最近の活動

日々成長するスカウトたちのようすを中心にご紹介するブログです。

活動ブログ一覧

ダーツの旅 ~上北沢から寺町 2組の旅~

今年のカブ隊では「ダーツの旅」が大きなテーマの一つ。
テレビ番組からヒントを得て、まずはダーツを投げてどこに行くかを決め、それからその場所のことを下調べをし、実際に出かけた先では写真を撮ったりメモを取ったり、カブスカウトならではの視点での記録をとり、そしてA4ファイルに報告書を作るという、一連の流れとなっています。

4月15日に上北沢に行くことが決まった2組は、組集会でお寺がたくさん集まっている寺町を発見。
ちょうどカブ隊を体験に来ていた新しい友達も一緒に、五月晴れの5月6日意気揚々と出発していきました。
自分たちで決めて調べて出かけていくので、
「今日はどこに行くのかな?そして何をするのかな?」
なんて、のんきな気持ちのスカウトは誰もいません。
それでも、寺町の中のりっぱな池にひしめくカメたちにびっくりし、大きなウシガエルがゲコゲコ鳴いている姿にもビックリ。
読んで知っていることと、実際にそこに行って感じることは全然違うのですね。

芦花公園まで回って戻ってきたスカウトたちは、ちょっとヘロヘロ。
隊長に聞くと11㎞以上は歩いたのだそう。すごいね!よくがんばってきたね。
「もう、ずっと歩いていて本当に疲れたよ!」
という口元は、ちょっと得意そうににっこりしていました。

さて、来週は楽しみな報告書作り。
どんなファイルが仕上がるか、みんなで楽しみに待っていますよ。

競争心から生まれるもの

4月28日(土)~30日(祝月)に八王子のひよどり山キャンプ場で行われた、第17回日本スカウトジャンボリー事前キャンプでのこと。

14団ベンチャースカウト2名、ボーイ隊スカウト4名は、世田谷10団・19団・23団・24団との合同隊・班編成で、10団榊原隊長の率いる派遣隊第2隊での参加となります。
普段14団ボーイ隊は2班編成で活動中ですが、今回のジャンボリーからベンチャースカウトも派遣隊に所属するため班内の年齢層が厚く、またそれが4つもある大きな隊とあっては、自然とお互いの様子が目に入ってくる環境。
しかも一つの班に与えられる空間は必要最低限の広さで、隣同士が隙間なくくっついているとあっては、
「あ、やばい、ちょっと遅れているかも!」とか
「よし、今回はどこよりも早く火がついたぞ!」とか、
「今のうちにこれをすませておこう」などなど、あちこちから声が聞こえてきてしまいます。
普段の14団でももちろん自分たちのくんだタイムスケジュールに合わせて、手早くすべてを行おうと頑張ってはいるのですが、ちょっと残念なのがおっとりしているところ。
そんな足りない競争心が刺激されてか、一緒に過ごしたスカウトたちがそれぞれにきびきびと食事の準備をし、回を追うごとに手早く準備を完了!
「いただきまーす」の声がだんだん早く聞こえるようになりました。

勝ち負けにこだわるのではなく、また誰かに指示されて動くのでもなく、似た境遇の仲間をすぐそばに感じることによって内から湧いてくる競争心がスカウトの行動や表情も変えていく。
だからボーイスカウトって素晴らしい☆☆

日本スカウトジャンボリー 準備開始

8月4日から10日まで石川県珠洲市「りふれっしゅ村 鉢ヶ崎」で開催される第17回日本スカウトジャンボリー。
「冒険 ~能登のチカラ未来へ~」のテーマのもと、全国のスカウトが集結する国内で行われる4年に一度の大きな大会です。

この大会に参加する世田谷の小学校6年生から高校生年代のスカウトの事前キャンプが4月28日から3日間で行われます。
もちろん14団から参加する2人のベンチャースカウト・3人のボーイスカウトと、彼らが所属する隊のスタッフとしてリーダーも参加予定です。
14団は世田谷8団・10団・19団・23団・24団・25団のスカウトとともに「派遣隊第2隊」を編成し、榊原隊長(10団)のもとで7日間(出発は前日夜なので、性格には7泊8日)を過ごします。

長期間自宅を離れ、しかもいつものメンバーではない仲間とテントで生活を送りながらさまざまな体験を楽しみ、友情の輪を広げるためには、なんといっても基盤固めがたいせつ。
同じ世田谷のボーイスカウトでも団によって歴史も雰囲気もそれぞれの特徴があるだけでなく、スカウト一人ひとりにも得意なこと、苦手なこと、またその人らしいペースがあるので、きっと「へー!」「そうなんだ!」にもたくさん出会うことでしょう。
もしかしたらいつものキャンプ以上に気疲れしてしまうかもしれません。
でも、そこを乗り越えてお互いの役割を見出し、困った時もユーモアで解決できるようになったとき、ものすごく大切な宝物を手に入れるのだと思います。
いろいろな人がいて、でも、だからこそ楽しい。
誰もが未熟な存在、助け合えば前進することができる。

これまでそれぞれの団で培ってきた「仲間づくり」の力を存分に発揮して、次に会うのが楽しみになる、そんな時間になるといいな。

世田谷の派遣隊のテーマは「きときと世田谷」。
新鮮・気力が充実しているという意味の、北陸地方の言葉です。
きときと派遣隊第2隊、頑張ってきてね!

