ビーバー隊の水遊び

10550114_1534926436729388_5456201719812479143_oプールに水をはっての水遊び。
ビーバーたちはそれはそれは楽しかったようで、リーダーたちの
「さあ、もうおしまいにしよう。お昼ができているよ。お母さんたちの手作りのちらしずし、おいしそうだよ。」
も聞きつつ、名残惜しそうにいつまでも遊んでいる。
そのすぐそばでくまスカウトたちがペグを洗ったり、備品の整備をしている。
ちょっとうらやましそうな顔をしながらも「おれはもう、くまだし」と知らん顔を決め込んでいる子も欲求に負けてしまいプールに入ってしまった子も。
強い日差しの中プールを片づけるリーダーたちに混じって、ベンチャースカウトが手を貸している。当たり前の気持ちで手伝っているのだけれど、実はこれって本当に素敵なこと。一人よりも二人、2人よりも大勢で片づけた方が楽しいにきまってる。ま、もしかしたら水鉄砲が魅力だったかもしれないけれど(*^_^*)
不思議なご縁で14団に集まったメンバー。ここは、それぞれの成長の過程があっ1537493_1534926670062698_5240370744073540758_oて、見守る大人がいて、お互いに学びあえる場。一人ひとりの力が合わさってできあがる「14団らしさ」って、なんだろう。
「誰かがやっている」じゃなくて、スカウトもリーダーも、みんなを支える保護者も「自分もその中の一人」で考えて、自分の言葉で伝えて、理解しあって、素敵な場にできたらいいな。

 

水筒が教えてくれたもの

10419052_1520597521495613_7279593363595289843_nプラネタリウムに行ってきたビーバースカウトたち。
「お星さまがいっぱいで、夜みたいに眠くなったでしょ?」と聞くと、「ううん、全然眠くならなかったよ!」「すっごい、いっぱい星が見えた!」「おれね、覚えた星はね…」と口々にしゃべりだす。
ホント、キミたちって巣の中で餌を待っているひな鳥みたい。

お弁当を食べた公園に水筒を忘れてきてしまった…!
きっと、いつものようにおしゃべりに夢中になって手がお留守だったんだね。気がついたリーダーがせっかくたどり着いた向ヶ丘遊園の駅からまた生田緑地にとんぼ返り…とリーダーが話してくれているそばで、教会の外の曲がり角をしょっちゅう見ては気にしている。

「リーダーが帰ってきたら、ありがとう~!ってハグしなくちゃね」
「え…ありがとうは言うんだけどハグはしなくてもいいよ…」ととても困った顔。一つ上のスカウトが「そうだよ、ありがとう~!で、ハグ」と言いながら手を広げて近寄ってきたので、(まあ☆なんてうれしい♪♪)と熱烈なハグを期待していたのに、するりと身をかわして「いや、やめておこう」だって。あら~、残念。

「あ、帰ってきた!」
はじけるように飛んで行くスカウトに続いて、みんなも一斉に走り出してお出迎え。なにやらリーダーとみんなから離れ二人で話をして、うれしそうにちょっと照れた笑顔。よかったね。

何気ない時間にたくさんのことを感じているね。うまくいったことも失敗も、無駄かなと思うことも、みんな心の栄養になる。

スカウトフェスタ開催

今年も4月29日に恒例の「スカウトフェスタ」を開催致しました。
14団のスカウト募集活動の一つであり、ちびっ子達またその親御さんにボーイスカウトを知って頂くイベントです。
当日は天気の神様も雨を降らすのを遅らせてくれて無事外で活動が出来ました。
今年は桃太郎をテーマした鬼ヶ島を回るラリー、教会でのゲームコーナーそして昼間なのになんとキャンプファイヤーまでしました。
スカウトはもちろん見学に来てくれた子ども達も大いに楽しめた一日ではなかったかと思います。
ご協力頂いた保護者の方々ありがとうございました。

