ボーイ隊春キャンプ前夜

1975207_1488505008038198_1423723416_n今日から3泊4日のBS隊春キャンプ。
山中についたころにはすっかり雨模様、そして現地は雪がかなり残っていて大変だろうなあ。
しかも頼りになるカモシカ班班長が弟のインフルエンザ発症に伴って急遽欠席になったというので、なんだか気がかり。

昨夜はさすがにテンパっていた隊長だけど、班長たちと電話した後はすっかり落ち着いた様子。
「班長達はお互いに連絡を取り合っていて、『おれはいつも部活だなんだでボーイに行けなくて、そのたびにお前に迷惑をかけたし、うちの班員の面倒も見てもらい任せっぱなしにしてきたけど、今回はおれはフルで行く。これまでお前がしてきてくれたことの恩返しのつもりでしっかりやってくるから、心配しないで待っていてくれって言ってもらって、うれしかったっす!心配してないっす!』って元気な声で言安心した。」
と、にやにやしている。

「しかも、そのあとおれがシェパード班班長に電話をして『ひとり班長で大丈夫か?』って聞いたら、いつもみたいに『あ~、はい。大丈夫っす』っていうだけで、おれにはそんな話をしあったなんて一言も言わないんだよ。かっこいいよな~、あいつら。」

いいねえ!班長達。
それを聞いて感動する隊長、団委員。

一人の言葉や行動が周りの誰かを幸せにし、それが波紋のように広がってそれが大きくほかの人たちをも包み込む。
つかずはなれずだけどみんなで学びあって共に過ごしていく集団では、相手を思う心、その人の立場になって行動すること、言葉を使うことが大きなエネルギーになるんだよね。
よし、俺、頑張っちゃうもんね。
そして、そうしてもらってきた子は自分もそういうことができるようになる。

大人も自分を振り返って、学び続けなくっちゃね。スカウトの前に立っても恥ずかしくない言葉、行動、考えをしているのかな?私…っていつも考えるきっかけを作ってくれるのは、スカウトたち。班長!応援しているよ。後輩たちをよろしくね!