ボーイ隊スカウトの一日ラリー

DSCN172114団のボーイ隊は「カモシカ班」「シェパード班」にわかれて、それぞれ集会を開いて活動しています。
カブ隊時代の「1組」「2組」…に比べるとぐっと「班」への思いが強まっていて、仲間意識もお互いに切磋琢磨しようという思いも見て取れるようです。
自由に自分たちの行動を決めることができ、隊長には「班で決まったこと」を最優先で話ができ、それを実現していく過程は実生活ではそうそうないこと。スカウトが小さな自信を少しずつ味わう絶好の機会です。
大人から見れば「え?そんなこと?」と思うような些細なことでも、また教会の中庭でブランコを揺らして遊んでいるだけに見えるような時間でも、それは彼らにとってパラダイス。この時期だけに注目するのではなく、長い成長の通過点として黙って見守っていきたい、むしろ周りの大人にとって我慢がまんの4年間かもしれません。
いつの間にやら自分で考え、意見を持ち、行動できる人となる基礎ができていたんだ!を実感できる日はそう遠くない日にやってきますよ。

DSCN1724さて、そんな年代の世田谷じゅうのボーイ隊スカウトのための一日ラリーが11月1日に開催されました。
スタートとゴールはカトリック赤堤教会(世田谷9団本部)。
そこから羽根木公園、駒沢公園、桜新町の久富稲荷神社といった課題ありのメインチェックポイントをめぐり、その他3か所のサブチェックポイントも設けられている広範囲のポイントラリーです。
隊長やリーダーはチェックポイント1の駒沢公園で待ち受けている中、カモシカ班とシェパード班の合同班が元気に出発し、羽根木公園での「火おこし」にチャレンジしました。
20団、24団リーダーが用意した薪を組み合わせて火をつけ、30cmほどの高さに張られた麻紐を焼き落とすのがミッション。隊キャンプではさんざん訓練して来た火おこしは、リーダーたちもビックリするくらいの素早さでクリア!
遅れて取材に向かってその話を聞いたときは、ちょっと隠せないくらいの誇らしさでにんまりしてしまいました。
とはいっても強みもあれば弱みもあって、他のチェックポイントでの課題「歩測」や「計測」では隊長もがっくりの結果で、新しい課題が見つかったようです。

DSCN1743小5の一年目と中2の四年目では体力に雲泥の差があり、長距離を歩くのも大変だったことでしょう。ついこの前までカブスカウトだった一年目にとっては、本当にうんざりするような時間だったかもしれません。
また、ここ数年はユニセフ募金の活動と重なっていたため14団はラリーに参加できず、久しぶりに他の団のスカウトを垣間見て、またリーダーたちとふれて刺激を受けたこともたくさんあるでしょう。
どんなことも体験。
一度味わったことは次に同じことに出会ったときには、多くの場合余裕を持って以前より上手にやりこなせるもの。
少しずつ力が蓄えられている、ボーイ隊スカウトたちです。

ただいま! ~世界ジャンボリーから戻りました!~

IMG_3215灼熱のきらら浜での世界スカウトジャンボリーを終え、世田谷地区とあすなろ地区のスカウト達が8月8日に砧公園に戻ってきました!
どの顔も日に焼けて、大満足の笑顔。
長期間のキャンプは、想像以上に疲れもし、また得るものも多かったことでしょうね。
全体のセレモニーを終えてボーイ隊長に迎えられた14団のボーイ隊とベンチャー隊スカウトたちは、出発前よりぐっと大人っぽくなっていたように感じます。
もちろん、団委員長はそんなスカウトたちが愛おしくてうれしくて、何か一言お願いしますと言われ…つい10分以上もしゃべってしまったとか。

すでに23時を回っていたのですが、別れ際にはスカウトが一列に並び、出迎えに来てくださった保護者と向き合いました。
「10数万円も出してもらい、長期間のキャンプに快く送り出してくれたことにありがとう!!」
の気持ちを込めて弥栄(ボーイスカウトらしい感謝の表し方)を送りました。

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スカウト達の世界ジャンボリーが始まりました!