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イースターエッグ ハンティング

復活祭ミサが終わって、新緑がいっぱいの公園へ。
今日はなんと4人もの見学希望の男の子たちが来てくれて、そのご案内役。新しい出会いにワクワクしちゃう。
先週のカブラリーが初参加だったお子さんは、剣道もキムスも難しかったけれど楽しかったし、友達もできたよとちょっとはにかみながら話してくれた。
今回初めての参加の年長さんの2人は緊張のあまりおなかが痛くなったり、ちょっと涙が出ちゃったりだったけれど、ビーバースカウトとパパママも合わせて大きな輪を作った時には、もうにこにこして隊長のお話を一生懸命聞いている。

イースターエッグハンティングは、卵型のプラスチック容器の中にいくつかの小さいお菓子を入れたものがリーダーの手によって公園内に隠されてい10246794_1500217730200259_7209461061004494297_nて、一人2個ずつ探してくるのがスカウトへのミッション。
カブとビーバーの合同チーム3つにパパママチームを加えた4チームが、結束力と速さを競ってゲーム開始!まるで猟犬と化したスカウトたちが一斉に公園内の坂を駆け下りていく。
日曜日の朝、緑いっぱいの公園の中に元気な子どもたちの声が響くのって、なんて平和で豊かで幸せなことだろう。
心と身体のすみずみにまで、エネルギーが注がれていくよう。

誰でも「はじめて」の時があって、ドキドキするのは当たり前。
一つ一つの活動に緊張しがちで繊細な子もいたけれど、いつの間にやら頼もしくなり、自分の将来をしっかり描き着々と歩みつつ14団では後輩であるビーバースカウトたちを見守るローバースカウトがいる。自分が楽しかったことを、この子たちにも味わわせてあげたいなと、様々な活動のアイデアを出して実践中。
長い時間の中にはうまくいかないな…と感じることや、気持ちが離れてしまうこともあるけれど、うまくやり過ごしながらでもつながっていくってとっても大事。子どもの時から慣れ親しんだ環境や仲間のいるここは、誰にとってもたいせつな居場所なんだな。

マラソン大会

14団では40年以上も続いている団行事「マラソン大会」ですが、今年も2月2日スカウトミサのあと、 いつもの多摩川五本松で行われました。

朝の各隊セレモニーを終え、ビーバー隊とカブ隊は電車で和泉多摩川へ。

ボーイ隊は久しぶりにタクミ班長が来ていて、相棒のトモチカ班長が実にうれしそう。 後輩8人を従えて颯爽と自転車で五本松に向かいます。

炊事章取得をめざし90人分の豚汁を作りに行くベンチャースカウトのマサキとユウも、 隊長とともにやはり自転車で移動。 前日団委員長にいろいろ教わりながら準備を整えたグッズを乗せ、リーダーが運転する車も後に続きました。

お昼頃の雨を気にしつつ、準備体操を終えたスカウトたちは学年に見合った距離をそれぞれに走り始めました。

小学生のカブ隊は2㎞以上の距離。 小学2年生のうさぎスカウトは体調不良のお休みが多く、カブ隊体験中のオウガ君がケイジと隊長、 リーダーたちを従えて走っています。 朝来た時には、「マラソンは得意じゃないんだ。」と小さな声で言っていたけれど、 みんなの歓声の中見事一位でゴール!

小学3年生のしかレースではヤマトが、小学4年生のくまレースではマサルがダントツ一位でゴール。 そのまますぐに仲間の応援に回ります。 カブ隊ではいつも周りの友達を気にかけ、励ましたり一緒に喜んだりするのが当たり前になっています。

短距離をとっくに走り終わったビーバースカウトたちは、引き続き段ボールすべりの真っ最中。 多摩川土手をごろごろ転がったり頭から突っ込んだり、繰り返し滑ってあっという間にみんな草まみれ。 ローバースカウトでもあるヒデトリーダーが一緒に滑ると、みんなで大喜びです。

  

