ボーイ隊出発

本日の集合時間は7時。
ちょっと早目に、一番にやってきたのは先月入隊したばかりの一年目スカウト。
ボーイスカウトを始めてまだ一か月ちょっとなのだから当たり前だけど、キャンプも寝袋を使うのも今夜が初めて。
同じ年齢の仲間とはすっかり打ち解けてはいても、先輩の名前と顔がまだちょっと一致しない・・・
不安がいっぱいの表情だけど、頑張っていってらっしゃい。

何でもやってみるまでは心配だし不安なもの。
だからこそ、ボーイスカウトを通じて野外で寝てみることを始め、お母さんの手料理とはちょっとわけがちがう食事を口にしたり、何でも自分で行動しないとものごとが進まないと身に染みることがとっても意味があることになる。
2回目に行った時は、今回の経験が自分の知恵や自信となって、ずいぶん楽に過ごせるようになるから。
今回のキャンポリーのように、知らない人たち、しかも様々な年齢層の人々が大勢集まるところに身を置くことだってそう。
おうちで自由にのびのび過ごす方がずっと快適だけど、それでもこれからもずっと誰かと関わりながら生きていくのなら、「いろんな人がいるんだな、面倒だと思う時も、こうやって折り合いをつけていけばいいんだな」を知らず知らずのうちに体験していくことは、むしろ大歓迎の時間ともなるんだよ。

リーダーから「班の団結を規定している」「知らない人とも交流を。まずは話しかけてみるべし」のお話を聞いて、山本神父さまににこやかに見送られ、11人のボーイ隊スカウトたちはキスリングを担ぎ御殿場に向けて出発していきました。