さっぱりときれいになりました

6月と11月の2回、成城教会に集う全員で教会の大掃除をすることになりました。

今日はその初めての日。
梅雨入りもしたし、台風5号が近づいてきていることもあって朝から霧雨がちらちら落ちてきている中、14団スカウトもたくさん集まって中庭の草取りを担当してきました。
聖堂の中の大掃除は力仕事なので、男性リーダーやお父さん、もちろんボーイ隊スカウトも何度も往復しては重たいものを運んでいて、カブ隊とビーバー隊はガールスカウトと並んでいつもは何気なく見過ごしてしまうたくさんの草や落ち葉を拾い集めました。
今日が素敵だったのは、カブ隊保護者の方が大勢集まってくださったこと。
たくさんの手際のよい手にかかると、あれよあれよの間に雑草もなくなってさっぱりときれいな中庭に生まれ変わりました。

神父さまはそれはそれはうれしそうに一人ひとりにねぎらいの言葉をかけてくださっていて、成城教会に集う信者だけでなく、ボーイスカウト・ガールスカウト・教会学校とが力を合わせて一つのことに取り組む姿をとても喜んでくださっていました。
掃除と聞いて、初めは(ちょっと面倒だな)と思っても、身体を動かしながら近くにいた人と言葉を交わしたり、ゴミの山とすっかりきれいになった様子をながめて、スカウトたちもリーダーも達成感いっぱい。

こんな素敵な体験ができたことに、ありがとう!!

2018/06/10 | カテゴリー : 団行事 | 投稿者 : AH

楽しかったね!ありがとう

雨がやってきそうな気配だったので、スカウトフェスタは信徒会館内でにぎやかに行ないました。
男の子も女の子も、年長さんから小学校4年生までのお子さんが15人以上集まってくれて、スカウトたちと一緒に「上から読んでも 下から読んでも しんぶんし」のテーマでのフェスタがスタート!

まずは男の子4班、女の子3班が一斉に新聞紙でかぶとを折りました。
「あ!知ってる知ってる」と、簡単にできあがるイメージを描いたものの…あれ?あれあれ??縦に折るんだっけ?斜めだった?

いちばん早くできあがったのは、やっぱりガールスカウトのジュニアチーム。
指令書にある順番に、信徒会館内に設けられたチェックポイントを回っていきます。
新聞紙を丸めて作ったボールを投げ入れる「新聞紙入れ」も、新聞紙を折りたたんで道を作り、そこを歩いて全員が移動していく「新聞紙渡り」も大喜び。
でも、なんといってもこの日の一番人気は、ぴんと張った新聞に突入して破っていく「新聞紙破り」でした。
順番に並んで待つ子どもたちの顔はもう、わくわく。
そして、いよいよ自分の順番がやってきたときは楽しみとドキドキのクライマックスです。
あっという間に終わってしまう、実に単純なゲームなのだけど、仲間のみんなからの声援を受けて突破しては見せる笑顔に、その場にいる誰もが大きな拍手を送りました。

ボーイスカウトのすばらしさは、楽しいゲームがいっぱいなだけでなく、一緒にいる仲間たちとふれあって感じるたくさんの気持ち…うれしい、楽しい、誇らしい、頑張ろう、緊張する…などなどを味わうことです。それらはいつしか自信や友達も自分もたいせつな存在と感じる感性、もっとチャレンジしてみたいという意欲などにつながっていきます。
普段の活動の中にもこうしたエッセンスが盛り込まれていて、少しずつ一人ひとりの心を育てていきます。

ボーイスカウトと出会ったみなさん。
ぜひもう一度、その隊の活動に参加してみてくださいね。
お問い合わせはこのホームページから、お気軽にどうぞ。

2018/05/20 | カテゴリー : 団行事 | 投稿者 : AH

13日はスカウトフェスタ 遊びにきてね!