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カブ隊って、おもしろそう

524469_1414013045487395_1734772436_n9月1日。カブ隊ってどんなところかな?を上進前に体験するプログラムが行なわれました。

緑豊かな公園でも日陰にいてもげんなりする暑さなのに、組長たちが張り切っているのは…今日は「ビーバースカウトのカブ隊体験」の日だから。ぼくたちのカブ隊は楽しいよ!ちゃんと上進してくるんだよ!の気持ち満々。

この日の参加ビーバーは3人だったので、一人ずつが組に入って早速組集会。ビーバー隊の中ではしっかり者のビッグビーバーたちがみんないきなり「ちびっこ」になってしまい、緊張しながら自己紹介している姿はもうおかしいやら可愛いやら。組長がとっても優しく接しているのを見ても笑えてしまう。くまスカウトたち、3年前は同じように小さかったけれど、決して物おじせず何やらとっても張り切っていた記憶が…。彼らのその勢いはそのままカブ隊でも引き継がれ、のびのびと育てられているのを実感。

まずはお決まりの関所ゲーム。組対抗なので走る順番を決め、作戦を組長から授542239_1414012882154078_1885846118_nけられてスタートラインにつきます。「用意、ドン!」でスカウトが走り出すと、なんと20m位先で関所になっているデンリーダーたちが一斉に全速力で逃げ出していく!広い公園をてんでばらばらの方向に逃げるデンリーダーをスカウトも負けずに追いかけて、捕まえたところでようやくジャンケンができるという激しいゲーム。夏舎営で始まった「逃げる関所ゲーム」は、待機しているスカウトたちも声を限りに応援してものすごい盛り上がりよう。いや、今年のデンリーダーたちの元気のよさは圧巻。

その後もゲームが続き、ビッグビーバーも汗びっしょりになりながら、一生懸命走ったり応援の仲間に入ってとても楽しそう。こういう時間の積み重ねがスカウトたちの心と身体を育むのはもちろんなんだけど、長い時間をかけて横や縦のつながりをちょっとずつ強めていく。これをしたから、あれをやったからすぐに成果が出るものではない分、子どもの時からともに過ごした濃密な時間が作り上げる絆ってきっとものすごい宝物。ベンチャーやローバーたちのあうんの呼吸が何よりの証拠だね。

それとはちょっと違うけれど、大人になってからボーイスカウトと出会った私にも、年齢やスカウト経験の有無を超えたくさんの人たちと心を通わせられる幸せなチャンスがいっぱい。また新しい一年も頑張るぞー!!

スカウトフェスタ

IMG_4446晴天に恵まれ、2013年4月29日(月祝)にカトリック成城教会で開催されたスカウトフェスタは、13家族のご参加を頂きにぎやかに楽しく終了することができました。
14団では2月に保護者有志による実行委員会を立ち上げて、「自分にできることはなにか」や見学に来られる方にとって「してもらいたいことは何か」などを相談しながら準備を進めてきました。見るからに楽しそうで、つい入りたくなるようなポスターや飾りを作った製作班、お昼のおいしいみそ汁やコーヒーを用意した食事班、来場された方々のサポートを担当したサポート班、スカウトや遊びに来てくれるお子さんのためにゲームを用意したゲーム班・・・そのほかに、世田谷区広報板にちらしを貼りだす作業を担当してくれた本当にたくさんの 保護者の仲間の力あってこそのフェスタとなりました。

IMG_4493当日の主役はもちろん子どもたち。
14団のスカウトは普段通りの自分たちの活動の中に、お客様を迎えて一緒に遊ぶ体験をすることができました。参加してくださった多くのお子さんたちが、それぞれの年齢に応じた隊でのひと時を楽しそうに過ごされていて、見ていて本当に幸せな気持ちになりました。

