11月11日夜から12日にかけて、世田谷地区ベンチャースカウトのための50㎞オーバーナイトハイクが行なわれました。
伊勢原大神宮を21時にスタートし、246沿いに設けられた5つのチェックポイントと、三軒茶屋駅前にある「大山道標」サブチェックポイントを通過して、世田谷ボランティアセンターに9:00までにゴールするレースです。
夏から秋にかけて気候が定まらず、体調を崩してしまい棄権せざるを得なかったスカウトもいて、参加者は伴走リーダーを合わせ24人。
14団は実行団なので、本部とゴール業務を担当。
隊長と副長はもちろん、ローバースカウトも応援に駆けつけて任務に当たります。
14団のベンチャースカウト1人とガールスカウト東京都58団のシニアスカウトが参加するとあって、もちろん応援に出かけてきました。
この2日間は冷たい風がひどく吹き、チェックポイントに設置したテントが舞い上がり、風よけのブルーシートが大きく翻えり、どのチェックポイントでも各団リーダーたちがぶるぶる震えながらスカウトの到着を待っています。
246は車で走っているとあまり感じないものの、かなりアップダウンがあり、しかもひたすら一本道。
煌々と灯りがともされているので目標物の確認はしやすいものの、夜通し交通量が多く、これまた風を巻き起こす環境です。
それでもこのプログラムに参加し、ゴールを目指して走ろうと思うのは、初めてのことにチャレンジしよう、あるいは去年の自分よりもうまく進めていこうという意思が強く働くから。
足が痛くなり、身体も疲れ、睡魔も襲ってくる中延々と歩き続けることができるのは、やはりこの年代ならではの体力と気力があるからですね。
14団ベンチャースカウトはベンチャー隊に上進したばかり。もちろん頑張りましたよ。
同じ中学校に通う11団の友人やリーダーとともに何度も下見をし、万全の備えでチャレンジしたのですが、両方の足にまめができてしまい、本当に残念なことにリタイア。
シニアスカウトも発熱を押して参加したものの、あの環境ではとても最後まで歩き切ることはできませんでした。
でも、2人とも初めてのトライ。
きっと「次はこうしよう」の再チャレンジで頑張ってくれますね。
スカウトの到着を待ち受けていた58団ガールスカウトのリーダーたちとチェックポイント5で会いました。
教会でいつも会っているというのに、なんという懐かしさ。
しかも、ここ何年も遠方で活躍していた若いリーダーがひょっこり現れて、びっくりのあまり言葉が出なかった。
このサプライズは本当にうれしくて頼もしくて、これからが本当に楽しみ。
人と人の輪がまた広がった2日間でした。
来週ボーイスカウト世田谷14団では、育成会総会がおこなわれます。