カトリック成城教会のボーイスカウト・ガールスカウトと地域の子どもたちとが一緒に遊ぶスカウトフェスタが、いよいよ近づいてきました。
男の子も女の子も「遊びに行くよ!」と答えてくださった方がいて、それはもうリーダーたちは張り切っていますよ。

みんなで一緒に遊ぶと楽しいな!をたくさん感じてもらえるように、ガールスカウトとの合同フェスタミーティングにも熱が入りました。
タイムテーブルや場所を確認するだけでなく、予定している「新聞紙渡り」や「新聞紙破り(突破から改名)」の実演もしたりね。

下見もそうですが、なんといってもまずはリーダーが体験してみて活動を決めていくのはボーイスカウトの基本です。
ビーバー隊の橋本隊長は、実はこの日の活動でスカウトと一緒に新聞渡りを試してみたとのこと。
地面に置いた新聞紙は、天候によっては風で飛んでしまうことと、スカウトたちはゲームにはいつも真剣そのものだと発見したことを報告してくれました。
スカウトになりきってチャレンジしてみると、やっぱりデモンストレーションがあった方がいいよねとか、新聞紙破りでは突破は一枚では物足りない、でも先が見えなくてちょっと怖い、もう一つゲームがあった方がもっと楽しいなどなど、わかったことがいっぱいありました。

当日も予定より早く集まって中庭で実演してみることに。
スカウトも遊びに来てくれる子どもたちも、大喜びまちがいなしですよ!
まだまだ間に合うので、ぜひ13日の午後は成城教会に遊びに来てね☆☆

2018/05/08 | カテゴリー : 団行事 | 投稿者 : AH

上から読んでも下から読んでも 

5月13日(日)13時から15時まで、カトリック成城教会で今年もボーイスカウトとガールスカウトの一日体験日「スカウトフェスタ」をおこないます。

ボーイスカウトもガールスカウトも、とってもよさそうな活動をしているみたい…となんとなく知っているけれど、本当のところはどうなのかな?どんな人がいて、どんな活動をして、それからどういうふうに子どもたちが成長していくのかな?と思っていらっしゃる方にはもってこいの一日です。

今年のテーマは「新聞紙」
ボーイスカウトもガールスカウトも、手元にあるもので楽しく過ごせるように工夫をするのが得意です。
新聞紙を使って、こんなにおもしろいことができちゃう!
しかもみんなで協力して、わくわくのゲームになっちゃう!
5歳以上のお子さんと一緒に遊ぼうと、ボーイスカウトもガールスカウトもとっても楽しみにしていますよ。

もちろんスカウトフェスタの前にも体験・見学ができますし、その前に保護者の方への説明も対応しています。
気になるな…と思われたら、どうぞお問い合わせを。

スカウトフェスタのご参加申し込み → info@bs-setagaya14.org

今年もスカウトフェスタに 遊びに来てね!

いつもは4月下旬に開催しているスカウトフェスタ~ボーイスカウト・ガールスカウトの一日体験~ですが、今年の開催はゴールデンウイーク後の5月13日です。
5歳以上のお子さんなら男の子も女の子も、ぜひ遊びに来てくださいね。

「うえからよんでも したからよんでも しんぶんし」が今年のテーマ。
読み終わるとちょっとよれよれになって、最後にはゴミとなってしまう新聞紙ですが、ボーイスカウト・ガールスカウトの手にかかると立派なゲームのツールとしていきいき輝いちゃいます。
キャンプには絶対に欠かせない、スカウトの強い味方でもある新聞紙を使って、一緒に遊びましょう。

地域での社会体験は、自ら求めないとなかなか手に入れられない貴重なもの。
子ども時代に身につけた社会性は、大人になってからとても役に立ちます。
ボーイスカウトもガールスカウトも、一人ひとりがのびのび巣立つ素晴らしい活動です。

スカウトフェスタのご参加申し込み → info@bs-setagaya14.org

 

餅つき

報告が遅くなりましたが、1月21日団行事としてガールスカウト東京58団と合同で恒例の餅つきをしました。
昨年から1月の実施。
餅米と豚汁の具財は前日に団委員やリーダー、ベンチャースカウトが仕込み済み。
朝8時にはリーダー、団委員とお手伝いの保護者のお母さん方、そしてボーイ隊、ベンチャー隊が集合して準備。
今年は、午前中2回のミサに来られる方々にお餅入りの豚汁を振舞いました。
従来は販売としてましたが、今年は無料。
その代わり活動のための寄付はしっかりお願いしました。
ボーイ隊は立ち竈作り。ベンチャー隊は餅米を蒸すのと豚汁用に火起こし。
その間にカブ、ビーバー、ガールスカウトが続々集まってきます。
今回は自分たちで食べるお餅は自分たちでつきます。
小さいスカウトも一生懸命。
つき上がった餅を丸めるのもスカウト。

