最近の活動

日々成長するスカウトたちのようすを中心にご紹介するブログです。

活動ブログ一覧

お互いの存在があるからこそ

DSCN2322DSCN23292月4日はお昼前から雨の予想…
なんて残念なんでしょう。

五本松をスタート地点とする各隊のマラソンコースや活動内容はちょっと変更となりました。
ビーバー隊は、何回も何回も楽しめる土手の段ボールすべりが中止。
草もぐれになって、ズボンや時には頭の中にも草が入り込み、おうちではちょっと手を焼く遊びなのだけど、奥が深いとみえてリーダーも一緒になって楽しんでしまうのです。
カブ隊も土手を使ったフィールドゲームは、たった一回に変更。
存分に体を動かしたり、走り回ったり、歓声を挙げたりの時間がちょっとになってしまいました。
ボーイ隊も五本松から多摩川原橋に向かい、橋を渡ったら五本松を左に見ながらひたすら多摩水道橋をめざし、また橋を渡ってようやく五本松を目指して走っていく長距離コースが、多摩川原橋との往復9㎞に変更となりました。
教会では団委員長たちがあったかい、美味しい味噌汁を作って待っていてくれる…というのですから、それはもうちゃんと時間になったら帰り支度をしないとね。

普段はそれぞれの隊で活動している14団ですが、1月のスカウト新年会のように縦割りで一緒に楽しむ活動もあり、この2月のマラソンのようになんとなく遠目にお互いの存在が目に入る程度の活動もあります。
大抵にはビーバー隊とカブ隊がおにぎりを食べ始めることにボーイ隊のトップランナーが戻ってくるのですが、今年はお迎えがとっても少なかったのも仕方がない。

誰かとの競争ではなく、去年の自分よりもっとうまくできるようになったかな?なんだか力がついてきたのかな?を折々にふれ感じることができるのが、ボーイスカウト活動の魅力の一つです。
家庭や学校の中だけでは感じにくい「自分の成長」も、周りの兄弟たちの存在があればこそより鮮明に映ります。
「ビーバーなんてまだ子どもだね」
「カブは生意気だよ、敬語も使えなくて。おれたちなんて大変なのに」
などとボーイ隊スカウトがこそこそ話していると、そばにいる先輩たちが大笑い。
「なに言ってんだよ、去年まであんなふうだったのに」
それを聞いているリーダーたちがまたまた大笑いをして
「自分たちもそういわれてきたのに、よく言うよ」

なかまがいるって、本当に素敵です。
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キミたちも、がんばってみて!

DSCN2305昨年11月12日夜から13日早朝にかけて開催された、世田谷地区ベンチャースカウト50㎞オーバーナイトハイクで見事2位入賞を果たしたタクミスカウト。
目下オーバーナイトハイクの直前まで練習を、そしてゴール後仮眠をとった後は試合へ向かうくらい部活が今一番やりたいことのナンバー1。
そのため11月13日に行われたセレモニーにも、また1月新年子どもまつりの会場で行われたボーイスカウト世田谷地区の全体朝礼にも出席できず、1位入賞の6団と同じくベンチャー隊リーダーが代わりに賞状やカップを預かっていました。

いつものようにスカウトミサと全体朝礼が行なわれる2月5日はようやくタクミスカウトが久しぶりに出席できたので、さっそく朝礼で後輩スカウトたちやリーダーの前で改めて賞状、記念の盾、カップを団委員長から手渡すことができました。
夜中に50㎞もの距離を、眠気と疲れと闘いながら走破するなんて、ビーバー隊スカウトやカブ隊スカウトから見たらまったく想像もできないけれど、ベンチャー隊を目前にしたボーイ隊の中学生スカウトにとっては、身近な先輩の声を聞ける絶好のチャンス。
リーダーから一言を求められ
「え~?なにを言えばいいんだ?うーん…」
尻込みしたのは一瞬で、すぐに後輩たちの前に立ち部活との両立しながらチャレンジした話をしてくれました。
そして、「何事もやってみればいい。みんなも、頑張ってみて」のエールに、健脚自慢のスカウトは心に火がついたに違いありません。
ひとつ違いの先輩後輩が兄弟のようにずらりと居並ぶ14団だからこそ、「ちょっと頑張れば自分にもできるかもしれない」という目標をいだくチャンスがいろんな時に巡ってきます。

