9月1日。カブ隊ってどんなところかな?を上進前に体験するプログラムが行なわれました。
緑豊かな公園でも日陰にいてもげんなりする暑さなのに、組長たちが張り切っているのは…今日は「ビーバースカウトのカブ隊体験」の日だから。ぼくたちのカブ隊は楽しいよ!ちゃんと上進してくるんだよ!の気持ち満々。
この日の参加ビーバーは3人だったので、一人ずつが組に入って早速組集会。ビーバー隊の中ではしっかり者のビッグビーバーたちがみんないきなり「ちびっこ」になってしまい、緊張しながら自己紹介している姿はもうおかしいやら可愛いやら。組長がとっても優しく接しているのを見ても笑えてしまう。くまスカウトたち、3年前は同じように小さかったけれど、決して物おじせず何やらとっても張り切っていた記憶が…。彼らのその勢いはそのままカブ隊でも引き継がれ、のびのびと育てられているのを実感。
まずはお決まりの関所ゲーム。組対抗なので走る順番を決め、作戦を組長から授けられてスタートラインにつきます。「用意、ドン!」でスカウトが走り出すと、なんと20m位先で関所になっているデンリーダーたちが一斉に全速力で逃げ出していく!広い公園をてんでばらばらの方向に逃げるデンリーダーをスカウトも負けずに追いかけて、捕まえたところでようやくジャンケンができるという激しいゲーム。夏舎営で始まった「逃げる関所ゲーム」は、待機しているスカウトたちも声を限りに応援してものすごい盛り上がりよう。いや、今年のデンリーダーたちの元気のよさは圧巻。
その後もゲームが続き、ビッグビーバーも汗びっしょりになりながら、一生懸命走ったり応援の仲間に入ってとても楽しそう。こういう時間の積み重ねがスカウトたちの心と身体を育むのはもちろんなんだけど、長い時間をかけて横や縦のつながりをちょっとずつ強めていく。これをしたから、あれをやったからすぐに成果が出るものではない分、子どもの時からともに過ごした濃密な時間が作り上げる絆ってきっとものすごい宝物。ベンチャーやローバーたちのあうんの呼吸が何よりの証拠だね。
それとはちょっと違うけれど、大人になってからボーイスカウトと出会った私にも、年齢やスカウト経験の有無を超えたくさんの人たちと心を通わせられる幸せなチャンスがいっぱい。また新しい一年も頑張るぞー!!