味付けはあんこと黄な粉。
ガールスカウトはカレー粉にポテトチップスを砕いてまぶした変わり味も。
内緒で味見させて頂きましたが美味でした。
スカウト達はつき上がったばかりのお餅と、たっぷりの野菜が入った豚汁をお腹いっぱい頂きました。
そして今回は食後のデザートも。
ボーイ隊が作った立ち竈に炭火を起こし置き炭にしてマシュマロリッツ。
ガールからはチョコバナナも。

ガールスカウトはここで解散。
ボーイスカウトは残り、これも恒例のみかん取りゲーム。
ビーバースカウトからリーダーまで大人も子どもも関係なく毎年真剣勝負が繰り広げられます。
この時ばかりはリーダーもスカウトに対しては容赦なし。
いつもは戸惑うビーバースカウトも今回は事前に練習した成果があり、スムーズに出来ました。
隊長同士の対決あり、親子対決ありと大いに盛り上がった結果、優勝はビーバー隊長でした。

日本の伝統行事である餅つきを体験し美味しくいただき、ゲームで遊び充実した冬の一日を過ごしました。

お手伝い頂いたお母さん方、餅つきをして頂いたお父さん方、ありがとうございました。

T.T記

成長はゆっくりでも

昨日の世田谷はなかなか気温が上がらなかったものの、お日様の日差しはたっぷりでした。

14団スカウト達がユニセフ「ハンド・イン・ハンド」に取り組んで、20年くらいたつでしょうか。
小学校1年生では一生懸命声を出して、「お金を入れてもらえるととてもうれしい」の気持ちで取り組む募金活動も、小学校3年生になると募金箱を作りポスターを書くため、「今年のテーマは何だろう」「どうして募金が必要なんだろう」を調べ始めます。
5年生になったスカウトたちは、品川にあるユニセフハウスに出かけたくさんの展示物に圧倒されながら、ボランティアの方の説明を熱心に聞き、ものにあふれた日本とかけ離れた現実の中にいる子どもの存在を知ります。
その年のユニセフ募金には、たぶん最も力が入っていて、集まったお金を数える作業や送金することも、我がこととして頑張って取り組むのです。

それからはスカウト一人ひとりの感性の成長に沿って、「では、自分はどうするか」を考える期間に入っていきます。
自分の頭で考え、全身で感じることが強い心を育てていくからです。
教えられたこと・発見したこと・できごとはいつでも私たち自身の記憶にあって、何かの折りに力を出したり・思考の広がりにつながって判断する力が養われていくのだと思います。

たくさんの方の善意をいただく半面、「こんなことをしているが、募金の行き先やどう使われるのか本当にわかっているのか」という苦情を聞きました。
はい。大丈夫。
もちろん、成長段階では理解が進んでいないスカウトもいます。
でも、どうか子どもたちは誰でも一年ずつ、少しずつ育っていくことを思い出してくださいね。
あたたかい大人の目線が社会の空気となって子どもたちを取り囲むことが、心優しくたくましい命を育んでいくのですから。

そして、もちろん大人である私たちも、自分を振り返り、誠実で、礼儀正しく、感謝の心を忘れない自分でありたいといつも心がけていかないと。
スカウトは、いつもリーダーたちの鏡です。

2017/12/04 | カテゴリー : 団行事 | 投稿者 : AH

子どもたちに 生きるチャンスを

ボーイスカウトの活動は、一回一回はもちろん楽しいな!と思えるよう工夫されていますが、実はその一つ一つの体験をした・しなかったの違いは、後になってわかることが多いのです。
子育てとまったく同じで、心を育み、知恵や力をためていくのにショートカットはできなくて、地道に過ごしてきたあれこれやその時どんな風に感じどんなことを選択したかが、毎日毎日その人となりを創り上げているのだなと思います。

家庭や学校、そして地域でたくさんの子ども同士・先輩や後輩・大人に囲まれて周りを見、考え、意見を話し、何らかの役割を持って行動してみること、それを何年も続けていくスカウトに、経験からくる安心感・強い気持ち・頑張ってみようという意欲が自信となって備わっていくのが見えるのは、リーダーの喜びでもあります。

3日は近隣の成城学園前駅と喜多見駅構内をお借りして、午前中ユニセフ募金活動を行う予定。
なぜ、ユニセフ募金が必要なのか?
このお金はどこに行き、誰の役に立つのか?
そもそもユニセフって何だろう?