タクミスカウトは小学生でカブ隊に入隊し、同じ学年の仲間と力を合わせていろいろなことにチャレンジしてきました。
小さなまとまりである組や班でリーダーシップをとりながら自分の好きなことを見つめたり、うまく進められないことにぶつかったり、理不尽な思いをしたこともありながら、キャンプを通して「何もしなければ始まらない」「何かするのは大変だけど、そのあとには爽快な気分が待っている」「ともにいる仲間と力を合わせることはおもしろい」といった感覚も確実に自分のものにしてきました。
どんなことも無駄にはならないし、それだけではなくて、一つ一つの経験こそ誰かと協調して生きていける自信となって今の彼を輝かせているのだとおもいます。

すぐに結果が現われるものではないけれど、ボーイスカウトを通して経験することやその時一緒に過ごした仲間の言葉や行動、年齢のちがう人たちの生きざまは、スカウト一人ひとりの心のどこかに残っていき、いつの日か自分の今や将来を考える時の指針となっていく。青少年の心を確実に、健全にはぐくんでいきます。DSCN2309

餅つき&スカウト新年会

1月15日、餅つき&スカウト新年会。
例年12月に行っていた餅つきを諸般の事情によりスカウト新年会と同日に行いました。

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販売や来て下さった方に配ったりしていたお餅も今年は自分たちが食べる分だけつくことに。
しかも何時もはつくにはつくが食べやすい大きさに丸めるのは団委員や手伝って下さるお母さん方でしたが、今年は丸めるのも各自。
手にいっぱいくっつけて悪銭苦闘するも何かつくのより楽しそう。味付けはあんこにきな粉、醤油を好みで。

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これがお昼ご飯。暖かい味噌汁とともにみんなお腹いっぱい食べました。

午後からはスカウト新年会。
新年会はベンチャー企画なのですが肝心なベンチャースカウトは企画はしたものの今日は全員模試。
代わりにローバースカウトが進行役を務めてくれました。
ビーバーからボーイまで4つの混成班に分け、班対抗で行いました。

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最初の班名決めから伝言ゲーム、輪ゴム運び。最後は14団恒例のみかん取り。
スカウトもリーダーも、保護者も見学のちびっ子も全員参加。勝ち抜き戦で優勝を目指します。
くじ引きで決められた対戦では同じ隊のリーダーとスカウトだったり、親子対決、兄妹対決も。
小さい子にも容赦なく、特に若手リーダーは優勝を狙います。
そして今年の優勝者はなんと久しぶりに顔を見せたローバー隊長でした。

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団からはおやつも出て(勿論リーダーにも)、スカウトは長いようでもあっという間の楽しい一日を過ごしました。

そうそう、忘れるところでした。
ビーバー隊にまた一人入隊しました。みんなが見守る中、大きな声で約束が言えました。

もう一つ、12月に行ったユニセフ募金の結果についてもくまスカウトから発表がありました。

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年配リーダーは少々お疲れのところもありましたが、スカウト達の笑顔に癒やされた一日でした。
(報告遅くなりました。T.T記)

成人☆おめでとう!