上から読んでも下から読んでも 

5月13日(日)13時から15時まで、カトリック成城教会で今年もボーイスカウトとガールスカウトの一日体験日「スカウトフェスタ」をおこないます。

ボーイスカウトもガールスカウトも、とってもよさそうな活動をしているみたい…となんとなく知っているけれど、本当のところはどうなのかな?どんな人がいて、どんな活動をして、それからどういうふうに子どもたちが成長していくのかな?と思っていらっしゃる方にはもってこいの一日です。

今年のテーマは「新聞紙」
ボーイスカウトもガールスカウトも、手元にあるもので楽しく過ごせるように工夫をするのが得意です。
新聞紙を使って、こんなにおもしろいことができちゃう!
しかもみんなで協力して、わくわくのゲームになっちゃう!
5歳以上のお子さんと一緒に遊ぼうと、ボーイスカウトもガールスカウトもとっても楽しみにしていますよ。

もちろんスカウトフェスタの前にも体験・見学ができますし、その前に保護者の方への説明も対応しています。
気になるな…と思われたら、どうぞお問い合わせを。

スカウトフェスタのご参加申し込み → info@bs-setagaya14.org

今年もスカウトフェスタに 遊びに来てね!

いつもは4月下旬に開催しているスカウトフェスタ~ボーイスカウト・ガールスカウトの一日体験~ですが、今年の開催はゴールデンウイーク後の5月13日です。
5歳以上のお子さんなら男の子も女の子も、ぜひ遊びに来てくださいね。

「うえからよんでも したからよんでも しんぶんし」が今年のテーマ。
読み終わるとちょっとよれよれになって、最後にはゴミとなってしまう新聞紙ですが、ボーイスカウト・ガールスカウトの手にかかると立派なゲームのツールとしていきいき輝いちゃいます。
キャンプには絶対に欠かせない、スカウトの強い味方でもある新聞紙を使って、一緒に遊びましょう。

地域での社会体験は、自ら求めないとなかなか手に入れられない貴重なもの。
子ども時代に身につけた社会性は、大人になってからとても役に立ちます。
ボーイスカウトもガールスカウトも、一人ひとりがのびのび巣立つ素晴らしい活動です。

スカウトフェスタのご参加申し込み → info@bs-setagaya14.org

 

リーダーたちも、晴れ晴れと出発!

毎年この時期に行なわれる春キャンプは、カブ隊は2泊3日でボーイ隊、ベンチャー隊は3泊4日を予定しています。

今の時代は子どもたちも予定がたくさんあって、この日を確保するのにも調整が必要なのですが、様々な職種・働き方のリーダーたちにとって全日程をキャンプにあてるのはとても大変なこと。体調悪く、また急な用事が入って参加できなくなることだってあるので、当日朝までリーダー間の連絡は続きます。

仕事の都合で途中で帰宅せざるを得ないリーダーもいるので、そのつなぎをどうするかも悩ましい。
スカウトの方も学校や部活、塾の都合での入れ替わりもあり、その引率や出迎えの段取りもすませないと。
隊の備品を運び込むため車はどうしても必要だし、誰もが運転できるわけでもないしで、車と人の貸し借りの調整もしておきたい。

カブ隊にはこの土日でビーバー隊隊長が、ボーイ隊キャンプ最終日の撤営・引率での山下りにはベンチャー隊副長が急きょ駆けつけてバックアップ。車も人も出迎えも全部クリアになって、晴れやかに出発することができました。

「ないからできない」、「難しいから危険だからできない」のではなく、「どうしたらうまく進められるか」を考え行動することや「助けて」といえる仲間を持っていること、自分のできる役割を冷静に判断し実行できることは、ボーイスカウトを通して身につけられる大きな力。
困った時こそ力を蓄えられる、絶好のチャンスです。

2018/03/24 | カテゴリー : 指導者 | 投稿者 : AH

ボーイ隊とベンチャー隊、今年もBOSCOに出発

昨日のカブ隊に続き、今日はボーイ隊とベンチャー隊が丹沢でのキャンプに出発しました。

集合場所の教会入り口までは自家用車で送ってもらっても、そそくさと荷物と一緒に車から降りてつまらなさそうな顔つきでやってくるのがボーイ世代ならではのおもしろいところです。

同じキャンプ場でも、別サイト、別プログラムで過ごすベンチャースカウトになるとそういう意地はとっくになく、大きなアタックを背負って自転車でやってきた、久しぶりに会う仲間と余裕ある表情で笑っています。

