みんなの力

カブスカウトたちの人気者、清隊長の結婚式が7月6日カトリック成城教会で行われました。
お嫁さんはガールスカウト東京都第58団ブラウニーのリーダー。
山本神父さまのバックアップもいただいて、6月からガールスカウトのみなさんと「何かお祝いをしようよ」と話し合いを始め、多目的ホールでお祝いの会を開くことが決まりました。

14団にも手先の器用な女性リーダーはたくさんいるのだけど、それでもガールスカウトのみなさんのきめ細やかさには舌を巻くことばかり。例えば軽食の「フルーツ盛り合わせ」は「彩りよく盛り付けられた一人分ずつのフルーツカップ」になり、ピンクの色画用紙が「立体的に折り曲げて一つ一つ作り上げた花」となってあちこちに飾られ、ホール入り口はピンクの風船とフレッシュグリーンがふわふわ揺れながらお客さんの会場入りを待っているのです。いやはや、すごーい!のひとことです。

もちろん14団も全体の流れを組み立て、式次第を用意したり受付や誘導を担いましたよ。
一番素敵な光景だったのは、新郎新婦が聖堂から多目的ホールに移動する際に盛大に舞ったピンクのバラの花びらを、みなさんがホールに入ったと同時に清隊長のスカウト時代からの仲間たちがさっと箒を手にし、礼服のままあっという間にきれいに掃除してくれたこと。
みなさんからのメッセージと写真をアルバムに可愛らしくまとめて、後日隊長に渡してくださったのはガールスカウトの保護者でもあるデンリーダーのお一人でした。会が終わった後も頑張ってくださってありがとう!!

お式を進行してくださった方が
「スカウトって素晴らしいね。こんなに大掛かりなことを楽しそうにこなせてしまうのは圧巻です。」
とおっしゃってくださいました。
同じスカウト活動を展開しているとはいえ、女性の特質を伸ばしていくガールスカウトと、おきてにあるように人としてどうあるべきかを意識していくボーイスカウトは、その理念や方法に違いがあってあたりまえ。
成城教会のボーイスカウトとガールスカウトは、お互いのよいところを尊重しあい、理解しようと努力し続けているところが素晴らしいのです。

誰かのために、なにか自分にできることを。
あなたがいるから、私も楽しい。
小さなことでも、みんなの力がまとまるとすごいことができちゃう。
準備はもちろん、当日それぞれの持ち場で大活躍をした、14団と58団のみんなの力に、乾杯!
そして、清隊長。
ご結婚おめでとうございます!

2019/08/06 | カテゴリー : 団行事 | 投稿者 : AH