ビーバースカウトの頃から一緒に活動してきたスカウトたち。
毎年誰かしらが成人式を迎えているのですが、今年のメンバーはちょっと忘れられない歴史を持っている世代です。
子どもながらに穏やかでにこにこしているスカウト、いつも何かしらお茶目なことをしでかすスカウト、一生懸命なんだけどいつもちょっとポイントがずれてしまってずっこけるスカウト、一人の時間を楽しみたいスカウト…と、結構個性のはっきりした子たちがいて、その中でも自分の大好きなボーイスカウトを友達に紹介しまくった、まるで募集担当のようなスカウトのおかげでカブ隊から仲間に加わったスカウトもいて、多い時には11人がずらりと並ぶ圧倒的な存在感でした。
おとなしく堅実なタイプのくまスカウトから「2歳下の、新入りのうさぎスカウトが全然いうことを聞いてくれない」と苦情が出て、リーダーが緊急うさぎ集会を開いて「キミたちは先輩のいうことをまずちゃんと聞くことが大事だぞ」などと諭される場面もあったくらい。

お互いがライバルというよりは、一緒にいて楽しい仲間だったとみえて、ボーイ隊スカウトとしては異例の速さで菊章を獲得したスカウトが上級班長として隊長を助け、同じ世代の班長次長とうまく連携をとっていた時代はとても印象深かった。
その後転居や部活優先などで団から離れたスカウトもいたものの、山口県で一昨年開かれた世界ジャンボリーに同時に参加して再会を果たしたこともあったね。
ローバースカウトとして関心のあるカブ隊やボーイ隊で後輩のめんどうを見ているスカウトもいるし、それとはまた別に馬の合う3人が一緒に旅行したり、それぞれに興味のあることをバイトや部活で深めながら、実にゆるーくつながっているみたい。

1月9日は誰から言い出したのやら、久しぶりに会える小中学校の同級生もいるだろうに、教会で5人が集合して一緒に世田谷区役所に出かけたという。
彼らにとってはあたりまえ、特別なことではなかったかもしれないけれど、昨日その話を聞いたリーダーたちのうれしがることといったら!
元気に走り回ったり、ケンカになってつかみ合いをしたり、ユニセフハウスに出かけてユニセフのことを真剣に聞いて学んだり、団のオーバーナイトに初めて参加したものの土砂降りで、疲れ切ってチェックポイントで寝てしまったりなどなど、小さいころからのエピソードを共有しあっているリーダーだからこその感激でした。
彼らと一緒にボーイスカウト活動を続けてきてよかったな、彼らの中に教会が一つの居場所として残っているんだなと思えるのもリーダー冥利に尽きるもの。

スカウトを指導し育てるのがリーダーでもあるけれど、また逆もあり。
成人、おめでとう!そして、とっても素敵なプレゼントをありがとう!

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スキー訓練に出発!

夜明け前でまだ真っ暗な中、スキー訓練に参加するスカウトたちが教会に集合しました。
毎年2日から4日までの2泊3日を、福島県猪苗代町のスキー場でスカウト・保護者・指導者・育成会がスキーはもちろん、楽しいおしゃべり三昧で過ごしてくるこの企画は、80歳を超えてなおスカウト運動に情熱を燃やす久保田育成会長が長く続けてきている育成会の大きな行事の一つです。

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育成会長がたいせつにしていることは、スキー上達はもちろんですが
・年代を超えたスカウトたちが兄弟のようになかよくなること
・リーダーも保護者もお互いに知り合い、スカウト運動のすばらしさをもっともっと理解すること
・バス会社や宿舎の人々をたいせつに、長く交流を続けていくこと

カブ隊までは保護者と一緒に参加していたスカウトがボーイ隊でスキーのおもしろさに目覚め、その後育成会長の思惑どおり兄弟や家族のように親しく思える人の輪をどんどん広げてゆき、周りの人を思いやりながらスキーの指導ができるようになり、企画運営にも携わってきているのも、一年に一回とは言え長い間ずっと続けられている行事だからこそ。
成長していく間には気持ちが離れたりほかに楽しいことが見つかったり、熱心に取り組みたいときがあったりといろいろあって当たり前で、今年はアウトでも次の年には挽回できる場、また逆に今年うまくいったことを来年はさらに発展させられる場があることは本当に素晴らしいことだと思います。

