント設営でも3年目スカウトの率先垂範が見られました。

その日の夕食はごはんとすき焼き。
基本的に食事は大会本部から配給される所定の食材で調理します。14団だけのキャンプですと、各班、リーダー
別個に炊事しますので、最悪、上手く飯が出来ない(泣)、という事態もありえますが、今回は全員分一緒に炊事しますので、ややリーダー主導な面もあり、スカウトにとってはかなり楽だったのでは。。

夕食の後、19:30からの開会式に参加。1,200人が野外広場に一同に会し、ライトアップされたステージ、参加各国の国旗、日本語と英語併用での進行とキャンポリーならではの雰囲気です。大人でも高揚感が感じられ、スカウト達も刺激を受けてくれればなーと思いながら参列しておりました。

開会式後にはシャワー室でシャワーを浴び、就寝。

初日のみならず毎晩寝る前にミーティングを行います。班長次長を集めて行うことが多いのですが、この会議を結構重視しています。昼間は活動の忙しさにかまけてしまうのですが、寝る前の夜の静寂の中、ランタンを灯し、その日の反省や感じたことなどをスカウトに話してもらい、リーダーからもアドバイスや参考になる話をします。
自然の暗闇の中、落ち着いた雰囲気で自分を見つめる良い時間になればと思い、リーダーから何を話そうか、少しでも響いてくれればと考えています。初日は緊張と高揚感の中、夜が更けてゆきます。