当団世田谷14団の8人のスカウトも早朝に元気よく集合し、山口県はきらら浜の世界ジャンボリー会場に向かって出発していきました。
広島空港が濃霧でランディングできず、急遽岡山空港に変更になるというアクシデントがありましたが、夕方に無事に会場入りしたそうです。
いよいよ熱い13日間が始まりました。

スカウトの様子は、東京0306隊・0307隊の合同のFacebookで配信されています。
みなさんも是非お楽しみください。
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きらら浜へ

世田谷地区とあすなろ地区の23WSJ合同派遣隊。
今年3月に結隊式が行われ、それから班集会やひよどり山での訓練キャンプを通し仲間作りが進んできました。
そして、いよいよ明日。待ちに待った第23回世界ジャンボリー会場である山口県阿知須きらら浜に向かうことになりました。

14団からは4人のベンチャースカウトと4人のボーイスカウトが参加。
きっと今頃は準備も終わり(だといいけれど…。直前になって慌てることもないわけじゃないし…)、8月8日までの長期間のキャンプ生活や、出会うたくさんの世界中のなかま、平和や調和について学ぶ時間を描いてわくわくしていることでしょうね。
ISTという、スカウトたちの活動を陰で支える役割に、大勢の指導者たちが随時きらら浜に到着し、それぞれの任務に汗を流していらっしゃいます。14団からも3名の指導者と1名のベンチャースカウトがすでに活動を開始しています。
スカウト達がのびのびと活動できるのも、裏方で動いてくださる方々がいらっしゃるおかげですね。

外国スカウトたちの中には早々と日本入りし、ディズニーランドやUSJ、原宿などで目撃されたり、思わず話しかけた!などという情報や、ホームステイ受け入れをし、ジャンボリーに向けて送り出したところもあります。
世田谷には8日から3日間イギリス隊のスカウト達がホームステイにやってきて、14団でも4家庭が2名の女子スカウト、4名の男子スカウト、2名の女性指導者を家庭に迎え入れ、短い間ですが交流の時間を楽しみにしています。

サインをしてください!

IMG_17155月17日、ビーバーラリーで盛り上がっている砧公園に、10時ごろ現れた二人のボーイスカウトたち。
いつもは底抜けに明るい二人なのだけど、何やら神妙な面持ちで制服を正し、リーダーと打ち合わせをしています。
そのうちにリーダーに連れられて行った先には、なんと地区を代表する地区委員長。
「あの、ぼくたち14団のボーイ隊スカウトです。サインをお願いします!」
「んん?サイン?」

実は、2人はボーイ隊で2級を取得するための「2級挑戦ハイク」にチャレンジ中。
成城教会から砧公園など、カブスカウトでも歩くのが当たり前。そんな距離で隊長がゆるすはずもありません。
そこで今回のテーマとして「地区役員の方々に挨拶をし、サインをしていただく」が課せられたとか。
普段は14団のリーダーとリラックスして立ち話などもしている二人にとって、目の前にいる方がどんな方でどのような役割をされている方かもさっぱりわからないのだから、それは緊張しますよね。

地区委員長は砧で活動している3団の方で、14団でのミーティングや講演会にも足を運んでくださる気さくな方。
「ああ、そう。いいよ」
とサインをしていただいても、それだけで解散にはならず
「ボーイスカウトのどんなところが楽しい?」
「これまでの中で、一番やっていてよかったな…と感じたことは?」
などと質問もされている。

IMG_1716ビーバーラリーのような地区行事には地区副委員長も、いろいろな委員会の方ももちろん、地区コミッショナー、副コミッショナーも続々と集まって来られるので、二人は大忙し。
サインをいただくだけでなく、突っ込んだ質問にも礼儀正しく答えては次の方にお願いに行くミッションは、相当に緊張したことでしょうね。
でも大丈夫ですよ。
こっそり顔なじみの14団リーダーのそばに来ては「あ~、緊張した!」とぼやいたり、ビーバースカウトにわからないようにアメを口にいれて緊張をほぐしながら頑張っていましたからね。
サインを求められた役員の方々からは
「やあ、いいスカウトたちだねえ!ボーイスカウトで一番大切なものは何だい?と聞いたら、それは仲間です!って話してくれたよ。うれしかったなあ。」
と、にこにこ顔で教えていただきました。
世田谷地区のたくさんのリーダーたちにも直接・間接に可愛がられているスカウトたち。
本当に幸せですね。