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人が育つとき、一貫して同じ人々が通う居場所が家庭以外にもあるのは、どんなに心強く安心できることかは、過ぎてみて初めて分かることかもしれません。
育成会長が時にはリーダーを叱咤激励しつつ、いつもにこにこスカウトを見守っていることには大きな意味があるのです。

今年は中学受験を機に退団した中学1年生が、スキー訓練の楽しさが忘れられず久しぶりに飛び入り参加!
小さいスカウト時代からみんなに可愛がられてきた彼の参加に、みんなも大喜びです。
団をやめちゃってもなかまであることには何の変りもなく、今頃はきっとバスの中で空白期間があったことなどすっかり忘れ、みんなで「インターではぜったい佐野ラーメンを食べよう!」などとワイワイおしゃべりしているでしょうね☆

どの子どもたちも幸せで、心豊かな時間を過ごせますように。
いい仲間、いい友達に恵まれて、その中で磨きあい、助け合い、心と前進する力を育んでいけますように。
ボーイスカウト活動はそれを実現できる魅力ある社会教育の場。
14団は今年もよい環境を提供できるよう、頑張っていきます!

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2017/01/02 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : AH

スタンツ・ゲーム・サンタクロース!

dscn225712月というのに気温が上がり、暖房いらずとなった天皇誕生日。
信徒会館2階をお借りして、カブ隊とボーイ隊、そしてガールスカウト東京58団の同世代スカウトとの合同クリスマス会が行われました。
せっかく同じ教会で活動しているスカウト同士なので、全員をシャッフルして5チームに分かれてまずは自己紹介。
顔を見たことはあるもののなかなか話をすることもないので、名前をおぼえる絶好のチャンスとなりました。特にチーム対抗ゲームをするわけではないけれど、やはり同じチームで同じ歌を歌ったり手遊びゲームで盛り上がったりするうちに、だんだん仲間意識が生まれてくるのが不思議です。

メインイベントは、それぞれの隊・部門のスタンツ発表で、ステージに上がって3分から5分程度に作られた寸劇やダンス付き替え歌を披露するのですが、どれも知恵を絞って構成し練習してきたもの。
自由な発想から生まれた、サンタクロースやクリスマスに関連した出し物なのだけど、今年一番の人気者はやっぱり「PPAP」のピコ太郎のまねを含んだもの。上手に流行を取り入れて、自分たちももちろん楽しみながらの演技にリーダーたちもみんな大笑いです。

普段は別々に活動しているだけに、それぞれの出し物が目新しく、おもしろくて、ついつい一緒になって手を動かしたり歌ったり。
周りの人たちがいてくれてうれしいなと感じる時間が持てるのは、クリスマスだからこそなおうれしい。

明日はクリスマスイブ。
夕方からのミサにも参加します。

夜回りがスタート

yomawari師走も半ばを過ぎましたね。
14団のボーイ隊とベンチャー隊は、クリスマスイブまでの1週間ほどを、火の用心を呼び掛けながら近隣をパトロールしています。
今年も今日からスタートだったので、先ほど教会に様子を見に行ってきました。

いるいる。
ネックウォーマーで覆面をして怪しい姿のスカウトや、頭にヘッドライトをつけているスカウト、いつもは部活で忙しいスカウトもにこにこ顔で集合しています。
リーダーと今日のコースの打ち合わせなどをし、シェパード班とカモシカ班はそれぞれに拍子木を2つずつ持って別ルートを出発するのですが、どうやら拍子木にもやたらと重たいものと持ちやすい軽さのものとがあるようです。
4年目の班長がちゃんと「いい拍子木」を選んで持って行きました。

スカウトたちが鳴らす拍子木の音を心待ちにしていてくださる方もいます。
「今年もちゃんと家に寄っておくれよ。待っているから」
ありがとうございます!

さて、カモシカ班とシェパード班のみんな。
小一時間ほどのパトロールだけど、今年も元気に、そして気をつけていってらっしゃい!

