昨年から8月の各隊キャンプと結団記念式典の間の土曜日か日曜日に設けられている「団内研修会」。
昨年はまずは、各隊のスカウトについてその年代の特徴を考えるテストで始まり、ビーバー隊、カブ隊、ボーイ隊のリーダーとなって一日の活動実施計画書を作りました。ボーイ隊のリーダーがビーバー隊について考えたり、始めてカブ隊にふれるリーダーもいて、熱気はむんむん。
今年は、各隊の隊長や最近「研修所」で3泊4日の研修を修了してきたリーダーがビーバー隊からローバー隊まで、その隊の目標や特徴について発表をしました。なんとなくわかった気になっていたことも、改めて全体を聞いてみると発見したこともあるし、新たな疑問もわいてくる。聞きに来てくださった保護者の方とともに、改めてボーイスカウトの『19年間の一貫教育』をかみしめる時間となりました。
メールや電話、リーダー集会でたくさん話しているようでも、それは連絡が主。その人らしい感情とか夢とか、この活動への熱い思いなど伝えきれない思いを語り合うって実はとても大切なこと。世間話をしたり、ちょっと議論をしたりっていうことが結束を固くしている。
私たちが一番たいせつにしてるのはスカウト。 大人の役割は、スカウトが自分を発見し、いいところを伸ばし、苦手なところもちょっとは頑張ってみようかなという気持ちになれる体験の場を提供すればいいこと。そして、自分自身はいつも謙虚に、自分を振り返ってみること。スカウトの前に立っても恥ずかしくない大人かな?誠実?快活?そして、友情にあついのかな?自分。
そう、リーダー勉強会は「ちかいとおきて」をもう一度考えてみる、そんな時間。リーダーたち、力を合わせ新しい一歩をまた踏み出していこう!