ビーバーラリーは14時半にはおしまい。
あの二人はもちろん、最後の片づけも頑張って手伝っていましたよ。
一生懸命な姿が、とっても大きく見えました。

春キャンプの前に

220秋にボーイ隊に上進した一年目スカウトにとってはもちろん、中学受験に専念してしばらく休隊していた二年目スカウトにとっても、春キャンプは一つの大きなターニングポイント。
カブ隊で2泊3日、3泊4日と舎営は経験しているものの、自分たちでテントや調理器具を分担してキスリングに詰め、キャンプ場まで重たい荷物をもって自分の足でようやく到着しても、休む間もなくテントをたてたり水を確保したり、やらないといけないことがいっぱい。自分たちが動かないと、何も始まらないのだから頑張るしかないというのは、相当に大変なこと。
先輩に比べて体力もまだ備わっていない小学生にはつらくてつらくて、つい涙が出てしまうことも。
言われるがまま薪を拾い、水を汲みに行きながら、同級生とちょっと愚痴を言い合ったり、そんな時でもなぜか元気な仲間に励まされたりもしながら、だんだんとそんな生活に慣れていく、誰もが通る道のようです。
屋根があって黙っていてもごはんが出てくる家のありがたさが身に染みて、キャンプから帰るなり「お母さん!いつも本当にありがとう!!」と思わず口にしたスカウトも過去に何人もいるくらい。

送り出す側の保護者にとってみれば、キャンプを終えて戻って来た時には懐かしさよりも、まずその薪に焚き染められたにおいと姿にぼうぜん。
「い、一度も着替えなかったの?歯磨きもしなかったの?寒くて?あ!お願いだから、その靴下は玄関で脱いでちょうだい!そーっとお風呂場まで直行して!ちょっと待って!雑巾を持ってくるから!」
と驚きつつ、なんてかわいそうな、過酷な日々を過ごしてきたのかしら…とちくっと胸が痛くなるのも、大抵の方が経験済み。
222だけど、その薄汚れた顔は疲れ切っていてもやりきった!という自信は確かに心に生まれていて、これを境に我が子の何かがちょっとだけ変わっていくのも、また多くの保護者が感じ、懐かしく思い出すのです。

22日、ボーイ隊は立ちかまどを作り、昼食を用意して食べるという、キャンプ前の訓練を行ないました。
久しぶりの顔もそろって、竹を組み合わせ、火が起こるとなにやらそれだけでうれしくなっているみたい。やたらキャベツが目立つスープ?でもその中に飯盒で炊いたご飯も投入していたから、ぶっかけ飯かな?が無事にできあがっていました。
ベンチャースカウト2人が後輩を見守り、時々アドバイス。
自分も体験して来たことだから、1年、2年経っただけでポイントが分かったり、今やるべきことが見えてくるのがすごいところ。
後輩に教えながら、実は自分自身のおさらいにもなっているし、また自信にもつながっているよう。
異年齢の仲間がたくさんいる強み、ですね。

ボーイ隊キャンプは3月26日から29日まで、丹沢に行ってきます。
先週には、班ハイキングでキャンプ場近くまで実踏済み。
自然の中で、仲間とふれあい、自分と向き合って、よい時間を過ごしてきてもらいたいですね!

家にも来ないかな ~夜回り~

IMG_5493一昨日(16日)も昨夜も、カトリック成城教会を中心としたエリアで反射ベストを着た行列が目撃されています。
拍子木を打っては「火の用心!」と、辺りの様子に注意を払いながら防災を呼び掛けているのは、ボーイ隊(小学校高学年~中学生)とベンチャー隊(中学3年生~高校生年代)で、この活動は「夜回り」とよばれています。
クリスマスまでの約一週間、毎年12月に行なっている伝統行事で、かれこれもう40年の歴史があります。
近隣に注意を促しながら歩くことで実際に火災を防いだ年もあって、少しでも役に立てているならうれしいです。