ただ呼び掛けてお金を集めるだけではない、一年一年成長しながらユニセフ募金と向き合うことでスカウトたちにわかってくることがたくさんあります。
今年のハンド・イン・ハンドのテーマは「子どもたちに 生きるチャンスを」
誰かのために力になりながら、スカウトたちも学び成長していきます。

1人でできることには限りがあるけれど、誰かと力を合わせるとすごいことができちゃう。
去年はできなかったことが、今年はできるようになった。
どうしてそれがたいせつなことだったのか、今になってわかる。

あなたもぜひ、ボーイスカウトに。

2017/11/28 | カテゴリー : 団行事 | 投稿者 : AH

遊びに来てね☆

29日日曜日は、カトリック成城教会で「聖タデオ祭」が行われます。
「普段教会になかなか来られない方も、どうぞお気軽に中に入ってみてください」という、教会に集うすべての人たちが力を合わせて作り上げるひとときで、聖堂では午前中にミサと午後からはパイプオルガン演奏会なども予定されています。
たくさんの方が遊びにいらしてくださるといいな。

14団のビーバースカウト・カブスカウト・ボーイスカウトは、58団ガールスカウト・教会学校の子どもたちと一緒に「手作りゲーム屋さん」を中庭で開催します!(雨の予報だから、信徒会館2階に変更になってしまうかなあ…)
誰にでもできる、おもしろいゲームをたくさん用意したので、ぜひ遊びに来てね。
11時から13時まで。せめてその時間はお天気が回復してくれるといいのだけど。

中庭では、ガールスカウトと並んでボーイスカウト紹介コーナーも準備中。
スカウトって、どんな活動をしているのかな。
どんな人たちが関わっているのかな。
14団はどんな雰囲気なのかな。
ちょっと聞いてみたいなと思われていたら、ぜひお気軽にお立ち寄りくださいね。
本当は元気のよいベンチャースカウトのみんなが担当してもらいたかったのだけど、この日はどこも文化祭に当たってしまい、本当に残念。でも、14団で一番あったかーい、でもすっごく楽しいリーダーがお待ちしていますよ。
こちらも11時から13時までオープン予定です。

新しい冒険の始まり

9月24日は14団の年度替わりの日。
各隊で最高学年のスカウトが一つ先の隊に上進する、けじめの式が行われます。

上進するスカウトたちは、すっかり小さくなってしまった制服から真新しい、ちょっと大きめの制服に身を包んでやってきます。
どの顔もやや緊張した、でも誇らしそうな表情を浮かべていて、教会中に元気がみなぎるよう。

すっかり頼りにしていた先輩を送り出し最高学年に進むスカウトたちも、うれしさの混じった、意気込みの感じられる表情でやってきます。「よし!今度は自分の番だ!」と顔に書いてあるみたい。
これまで新入りで一年目だったスカウトにも、いよいよ後輩ができるので、これまでのように気楽にはしていられませんね。
一人ひとりのスカウトが、新しい一年を迎える日。

これまでよりも、もっと楽しい時間を。
なんでも用意してもらって楽しんできた時代から、少しずつ「自分も楽しい。周りの人も楽しめるように」と考えられる人に。

今よりも、もっとかっこいい自分探しの冒険を。
一緒に過ごす仲間の顔ぶれが少し変わったということは、共に成長し刺激し合える仲間がまた増えたということ。
自分の周りの小さな世界から一歩踏み出して、自分の心も力も伸ばしていける人に。

カブ隊の「やくそく」、ボーイ隊の「ちかい」を聞きながら、「おきて」の言葉を改めてかみしめよう。