大都心~下町~山の手めぐり 14団編

dscn2214スーパームーンにほど近い、まんまるで大きな月が輝く11月12日夜。
今年もベンチャー隊スカウト(高校生年代)向けの第47回ベンチャー50㎞オーバーナイトハイクが13日早朝にかけて開催されました。

この大会の特徴は、9月に指定された地図の座標だけが示されて始まること。
スカウトはこれまで培った「読図法」の知識と経験をもとに事前に地図からその場所を特定し、それぞれのチェックポイントを効率よく結ぶルートを割り出し、何度も下見をして臨みます。
今年参加したタクミスカウトは、なんとぎりぎりまで高校でバスケットボール部でトレーニングをし、制服のまま集合場所に駆けつけて、大急ぎで着替えて出発時刻に間に合ったというつわもの。
健脚であるほかに、この大会には精神力も大いに必要で、下見に来た時には始まっていなかった工事に遭遇したり、天候や気温に対応したり、夜間の疲労でうっかり見過ごしてしまうミスも挽回したりと、一人で走るスカウトも、なかまといっしょにバディを組んで進むスカウトも、それぞれの大きなドラマを感じながらのハイキングなので、周りの方がハラハラしてしまいます。

さて、集合場所はライトアップされた増上寺。
新宿のスカウト3名とガールスカウト1名も加えた、30名でのレースの始まりです。

増上寺から東に向かい、初めのチェックポイントは酉の市が行なわれたばかりの富岡八幡宮。
取材班はスタート地点からスカウト出発後すぐに車で移動したのですが、今年もまたダントツ一位の6団スカウトは通過してしまった後でした。まるで空を飛んでいるかのような速さ。
と、続いてやってきたのはなんとタクミスカウト!
いつもと変わらない淡々とした様子で「一位のスカウト、速いっすね」などと言いながら、でもきっとおなかの中では強い闘志を燃やしながら次のチェックポイントに向けて出発していきました。

富岡八幡宮から、次は富士公園へ。
大きな公園でちょっと場所がわかりにくかったとみえて、ずいぶん差が開いてきました。
タクミスカウトはとっくに2位で通過。14団が本部となっていて、団のリーダーも何人か待機していたので情報をやり取りしながら一緒にワクワクしちゃいました。
その後上妙寺、清光寺と通過し、最大の難所が戸山教会。
新宿第18団の団本部で、疲れもピーク、入り口がわかりにくかったとみえて時間切れでリタイアになってしまったスカウトが続出。本当に悔しいことでした。
ここを何とかクリアしたスカウトは、すっかり見慣れた世田谷区内に入り、赤堤教会で最後のチェックを受けた後、ゴールの成城教会に向かいました。

dscn2219成城教会信徒会館のロビーがゴール。ここにはゼッケン番号の一覧が映し出され、今スカウトたちがどのあたりにいるのかを見ることができます。
世田谷地区のどのスカウトのことも可愛く思ってはいるけれど、やっぱりそこは身内のタクミスカウトへの思いは特別。ハラハラしましたとも。
ゴールを担当している成田隊長ももちろん同じでしたよ。
そして、彼のそばでタクミスカウトの動向を見守っていたローバースカウトも、ベンチャー時代は10位以内入賞を果たした健脚の持ち主。ギリギリでスタート地点にやってくるタクミスカウトの学校の荷物を一式預かる役目を買って出てくれました。

ダントツの一位スカウトが午前2時40分にやってきました。
なんというタイム。誰にも彼には勝てません。
本部待機のリーダーたちに大きな拍手で迎えられ、ちょっと休憩したら「部活があるので」とそのまま自宅に走って戻っていきました・・・。彼は陸上部だそうで、この年頃のスカウトの体力には限界というものがないのでしょうか??

