4月16日は復活祭でした。
一般には「イースター」でだいぶ浸透してきましたが、キリスト教の教会においては特別な日。
ボーイスカウトもガールスカウトそして教会学校の子ども達と合同でミサに与りました。
このミサの中では教会学校に通う女の子一人が洗礼を受けました。
普段見ることの無い洗礼の儀式、スカウト達はとっても興味深そうに見守っていました。
ミサが終わるとお御堂の出口のところでガールスカウトの手により、参列者ひとりひとり(大人も子どもも関係なく)にお菓子が配られました。
例年ですと卵(ゆで卵に飾り付けしたもの)を配っていたのですが、今年はお菓子になりました。
お菓子に代わっても準備は大変。前日の土曜日に何人ものリーダーや教会関係者が集まって袋詰めをして用意したそうです。
その中には団委員長もいたとか。
ミサの後は小学生以下のスカウト達お楽しみのエッグハンティング。場所は教会の近くの公園です。
ただ探すのではなく、ボーイスカウト、ガールスカウト、教会学校の子ども達総勢50人あまりをシャッフルして4チームを作り、チーム毎に全員が探し出す時間を競うチームワークを競うゲーム性ももたせてあります。
卵は予めボーイ隊が隠しに行きました。
探すのは一人2個づつ。1個は自分のため、そしてもう1個は親でも、兄弟でも、友達でもいいから日頃の感謝を込めてプレゼントするために探しました。
無事みんな2個づつ探すことが出来、笑顔がいっぱいでした。
エッグハンティングの前には復活祭がどういうものなのか、教会学校のリーダーが手作りの紙芝居でお話してくれました。
教会に集う子ども達がその所属する団体を超えて合同でする活動。何年も続けてきた成果が出始め、最近ではお互いに打ち解けるのが早くなっています。
神父様もこのことは非常に喜んでいらっしゃいます。
さて、カブ隊やビーバー隊がエッグハンティングを楽しんでいる頃、ボーイ隊、ベンチャー隊は春キャンプの後始末。
教会の庭中にテントや備品を広げ乾燥と片付けです。
とんでもない大雪に見舞われたキャンプ。テントのポールなどは見るも無惨なものです。
ボーイ隊長の話によると、大雪でテントがつぶれ寒さの中落ち込むスカウトもいれば、異常にテンションが上がり雪合戦をしだすスカウトもいたとか。
いづれにせよ、滅多に無いキャンプとなり、スカウト達はまたひとつ逞しくなったことと思います。
夕方前には全ての片付けが終わり、キャンプそのものは3日間ですが、全体では長い春キャンプがやっと終了しました。
お疲れ様でした。
あ、スカウトは報告書、書いたのかな。
(TT記)