本日の集合は6時。
カブスカウト10人は、ガールスカウト東京58団のみんなと一緒に6時半には貸し切りバスで成城教会を出発する予定。
デンリーダーたちも大きな荷物を抱えて集まってきます。
「うちの前で近所のリーダーと5時半に待ち合わせだったのに、起きたら5時半だったの!もうそれから大慌て」
「あ、ワッペンを縫いつけてくるのを忘れちゃった!」
「体調がすぐれないスカウトから欠席の連絡がありました!」
「ママ。私がスカウトなんだから、ママが荷物を運ぶのはおかしいの。私が持っていく。」
「今日は見送りだけですか?一緒に行きましょうよ~~、寂しいじゃない」
「おーい、大きな荷物の忘れ物はもうないか?」
などなど、カブ隊もガールスカウトも一緒になって集合からそれはそれはもう、にぎやかなこと。
それにしても、同じ教会で活動する二つの団体がこうやって仲よく過ごせるのは、あたりまえのようで他ではなかなか難しいらしい。お互いを尊重し、「ちょっとどうなの?」と思うようなことには目をつぶり、本筋を忘れないでいるから実現できているのかもしれない。
どんなに親しくても礼儀を忘れないで接すること、違う団体だからこそ力を合わせると喜びも大きいということを知らず知らずのうちに学べる場でもあるのですね。
「一人遅刻の連絡がきました!どうしよう、10分くらい遅れて到着するみたいだけど、バスに待ってもらいます?」
とっさの判断を要求されることが往々にしておこるもの。
こんな時、周りを見て冷静に判断をするのにはやはり何度もこういった経験をしている(聞いている)ことが生きてくる。
「ぎりぎりまで待ちましょう。もしもの場合は伴走車に乗り、パーキングで合流。」
今日お誕生日の、カブ隊長の決断。
渋滞にも拘わらず時間通りに大型バスが到着すると、リーダーの指示ですぐに大きな荷物を運び始める。
個装は自分の手に持って・・・などと指令が出ているカブ隊と、とっくにバスの右側に整然とおさまっているガールスカウトたち。
「早くトイレに行って来い」などと言われながら、まだぼんやりしている男の子との違いがこんなところでも明らかなのがおもしろいな。
パパの猛スピード運転のおかげで遅刻も目立つことなく、無事みんなを乗せたバスは、6時38分に無事出発しました。
今日は激しい渋滞が予想されるため、できるだけ下の道を通っていくとのこと。お昼前に到着できますように。
御殿場のキャンポリー会場にはすでにたくさんのスカウトたちが集まり、昨夜は開会式もにぎやかに行なわれたもよう。
カブ隊もガールスカウトも、たくさんの「びっくり!」「楽しい!」を味わって来てね。
バスから降りたらそこには日本中、海外からもスカウトが集まる1つの村! キャンポリーの醍醐味を楽しんできてほしいですね。
スカウトたちの一生の思い出になるべく奮闘してくださった本部、団、関わったすべての方に感謝です。