カブスカウトの写真コンテスト

1743550_1474620909426608_485714552_nカブ隊「写真コンテスト」に潜入。お互いの作品の鑑賞タイムだったので、そーっと入り込む。

「わ、この写真おもしろい!」いきなり現れて輪に交じっている私に驚きもせず、「あのね、あっちの写真がおもしろいんだよ」とか「これ、誰だかわかる?」と当たり前のように話しかけてくれるカブスカウトたち。
はにかみ屋のスカウトも、うふっと笑いながら自分の写真の好きなところを話してくれる。

発表の順番を決めたり、投票結果をまとめるのは組長の役目。すっくと立った3人の背の高さと機敏さにびっくり。みんな小さくて、先輩たちの後ろでもたもたしていたのに。しっかりしてきたんだなあ…と感心している横で、次長たちがおふざけが過ぎてリーダーに一喝されている。これでこそカブスカウト!元気があっていいよ。

1622826_1475762505979115_78990509_n10月の新年度早々に一人一つ「とりっきりカメラ27枚撮り」を渡され、いくつかの活動で写真をとってもよいことになっていて2月には持ち帰って現像し、「ぼくのいちばん」を2枚きめて2Lサイズに引き伸ばした写真を持ってくる。組ごとにみんなの前に出て、一人ずつ立ちあがって、「題名、いつ撮った写真で、どこが自分は好きか」を発表していく。初めのうちは緊張で言葉少なだったり、笑ってしまったり。でもくまスカウトはさすが、だいぶん慣れてるね。

投票の集計ももちろん組長の任務。リーダーに手伝ってもらいながら一枚ずつ名前を読み上げ数えていく。上位3人はリーダーから花をつけてもらい、隊長から表彰グッズをもらえるので組長たち自身もわくわくしてしまう。
スカウト目線は大人の判断とはちょっと違っていて、とても興味深い。なにが正しくてかっこいいかなんて、たぶん誰にも決められないのにはねられてしまうこともあって残念。その点、この写真コンテストはスカウトの持ち味が全面的に出るのが素敵なところ。毎年行うことで自分の成長をちょっと感じられる、カブスカウトのお気に入りのプログラムです。