新たな絆を

毎年8月の最後の日曜日は、今いるスカウトやリーダーはもちろんですが、かつて世田谷14団(昔は東京182団)に所属して活動していた先輩たちにとっても特別な日です。
16時半からの記念式典の後は「ひとつ釜の飯を喰おう会」。
去年は雨が降ったので、中庭ではなく信徒会館1階で120食分のカレーを作りみんなで分かち合っていただいたのですが、今年もどうやら雨の予報。
「おいしい!」
「もう一回お代わりしてもいいかな!」
と、スカウトがとっても楽しみにしている夕食です。

日が落ちてからはもちろんキャンプファイヤー。
成城でそんなことができること自体本当にびっくりですが、それぞれの隊で活動している仲間が一堂に集まって火を囲むと、
「ああ、ここにいてよかった」
「自分の居場所なんだな」
としみじみ感じます。
先輩方もカレーをいただくのも楽しみかもしれないけれど、やっぱり火の輝きと、そこで楽しむスカウトの顔もまた楽しみの一つ。
かつてのなかまと懐かしの場所で再開できる、特別なひとときです。

ボーイスカウト、成城というご縁でつながる私たち。
去年はパラグライダーで一つまたきずなができました。
この55周年後は、また新しくきずなが生まれますように。
人と人の輪があたたかく広がって、思いやりの心や誰かを楽しませる力が周りを満たしていけますように。