カブスカウト、忍者になる! その2

カブ隊舎営の朝は、起床してから大忙し。
着替えて、身支度を済ませたら組ごとに点検を受けます。
夜はよく眠れたか?
出すものはだしたか?
疲れやホームシックも、隊長やリーダーにはすぐにバレてしまいますが、まずは今日も元気に目覚めることができたことに感謝して、外に出て朝礼で全員が揃ったら、スカウツオウンです。

心を静め周りの空気や仲間の存在を身近に感じながら、目に見えない自然の心、友達の心、そして自分の心を見つめる時間。
忙しく活発に活動しているとつい忘れてしまいがちのことだけど、短くてもこんな時間をもち心を養うのがボーイスカウトの素晴らしさですね。

今日は入笠山ハイキングに出発します。
宿舎で素敵なお弁当を用意していただいて、立派なバスで登山口まで送ってもらいました。
入笠山の魅力は何と言っても天空に広がるお花畑で、清々しい風に吹かれながら爽快な景色の散策を楽しめるそうです。
標高1,955mの山頂で360度の大パノラマが楽しめるといいな。
八ヶ岳、奥秩父連峰、富士山、南アルプス、中央アルプス、そして富士見のまちや諏訪湖が見えるのを楽しみに、整備されたトレッキングコースをゆるゆると歩いていきます。
程よい曇り空が味方してくれて、全員が完歩できそう。

カブ隊のこの一年は、本当によく歩きました。なんといってもダーツの旅は楽しかったな。
この仲間と一緒に過ごせるのも9月いっぱいまで。
同じ体験を分かち合ってきた、最高の仲間たちだよ。