ボーイスカウトは何を目標にしているか?と聞かれると、最もわかりやすいだろう「生きる力をはぐくみます」と答えるのですが、「生きる力」そのものが、とてもあいまいですよね。
ボーイスカウトのイメージも、紹介するときに使われるのはキャンプでテントを立てたり野外料理をする図なので、キャンプ技術を身に着けることを最も重んじていると誤解してしまいがち。
確かに学校行事での飯盒炊飯やキャンプファイヤーでは、体験を重ねているスカウトはきらっと輝くのですが、そうしたことのみならず実は目に見えないことの方がもっともっと大切だと考えています。
キャンプを体験することを主にしているのは、自然の中にいる自分、仲間の存在のありがたさ、去年よりもぐんと力がついている自分に気がつくこと。そして、現在の周りの様子から今何が必要とされていて自分にできることは何かを判断する力と行動力がはぐくまれることが素晴らしいのです。
さらには普段とはちがう環境の中で考えを巡らせる静かなひとときは、日々時間やスケジュールに追われる私たちにはなかなか得難いもの。
そうした時間の積み重ねがあってこそのボーイスカウトです。
小さいスカウトたちにはキャンプはまだまだ先のことのようだけど、まずは仲間やリーダーと仲よく過ごしていく体験と、小さなグループで一緒に行動し、家庭や学校では学べない心をたくさん味わっていく体験もまた素晴らしいもの。
子どもたち一人ひとりがきらっと輝きながら成長していく様子を、地域の大人が温かく見守っていく団体はそうそうありません。
スカウトフェスタ「キャンプに行こうよ!」は、そんなボーイスカウトの雰囲気を味わいながら楽しく過ごせる絶好のチャンスです。
まだまだご予約には余裕があります。
大型連休の最終日は、カトリック成城教会にぜひいらしてくださいね。
お申し込みをお待ちしています。