お互いの存在があるからこそ

DSCN2322DSCN23292月4日はお昼前から雨の予想…
なんて残念なんでしょう。

五本松をスタート地点とする各隊のマラソンコースや活動内容はちょっと変更となりました。
ビーバー隊は、何回も何回も楽しめる土手の段ボールすべりが中止。
草もぐれになって、ズボンや時には頭の中にも草が入り込み、おうちではちょっと手を焼く遊びなのだけど、奥が深いとみえてリーダーも一緒になって楽しんでしまうのです。
カブ隊も土手を使ったフィールドゲームは、たった一回に変更。
存分に体を動かしたり、走り回ったり、歓声を挙げたりの時間がちょっとになってしまいました。
ボーイ隊も五本松から多摩川原橋に向かい、橋を渡ったら五本松を左に見ながらひたすら多摩水道橋をめざし、また橋を渡ってようやく五本松を目指して走っていく長距離コースが、多摩川原橋との往復9㎞に変更となりました。
教会では団委員長たちがあったかい、美味しい味噌汁を作って待っていてくれる…というのですから、それはもうちゃんと時間になったら帰り支度をしないとね。

普段はそれぞれの隊で活動している14団ですが、1月のスカウト新年会のように縦割りで一緒に楽しむ活動もあり、この2月のマラソンのようになんとなく遠目にお互いの存在が目に入る程度の活動もあります。
大抵にはビーバー隊とカブ隊がおにぎりを食べ始めることにボーイ隊のトップランナーが戻ってくるのですが、今年はお迎えがとっても少なかったのも仕方がない。

誰かとの競争ではなく、去年の自分よりもっとうまくできるようになったかな?なんだか力がついてきたのかな?を折々にふれ感じることができるのが、ボーイスカウト活動の魅力の一つです。
家庭や学校の中だけでは感じにくい「自分の成長」も、周りの兄弟たちの存在があればこそより鮮明に映ります。
「ビーバーなんてまだ子どもだね」
「カブは生意気だよ、敬語も使えなくて。おれたちなんて大変なのに」
などとボーイ隊スカウトがこそこそ話していると、そばにいる先輩たちが大笑い。
「なに言ってんだよ、去年まであんなふうだったのに」
それを聞いているリーダーたちがまたまた大笑いをして
「自分たちもそういわれてきたのに、よく言うよ」

なかまがいるって、本当に素敵です。
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