そして約一時間後の3時38分。
ずっと第2位をキープしてタクミスカウトがゴール!
優勝は一歩ゆずってしまったけれど、それでも相当に早いタイムですよね。
眠気もピークだったロビーが一気に沸き上がり、またまた大きな拍手と写真撮影の嵐の後、やっぱり明日は部活の試合だとかでセレモニーを待たずに帰宅していきました。
50㎞走って、仮眠をとって、それでちゃんと試合には出られらのかしら??本当にすごい体力ですよね。

成田隊長は、タクミスカウトのカブ時代はカブ隊リーダーとして彼の様子を見守っていました。また、かつてベンチャースカウトだった頃はこの大会で優勝を果たしている、これまたつわものなのです。
時を経てベンチャー隊隊長となってこの大会に臨んだ彼にも、ぐっとくるタクミスカウトの2位入賞だったことでしょうね。

スカウト時代は19年間。
でも、そのあともまだまだ人と人とのつながりと心の成長は続いていくのです。
ボーイスカウトの団は、地域の中にあって大人と子どもがお互いの成長を感じながら、さらに自らを高めていける場でもあります。

東京のいいところ再発見!の旅 ~BSラリー・14団編~

dscn2193紅葉が始まり、陽ざしがポカポカと心地よい11月6日。
世田谷地区内のボーイ隊合同行事「BSラリー」が開催されました。

前もって「読図法」で準備周到の14団ボーイ隊「カモシカ班」と「シェパード班」ももちろん張り切って参加しました。
このBSラリーは、毎年担当団のリーダーたちが知恵を絞って企画をしているのですが、今年の企画はめずらしく世田谷区内を飛び出して「東京のいいところ再発見!」をテーマに、電車を使ってあちこちの名所を巡り、訪れたポイントの数や時間を競うもの。
集合場所から9時きっかりに地図を片手に思い思いの方向に出発し、めざす名所を訪れ、16時までに本部のある赤堤教会(9団本部)に戻るのがこの日のミッションです。
そして、すべてのスカウト班にリーダーが一人以上付き添い、名所ポイントに到達した証拠にスカウトの集合写真を撮って、そのたびに本部にメール送信することになっていました。

でも、こういう集会にハプニングはつきもの。
20班以上が参加するため、集合場所は代々木公園・池袋西口公園・上野公園と3か所に分かれており、カモシカ班は代々木公園に、シェパード班は池袋西口公園にそれぞれ集まるはずだったのに、張り切りすぎたカモシカ班は代々木を素通りし、なんと上野公園に向かってしまった!
集合場所で配られるはずの名所のフォーカスポイントの一覧は、残念ながら手にすることができずじまい。
「しまった!やっちまったぜ!」
でも、そんなことにくじけるカモシカ班じゃないのがいいところ。何ごともなかったように、めざすチェックポイントを順番にクリアしていきました。
何より偉かったのは、カモシカ班引率を担当したローバースカウトですよ!
隊長から託された「スカウトの安全だけは確保してやってくれ。あとは道をまちがえようと失敗しようと、班長に任せて黙ってついていってくれ」とのミッションに忠実に従ったこと。
先輩が口を出すことはたやすいし、うまく進められれば何よりだけど、ここは自分たちの考えで行動することから学べる場。少年たちにとって、自分たちで決めたことにチャレンジすることは最高の冒険なので、たとえ失敗しても残念な気持ちを味わっても次には彼ら自身の力となるから。

引率リーダーはどちらの班もローバースカウトで、今年度はボーイ隊での奉仕を活動の柱にしている二人です。
この2人が本部に送ってくる写真がまたとってもよいアングルで、「せっかくだから、スカウトたちみんなをいい顔で撮ってやりたい」の思いがいっぱい。自然の中でのびのびと活動するのも楽しいものの、都会っ子にとっては身近な名所を訪れ、その位置と自宅の位置や距離を体感する絶好のチャンスでもあったようで、みんないい顔をしていますよね。bs1bs2bs3bs4

