あそびにおいでよ

このところ日曜日は雨続きですが、4月30日はなんとしても晴れてもらわなくっちゃ!
成城教会のボーイスカウトとガールスカウトが、今年も合同で体験プログラム「あそびにおいでよ スカウトフェスタ」を開催します。
いつもは29日祝日に行なっていましたが、今年は30日日曜日になりました。

ボーイスカウトもガールスカウトも、たぶんとってもいい活動をしているのは知っていても、なかなか身近に見たり聞いたりする機会がないですよね。
実は世田谷区内には21個も活動拠点があって、それぞれに「体験できますよ」「見学はいつでもオッケー」と宣伝しているのですが、うまくタイミングが合わないと出会えないこともしばしば。
成城教会のスカウト活動の大きな特色は、もちろんカトリックを最も身近な支えとしているだけでなく、男子だけ・女子だけで活動していながら、合同プログラムも行われており、お互いによい刺激を与え合えることです。
同性ではない兄弟姉妹をお持ちの方には、特におすすめの環境です。

成城、喜多見、砧などにお住まいの方だけでなく、活動拠点のカトリック成城教会は成城学園前駅から徒歩2分という地の利があるので小田急線沿線にお住まいの方もぜひ体験にいらしてくださいね。
いろいろな年齢のスカウトと一緒にワクワクの体験を通し、緊張しながらの「初めまして」から始まって、おしまいには「じゃ、またね!」と笑顔を交わせる和やかで楽しい2時間です。

☆ボーイスカウト・ガールスカウトを体験してみませんか☆

ボーイスカウトの最新のアンケートによると「ボーイスカウトはみんなが知っているナゾの団体!?」(ボーイスカウトを知っている→92.3% 活動内容を知っている→18.0%)。かなり悲しい結果です。

ボーイスカウトやガールスカウトはアウトドアの達人を育てるための活動ではありません。(野外が教場なので、結果みんな自然が好きですが。)少年期・青年期に長い時間をかけて、自分を発見し、自信をつけて、そして周りの人たちや環境のことも考え行動できる力を身につけていく体験活動です。これをみなさまに一言でご理解頂くのが大変難しいのです。それでそんな悲しいアンケート結果になってしまう。(現在対策中です!)

今年もスカウトファスタを4/30(日)に行います。ボーイスカウト・ガールスカウトを短時間ですが体験頂くことができます。今のメンバーの中に入っていっしょにできる、テント体験、野外ゲーム、キャンプファイヤなど 楽しい体験プログラムを準備しています。

はにかみ屋さん、照れ屋さん、そんなお子さんこそ大歓迎。きっと普段みられない一面がきっと発見できるはず。是非お気軽に遊びに来て下さいね。 お会いできるのを楽しみにしています。

申込先: info@bs-setagaya14.org または 問合せフォーム から

餅つき&スカウト新年会

1月15日、餅つき&スカウト新年会。
例年12月に行っていた餅つきを諸般の事情によりスカウト新年会と同日に行いました。

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販売や来て下さった方に配ったりしていたお餅も今年は自分たちが食べる分だけつくことに。
しかも何時もはつくにはつくが食べやすい大きさに丸めるのは団委員や手伝って下さるお母さん方でしたが、今年は丸めるのも各自。
手にいっぱいくっつけて悪銭苦闘するも何かつくのより楽しそう。味付けはあんこにきな粉、醤油を好みで。

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これがお昼ご飯。暖かい味噌汁とともにみんなお腹いっぱい食べました。

午後からはスカウト新年会。
新年会はベンチャー企画なのですが肝心なベンチャースカウトは企画はしたものの今日は全員模試。
代わりにローバースカウトが進行役を務めてくれました。
ビーバーからボーイまで4つの混成班に分け、班対抗で行いました。

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最初の班名決めから伝言ゲーム、輪ゴム運び。最後は14団恒例のみかん取り。
スカウトもリーダーも、保護者も見学のちびっ子も全員参加。勝ち抜き戦で優勝を目指します。
くじ引きで決められた対戦では同じ隊のリーダーとスカウトだったり、親子対決、兄妹対決も。
小さい子にも容赦なく、特に若手リーダーは優勝を狙います。
そして今年の優勝者はなんと久しぶりに顔を見せたローバー隊長でした。

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団からはおやつも出て(勿論リーダーにも)、スカウトは長いようでもあっという間の楽しい一日を過ごしました。

