競争心から生まれるもの

4月28日(土)~30日(祝月)に八王子のひよどり山キャンプ場で行われた、第17回日本スカウトジャンボリー事前キャンプでのこと。

14団ベンチャースカウト2名、ボーイ隊スカウト4名は、世田谷10団・19団・23団・24団との合同隊・班編成で、10団榊原隊長の率いる派遣隊第2隊での参加となります。
普段14団ボーイ隊は2班編成で活動中ですが、今回のジャンボリーからベンチャースカウトも派遣隊に所属するため班内の年齢層が厚く、またそれが4つもある大きな隊とあっては、自然とお互いの様子が目に入ってくる環境。
しかも一つの班に与えられる空間は必要最低限の広さで、隣同士が隙間なくくっついているとあっては、
「あ、やばい、ちょっと遅れているかも!」とか
「よし、今回はどこよりも早く火がついたぞ!」とか、
「今のうちにこれをすませておこう」などなど、あちこちから声が聞こえてきてしまいます。
普段の14団でももちろん自分たちのくんだタイムスケジュールに合わせて、手早くすべてを行おうと頑張ってはいるのですが、ちょっと残念なのがおっとりしているところ。
そんな足りない競争心が刺激されてか、一緒に過ごしたスカウトたちがそれぞれにきびきびと食事の準備をし、回を追うごとに手早く準備を完了!
「いただきまーす」の声がだんだん早く聞こえるようになりました。

勝ち負けにこだわるのではなく、また誰かに指示されて動くのでもなく、似た境遇の仲間をすぐそばに感じることによって内から湧いてくる競争心がスカウトの行動や表情も変えていく。
だからボーイスカウトって素晴らしい☆☆