ハプニングは他団でも続出していて、
「いや、ついリーダーの方に力が入っちゃって、スカウトと一緒に楽しんじゃいました!」
「え?その都度連絡をするんだっけ?お昼にまとめて送信すればいいかと思ってた!心配をかけてごめん!」
「スカウトの勢いが強すぎて、写真を送信する時間も与えてもらえず…遅れてゴメンナサイ!」
などなど。
上野の不忍池近辺では送信中のリーダーが、見知らぬ方に「ここではそのゲームをしてはいけません」と叱られてしまったとか、せっかくの記念なんだからオモシロ写真を撮らないとね!と演出にこだわった団もあったりとさまざま。
名所ポイントで一緒になったリーダー同士は、情報交換をして笑い合い、世田谷地区の仲のよい、いい雰囲気がいっぱいです。
世田谷地区という、団よりもう一つ大きなくくりの中で年齢を問わず仲間の輪を広げていけるラリーは、スカウトはもちろん、リーダーも新しい友情を結べる楽しみがあります。

それぞれのコースを予定通り、あるいは大幅に変更しつつ、16時までに全員が帰着…するはずもなく、やっぱり2つの班がタイムアウトになってしまいました。その一つはもちろん14団。今度はシェパード班。
「ああ、そこ、曲がっちゃうの?うーん、仕方ない。さすがに時間が過ぎている。」
経堂周辺でうろうろしてしまった16時過ぎ、ローバースカウトが方向を指示して黄昏の赤堤教会に40分遅れで到着しました。
こういう判断も、「隊長の言った通り」ではなく、臨機応変に対応していくローバースカウト自身のよい体験にもなりました。

もちろん優勝を目指すラリーなのでとっても残念だったけれど、失敗は次に挽回できる最高のチャンス。
カモシカ班もシェパード班も、これからの成長を期待していますよ!

競争というゲームを楽しみながら、知らず知らずのうちにいろいろな気持ちを味わい、なかまと一緒に過ごす醍醐味も体験する。
ボーイスカウトの活動には、青少年の心を育てるエッセンスがいっぱい隠されています。

 

14団・ボーイスカウトの魅力って?

昨日は年に一度の育成会総会。
その前の30分を利用して、育成会保護者会を開きました。
14団の育成会保護者会がめざすところは、同世代だけでなく、幅広い年代の保護者間の交流を持ちながらスカウトのために何ができるかを共に探り、実現していくこと。
スカウトが(スカウトに限らず、子どもたちみんななのですが)家庭と学校と、そして地域で見守られていることで健全に成長していけるのですが、地域社会がうまく連携を保てなくなってきた今は、ボーイスカウトの育成会が果たす役割は本当に大きいと感じます。

とはいっても難しい話をしたわけではなく、まずは「知り合うこと」。
せっかく同じ成城教会のボーイスカウトの仲間になったのだから、せめて名前と顔をおぼえ笑顔で挨拶できるようになりたいですよね。
昨日のテーマ「ボーイスカウトの魅力・特徴」に沿って、初めはちょっと遠慮がちだったみなさんもだんだんと力が入ってきてにぎやかに話し合いが進んでいきましたよ。
☆☆☆
男の子だけだからこそ、14団に魅力があること。
縦社会を知ること、そして違う学校の友だちとも知り合えること。
スポーツが苦手でも、キャンプやハイキングを楽しみながら自信が生まれていること。
小さなグループとは言え、そのトップの立場を経験するチャンスが心を育てていること。
ボーイスカウトのやくそくやちかいは、生活の指針。いつの間にか身についているのを知ってびっくりしたこと。
幅広い年齢層の人たちと話したり協力したり、我慢したりする環境の中で、自分を客観的に見つめる機会を得ていること。
ビーバースカウトの頃は人見知りだった子が、キャンプやジャンボリーを経て中学生の今は、人と関わることに慣れてきていること。
長いスパンでの成長を団のみんなが見守っているので、あせることなく休むこともできること。

たった20分くらいでしたが、たくさんの話が出て、最後には
「ボーイスカウトってこんなにいいものなんだよ!と、もっと簡単に人に伝えられる言葉を見つけたいね!」
そうだね!それをテーマに、集まりましょうね。

家庭と地域がつながりを持ってスカウトたちを見守る環境づくりは、少しずつですが進んでいます。