午後は高校生スカウトによるキャンプファイヤー「練習編」で盛り上がりました。
彼らはみんな幼いころから一緒にここで育ってきて、よいことはもちろんやんちゃなことも一緒に体験してきただけにこうした時の結束力はさすがでした。ボーイスカウトは、毎回の活動を通していつの間にか自分の中に力や自信が生まれてくる、本当に不思議で素敵な運動です。子どもにとってはもちろんですが、大人になっても彼らをサポートしながら自らの中に眠っている力を引き出すことができるのも魅力のひとつです。核家族ではなかなか味わえない縦横のつながりの中で、一人ひとりの子どもたちを見守り育んでいくことができる、
温かさいっぱいの14団に、どうぞこれからも体験・見学にいらしてくださいね。

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新年子どもまつり

1月13日に世田谷区役所で開催される「新年子どもまつり」に参加しました。
朝9時からの、世田谷地区ボーイスカウトのセレモニーに参加したあと、ビーバー隊がまず向かった先は「雪のすべり台」。新潟県十日町市から運ばれてきた雪を固めて大きな滑り台にした、子どもたちに人気のコーナーです。高いところから一気に滑り降りるスリルを味わった後は、ミニオリエンテーリングなどゲームコーナーで楽しみました。
カブ隊は、組長を先頭に興味のあるコーナーを順番に回っていきました。カブスカウト達のお気に入りは工作コーナー。釘やトンカチを使って本立てを作ったり、皮細工をしたり。組長を中心に、なかまの話をよく聞いて、みんなで楽しめる配慮をして遊ぶことができました。
ボーイ隊になってからは、参加する側から奉仕する側としてリサイクルコーナーを2回担当しました。建物の陰で冷たい風が吹く中、元気よくごみの分別を呼びかけました。
毎年開かれるこのおまつりには、地区のベンチャー隊がカルピスコーナーを、ローバー隊がロープワークコーナーを、リーダー達がゲームコーナーを受けもち、世田谷じゅうから集まってきたたくさんの子どもたちを楽しませる役割を担いました。

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クリスマス会(カブ隊・ビーバー隊)

恒例の、ガールスカウトとの合同クリスマス会が12月23日開催されました。
一番初めに福島神父様が、クリスマスは命の大切さを教えてくれる大切な日、というお話をしてくださいました。
第一部はスカウト達の出し物で、ビーバースカウトは「小さな世界」をふりつきで元気に歌いました。練習の時にはあまりうまくまとまらなかったのに、本番では俄然責任感を発揮して立派にこなしたスカウト達にリーダーはびっくりするやら喜ぶやら。カブスカウト達は3組それぞれに工夫を凝らしたスタンツが発表されました。デンリーダーも登場して見事なパフォーマンスを披露したり、チャレンジ章をめざしてステージの上でマジックを見せてくれたスカウトもいました。
第2部は参加者全員でハンドツリー製作をしました。大小さまざまな大きさの手のひらの形に切り抜いた緑色の画用紙を葉に見立て次々貼り合わせ、周りには心のこもったメッセージがたくさんちりばめられ見事な出来栄えでした。
これには成城教会の教会学校の仲間も参加してもらい、子ども達の輪がまたひとつ大きくなったようでした。(このハンドツリーは翌日24日のイブのミサで奉納されお御堂に飾られました)

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もちつき

保護者は14団の陰の力です。
いざ、という時にはまず集まってスカウトのため、14団のために一肌脱いで頑張っちゃういい人ぞろい。
スカウトだけでなく、保護者同士もとてもよい仲間であることは、14団の誇りでもあります。
8日はビーバー隊保護者が中心となって、翌日の豚汁の下準備を行ないました。
9日は早朝からボーイ隊保護者、続いてカブ隊保護者が集まり、つきあがったもちをまるめたり販売したり、
スカウトの餅つき体験をサポートしました。
若手リーダーに交じってお父さん達8人も助っ人に来てくださり、
40kgのもち米が次々の艶のあるおいしそうなお餅に代わっていきました。
成城教会の中庭には多くの方が集まってつきたてのお餅とアツアツの豚汁を頂きながら、
日本の伝統文化を楽しみました。

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