そうそう、忘れるところでした。
ビーバー隊にまた一人入隊しました。みんなが見守る中、大きな声で約束が言えました。

もう一つ、12月に行ったユニセフ募金の結果についてもくまスカウトから発表がありました。

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年配リーダーは少々お疲れのところもありましたが、スカウト達の笑顔に癒やされた一日でした。
(報告遅くなりました。T.T記)

ビーバー隊ミニハイキング

7月10日の日曜日、ビーバー隊はミニハイキングをしました。

天気予報が変わり真夏の暑さの中、成城教会から岡本民家園まで約3㎞。

コース的にはほぼ仙川沿いですが只歩いたのではボーイスカウトじゃない。

リーダーが指令書を用意して先ず、その指令書を探すところから。

そして指令書に書いてある目標物をを探しながら、

あるいは司令書の地図を頼りに、目的地の民家園まで歩きました。

勿論、指令書を読み解くのはスカウト。ビーバースカウトでも地図ぐらい読めなくちゃ。

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途中のチェックポイントにはスカウトのおじいちゃん、おばあちゃんの家も。

こちらの家族は代々ボーイスカウトやガールスカウト。お水の補給をさせて頂きました。

あまりの暑さに、途中何回も休憩と水分補給を入れながら目的地の岡本民家園に。

お弁当前にこの園内でも指令書探し。え、目的地についたのに??

探し出した指令書と言うよりは封筒の中に文字のカードが。

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その文字を組み合わせて読むと今日の特別なおやつがゲット出来る。

無事探しだし読み解いた後はお弁当。

そしてお弁当の後、古民家を見学してバスで教会まで帰りました。

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え、バス乗って良いの?

そうです今日は見学の幼稚園年長の子もいるし、リーダーが汗まみれになったので。

バスの冷房が気持ちよかった。

特別なおやつはアイスクリームでした。リーダーも貰えて嬉しかったです。

(T.T)

プラネタリウム

6月5日第一日曜日、スカウトと共に捧げるミサ。

神父は6月に着任したばかりの山本神父様。山本神父はカブスカウトからリーダーまでボーイスカウトを経験された方。
これからの神父様との関係が楽しみです。
IMG_4768ビーバー隊はミサの後、バスで世田谷区弦巻にある教育会館内のプラネタリウムへ。
土日のみの営業で午前11時の回はちびっこタイム。
ビーバー年代の子供たちにもわかり易い解説を係りのお姉さんがしてくれます。
この日のテーマは「木星としし座を見よう」でした。
始まる前は椅子に座っていても身体を動かしたり隣のスカウトとおしゃべりしていたスカウトも、投影が始まると星空に見入っていました。
その頃リーダーは夢の中へ。
帰り道スカウトが土星の話をしてくれたのですがリーダーはうなずくだけでした(^_^;)
朝降っていた雨も上がっていたのでお昼はプラネタリウム裏の池の脇のベンチで持参のおにぎりを食べました。IMG_4774 IMG_4772
今日は小枝章を初めてもらうスカウトがいました。
リーダーや他のスカウトからのおめでとうビーバーコールにチョッピリ恥ずかしそうに、でも嬉しそうな笑顔を見せていました。
見学に来ていた子もまだ何の表彰かはよくわからなくても興味津々。一緒にビーバーコールをしてくれました。
解散後リーダーは1時間程打ち合わせをした後、次回の活動(ザリガニ釣り)の下見へ。
(T.T)

スカウトフェスタで会いましょう☆

ボーイスカウトやガールスカウトがめざすのは、自分を発見し、自信をつけ、周りの人たちや環境のことも考え行動できる力を身につけていくこと。
何年もかけて身につけていく息の長い運動の基本は、「おもしろい!」「楽しい!」「びっくり!」をたくさん感じる体験活動です。
博物館にも山にも出かけるし、見つけたもので何か自分の好きなものを作るし、簡単な料理や針仕事、寸劇を演じてみるなど本当にいろいろ。どんなことでも経験したことは残り、次のステップにつながっていきます。