今日は蓑毛からキスリングを背負って山登り。
身体のまだ小さいボーイ隊スカウトにはその山道が永遠に続くような絶望感いっぱいで、かなりつらい時間になります。出発前から軽い個装リュックだけならどんなにいいかと小声でぐちをこぼしあっていたけれど、去年のキャンプ中のドカ雪を知っている君たちには、今年の残り雪など大したことではないのと同じで、去年より今年、そしてさらにその先はもっともっと楽になるはず。
そしてつらい体験を乗り越えたことは必ず自信になって、自分を助け励ます力が湧いてくるよ。

春の息吹と自然の力強さを感じながら、元気で4日間を過ごしてきてね!

愛宕山でのダーツの旅

春休みに入ると同時に、14団ではキャンプが始まります。

今日はカブ隊が愛宕山にむけて出発しました。
まだ眠そうにお母さんに手を引かれてやってくるスカウトも、朝から元気で中庭のブランコでまずはひと遊びするスカウトも、みんな先週のうちに準備しておいた大きな荷物を車に積んでもらいます。

通勤時間なので、リーダーたちはバスタまでの電車が一番心配。出発前には隊長から改めて、満員であること、ドアが開いて一度降りたとしてもまた乗り込むこと、まちがっても代々木上原で千代田線に流れていかないようにと話がありました。
引率するリーダーたちはもちろん気をつけますが、万一ご迷惑をかけてしまったらごめんなさい。

昨日スキー合宿から帰ってきたばかりのスカウトも、カブキャップを忘れてしまったスカウトも、寂しい気持ちを堪えてやってきたスカウトも、みんなみんな楽しく過ごしてきてね!
すっかりおなじみのダーツの旅も、知らない場所だからこそきっといつも以上にドキドキするね。
組のみんなと一緒にご飯を食べて、同じ部屋で過ごして、もっともっとなかよくなれるといいね。
たくさんのびっくり!おもしろい!チャレンジしたい!を感じて帰ってきてね。

モグラ先輩に会ってきました!

18日は、多摩動物公園にでかけ、ビーバー隊のみんなの好きな動物めぐりをしてきました。
隊長からの指令の通り、広い園内をたくさん歩きましたよ。

見学に来てくれた2家族も一緒に、チンパンジーがロープからうっかり落ちたシーンや、キリン観察中にみつけた思いがけず長い舌にびっくり!
わしが優雅にはばたく姿や、オランウータンの激しい動きに目を奪われながらも、11時近くなるとエネルギーが切れてきたのでちょっと休憩してアメを一つ。これでまた元気回復です。

ビーバースカウトたちはみんな違う学校や幼稚園に通っていることもあり、ゆっくりお互いを観察していたところがあったのだけど、この日はなんだかとっても楽しくなっちゃってたくさんおしゃべりを始めていて、リーダーたちはみんなとってもうれしそうでした。

アップダウンもあって、午後からはちょっとペースも落ち気味。
それでも、やっぱりモグラ先輩に会いに行かなくっちゃ!
疲れた…を連発していたスカウトたちでしたが、モグラの家に住むモグラ先輩語録を読んだりモグラの穴をたどったり、すっかり先輩の大ファンとなりました。
もちろん、一番喜んでいたのは隊長でした。

 

 

モグラ先輩に会いに行こう!

3月4日のビーバー隊の活動中。

「みんなの好きな動物はなに?」
隊長の質問に、スカウトたちは目をキラッキラさせて「キリン!」「ぼくもキリン!」「オオカミ!」
見学に来ていた年長くんは「ぼくはね、タカが好きだよ!」とのこと。
今度の活動日は、多摩動物公園にハイキング。
みんなの好きな動物めぐりをすることにしていたので、年長くんと一緒に来てくれたお父さん(パンダが好き)とお姉ちゃん(犬が好き)とのみんなで『キリンが好きな〇〇くんのおとなりの、パンダが好きな〇〇です』の自己紹介ゲームを始めました。

ところが、スカウトの間にすわっているリーダーたちときたら口をそろえて
「えっと、もぐらが好きです。」
「実は、もぐらが好きです。」
「はい、ぼくももぐらが好きです。」
えー!!また、もぐら?なんでもぐらばっかり好きなんだ!?
スカウトたちはキツネにつままれたような顔をしているけれど、リーダーたちは大まじめ。

だってね、もぐらの家に住む「モグラ先輩」は手厳しい言葉を使うものの、もぐらの生態について詳しく教えてくれる偉大な存在だから。
動物園に下見に行った時すっかり隊長のツボにはまってしまったモグラ先輩は、あっという間にすべてのリーダーにも伝染してしまったというわけ。

図鑑やテレビで見るよりずっと大きくて迫力満点のお気に入りの動物たちと、そしてもちろんモグラ先輩とに会いに行こう!
お天気になりますように☆☆