8月最終日曜日の夕方は

そういえば、ずいぶん顔を出していないなあ。
ネッカチーフをつけてみんなで一緒に活動していた時はあたりまえのようだったけれど、あの日々はなんだかとっても楽しかったなあ。
年に一度くらい、薪の燃えるにおいと灯りの美しさ、静けさとはじける笑いのなかにいてもいいよなあ。
普段はなかなか行けないけれど、夜のその時間なら行けそうだし。
誰か知っている人はいるはずだから、のぞいてみようかな!
団の活動からは離れてしまっていても気持ちはやっぱりつながっていたいと思う何人かが、今年もやっぱりふらっと訪れてくれた結団記念式のひととき。

 

 

 

 

 

 

ボーイスカウトの活動は、教会に集まって何かに取り組んだり仲間と相談したり、時には外に出て誰かの役に立つことをしたりといろいろだけど、ここで身につけた力や自信を普段の生活の中で発揮できないのではつまらない。
たとえば、学校で出かける移動教室や修学旅行。
カブスカウトたちは、もうとっくに必要最低限のグッズを自分で考えて用意することができるし、とんな風にリュックに詰めておけばばよいか(お風呂セットを作っておくとかね)も知っている。
宿舎では、朝起きた時に布団やシーツをたたむこともできるから、周りに困っている友だちがいたらちょっと手を貸すこともできるしね。
委員会や部活、学校行事などみんなで力を合わせる場面でも、いつの間にかリーダーシップをとっていたり、「あいつと一緒にいると楽しいし頼りになる」と感じてもらえるメンバーになっていたり、こなさないといけない課題を前にぼうぜんとしてしまうより、どうやったら進めていけるかを順番に考えることができたり。
目に見えない力は共に過ごした仲間と一緒にいることで身についたものだから、やっぱりどうしたって教会が懐かしくなるんだね。

さて、9月。
今月末はいよいよ上進式です。
新しいメンバーでの活動が始まります。
これまで知らなかった自分と出会い、素敵な発見がたくさん訪れますように。