チーム対抗のゲームを前に開く作戦会議もとっても重要な体験の1つ。
一人では思いつかないヒミツのアイデアを仲間から打ち明けられ、その任務を遂行するにはどうしようか?を話し合う時間は、それはもう、最高!
なかまと一緒にいる喜びや楽しさ、冒険へのわくわく感はもちろん、時には意見が合わなくてつまらなく感じることすらも心の栄養となり、次はどうしようかなという発展につながります。
それは中高生になってからもまた大人になってからも同じで、話し合う内容は「自分のために」から「仲間のために」「後輩のために」「誰かのために」と移っていくのも、同じ仲間とともに成長していくからこそ一貫して実現できること。
スカウト活動は、心を育てる魅力的な体験なのです。

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4月29日スカウトフェスタの仕掛け人は、実は普段は裏方で事務や運営に携わっているおじさんおばさん。
スカウト経験者もリーダー経験者もいれば保護者からこの運動にはまった人もいて、14団と58団にいる一人ひとりのスカウトやリーダーの顔を思い浮かべながら
「こんな仕掛けなら、スカウトたちははまるよ」
「あのリーダーなら主役はこなせるから、お話の内容も丸投げしてしちゃおう」
「ボーイ隊のスカウトたちは、げ―!っとか言いながら、実は楽しく一生懸命やってくれるよね」
「シニアにそこは任せて大丈夫ってリーダーが言ってた」
などと、それはそれは楽しそうに作戦会議を続けています。
いい年をしたおじさんおばさんが、
「火の神様たちの衣装はどうする?」とか
「南極の氷が手に入りそうだっていう情報があるんだけど、うまく使いたいね」とか
「安全対策に横断歩道にはリーダーを一人配置しよう」などと真剣に相談しながらタイムテーブルを組み立てていくなんてそうそう見られる光景じゃないけれど、ボーイスカウトやガールスカウトの会議ではよくあること。
「誰かのために」活動しているのだけど、もちろん自分にとっても大きな喜びにもなっていて、お互いのもっている経験やアイデアを駆使しながら、スカウトや遊びに来てくれるお友だちの「おもしろい!」「楽しい!」「びっくり!」の顔を楽しみにしています。

すでにお申し込みをいただいているみなさん。
どうもありがとうございます!
お天気に恵まれて、楽しいひとときとなりますように。
お会いできるのを楽しみにしています☆☆

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写真は全て昨年のスカウトフェスタの模様です。

福島神父さまのこと

今月いっぱいで、8年も成城教会にいらした福島神父さまが千葉西教会に移られることになりました。
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14団は55年前に「カトリックの教えとボーイスカウトは同じ」と当時の神父さまによってできた団で、5年後に誕生したガールスカウト東京58団とともに教会の中で守られての活動を続けています。
成城教会に移って来られたばかりの福島神父さまも、初めのうちはやんちゃ坊主ぞろいのスカウト達にちょっぴりびっくり!
でも、教会の中庭で遊ぶスカウト達とふれあい、リーダーたちと話し合い、「成城教会子どものつどい」の企画に参加して下さったりと寄り添ってくださるうちに、あっという間に14団のみんなが大好きな方になっていきました。
例えば…
入団したばかりのビーバースカウトや砂場で遊んでいるカブスカウトが
「ねえねえ、神父さま。これからどこに行くの?」
なんて、大急ぎで信徒会館に向かう神父さまにのんきに話しかけても、ちゃんと立ち止まって
「神父さん?これから会議があるんだよ。きみはなにをしているの?」
なんて話しかけたり、スカウトミサの中で子ども時代の失敗談や不思議に思ったこと、感動したことなど、わかりやすい言葉で語りかけたり。
中高生年代のスカウト達には信仰について学ぶ「宗教章」のための講座を開き、大学生年代のローバースカウト達とは冗談を言い合って大笑いしたり。
信者ではない団のメンバーたちも、福島神父さまと過ごすうちにカトリックって身構えず自然に接していいんだな、信者ではなくても同じように愛されているんだなと感じられるようになってきました。IMG_5993

本当にたくさんの寄り添いや思いやりをいただいてきたんだな。
転勤してしまわれるのが本当に残念だけど、いただいたあたたかい気持ちを、私たちも周りの人たちに発信していけるように、心を込めてボーイスカウト運動を続けていきたいな。
そして新しく成城教会にいらっしゃる神父さまとも、もちろんなかよく、そして楽しく。
優しい気持ちの輪が広がって、ボーイスカウトのめざす平和な社会が少しでも近づきますように。

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カブトムシの話

IMG_2999-2「世の中の役に立つ人になろう・平和な心で、周りにもそれが伝えられる人になろう」…と努力するスカウトがいて、家庭で支える保護者がいて、スカウトとともに歩むリーダーとリーダーをサポートする団委員がいて、そして団という一つのまとまりになっています。
もちろん必要最低限とは言え、お金もかかり人手も必要なこの「社会教育運動」を進めていくには、団をバックアップする育成会が必要不可欠な存在です。
スカウト保護者は入団すると同時に育成会員ですが、「ボーイスカウトっていいな」、「14団っていいな」と思ってくださる方も育成会員のなかまです。

そのまとめ役の育成会長は、昭和49年にシニア(現ベンチャー)隊副長を始め、シニア隊隊長・ローバー隊隊長・団委員長・ビーバー隊隊長などを歴任後、平成18年からずっと今の役割を担っていらっしゃいます。
いつもスカウトに何かしてあげたいという願いをお持ちなのですが、今年の春からの取り組みの1つがカブトムシ。

都会ではなかなか見つけることのできなくなったカブトムシをぜひ育てることを体験してもらいたいと、ご近所の方から分けていただいて幼虫を4月スカウトフェスタに持ち込みました。
スカウトや、見学中のちびっ子たちが無心にさわったりじろじろ見られながらも元気に生き延びた幼虫がようやく羽化した6月。
「来週持っていくよ!」の連絡に虫博士のスカウトたちは大喜びで虫かごを用意していました。

「オスとメスがいたらいいなあ」
の声に、再度7月第一日曜日にまたまた持ち込まれたカブトムシ。
ところが、教会に向かう道すがら、なんと育成会長の車の中で大脱走。
教会につくなりリーダーたちが車中を大捜索するも、すべて回収できず。どこに隠れちゃったのか…。
仕方なく、そのまま運転して戻られた奥さま。被害にあっていないといいのですね。

たくさんの人たちの、ちょっとした思いが集まってゆっくりゆっくり、スカウトたちがはぐくまれています。

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14団スピリット

6月13日夕方から翌日早朝にかけて行われた、14団オーバーナイトハイク。
ローバースカウトも「先発隊」「後発隊」でスカウトと同じ道を歩いたり、あるいはコースパトロール車に同乗して本部にいる仲間と連携をとりながらスカウトの安全を離れたところから見守ったりと大活躍でした。
数年前の自分の姿と重ねながら後輩を思い、と同時に久しぶりに会った仲間とすごく楽しい時間を過ごしていました。
全体が解散したのは14日6時半。
一刻も早く横になって休みたい…と考えていたのは、もしかしたらオトナだけ?
なんとそれからローバースカウトたちはミーティングを開いて、8月のキャンポリーへの参加確認やそこでどんなことができるか?を話し合っていたのでした。

キャンポリーではあらゆるシーンでローバースカウトの力が必要とされていて、彼らは団委員会からも大いに期待が寄せられている存在。
特に16日は「ひとつ釜の飯を喰おう会」「大営火」「ローバーラウンジ」と一日中大活躍してくれるのが、今からとても楽しみです。

幼いころから14団の中でお互いに刺激し合い、同じリーダーの顔を見て育ってきたスカウトたち。
つかず離れず、時にはまったく姿を見せない時期があっても、結局は10年以上もの長い時間を共に過ごしてきたからこその「居場所」がここなんですね。
あうんの呼吸を力に「14団スピリット」を見せてくれることでしょう。

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記念Tシャツのデザイン、バージョンアップ!

ゆらゆらの魚・・・これっていったい何の意味?
記念Tシャツに14団と58団をあらわすのに魚が使われ、なぜか海を泳いでいる絵。
カトリックを信仰している人たちには当たり前なのだけど、信者でないとちょっとわからないですよね。

♪私たちは魚のよう  神様の愛の中で泳ぐ♪
という歌があるのだとか。
神様に見守られてのびのびと生きていくなんて、とても安心できる気持ち。
毎月一回だけどスカウトミサを通して大いなる存在を身近に感じ、その心のままスカウト活動を始められるのは14団と58団の大きな特色です。

6月6日のミーティングで
「この海藻のところに教会があるといいなあ」
「でもこのゆらゆらする海藻は、ちゃんと残してね」
などとわがままなオーダーが出たのですが、さすがローバー隊隊長!
誰もが大満足の、可愛いデザインにしてくれました。

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