すっかり暗くなった寒空の中を声を出しながら歩きだすスカウトたちは、もちろん夜回りの意味は良く理解して活動しているのですが、役割のほかにお楽しみもちゃんと用意されています。
近所の成城消防署の前を通れば必ず受付にいる消防隊員の方から「お‼ご苦労様です!」とねぎらいの言葉をかけていただくし、年のちかい先輩後輩がまぜこぜの班で歩くのも新鮮でうれしいのですが、実はルートの目的地(または途中)にリーダーの自宅が組み込まれているのがわくわくのもと。
自宅にいるリーダーの方は大変で、教会にいるボーイ隊リーダーから「今スカウトが向かいました」の連絡があると、「火の用心!」の声が聞こえる前にあたふたと自宅にあるお菓子をかき集め、うまく間に合えばのみものも準備して待機します。
うっかり間に合わなかったりすると、お目当てのリーダーが顔をのぞかせてくれるまでスカウトたちは動かないのでそれはもう大急ぎ。
しかも、それが今日来るのか?明日なのか?わからないので、ちょっと緊張する一週間でもあります。
リーダーにとっては「火の用心!」が「お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうよ!?」に聞こえているのかも!
それでも、「いいなあ、うちにも来てほしいなあ。ちょっと教会からは遠すぎるから無理かなあ…」と残念がっているリーダーの方が多いくらい。

教会でスカウトを送り出した後のリーダーたちは何をしているのかって?
戻ってきたスカウトに出す課題を考え、温かい紅茶を用意しながら、集まったリーダー同士がおしゃべりに花を咲かせているそうです。
日曜日が仕事だったり、平日忙しく疲れすぎてしまい集会になかなか顔をだせなかったり、退団してしまったけれど懐かしくてちょっと顔をのぞかせたりと久しぶりの顔にも会えるのでリーダーたちにとっては楽しみな時間。近況のほかにスカウトの話、最近の団の様子など話は尽きずついついもりあがってしまうそう。
「スカウトのために何かできることを」と奉仕している指導者ですが、なかなかスカウトと会えなくてもこんなゆるいつながり方もあって、いつかどこかで後輩たちの役に立てたらいいなと思っています。

さて、今夜はどのエリアに「火の用心!」が響くかな?
今年の夜回りは22日が最終日です。

世界ジャンボリーに向けて

DSCN0017世界中のスカウトが一堂に集まる世界ジャンボリー。ボーイスカウトの活動で外国のスカウト仲間とつながることのできる、絶好のチャンスが23WSJ(第23回世界ジャンボリー)として来年2015年7月山口県きらら浜にやってきます。

14団からは、ベンチャースカウト4名・ボーイスカウト4名が参加予定。みんな6月に行われた世田谷地区での面接を受けて承認をいただきました。特にボーイスカウトは大会までに1級スカウト以上になっておくことが条件なので、新年度がスタートしたと同時にみんなやる気満々で頑張っています。

実は募集当初、世田谷地区内の参加希望スカウトがとても多く、全員は参加できないかも…という危機にありました。でも「行けないスカウト」を出すのは忍びない…と、荻原世田谷地区委員長たちのご尽力であすなろ地区の仲間と合同チームを結成し、希望したスカウト全員が参加できるることになったのです。ジャンボリーに参加するまでに世田谷地区内だけでなく、あすなろ地区にも友達ができるなんて、本当に素敵!

DSCN001510月13日(日)にはスカウト・保護者向けに合同説明会が行なわれ、今度のジャンボリー向けのDVDやスライドでの説明、スウェーデンで行なわれた22WSJの記録DVD、そしてテーマソングを聞くうちに、会場全員が「ああ、いいな。ジャンボリーに行きたくなった!」「子どもじゃなくて、親である私たちの方が行きたいわよね」で一致。

前回大会のスウェーデンではグスタフ国王から「キミたちは平和へのメッセンジャー」とのメッセージをいただき、その言葉を引き継いでの大会となります。争いや戦争がなくならない現在、スカウト世代たちが心を一つに「キミもぼくも私も、みんな同じく尊い存在。お互いを尊重しあって、国や宗教や習慣、思想の違いを認め合って、その上で力を合わせて生きていこう」を体験する、最高の時間となるといいな。

この説明会が始まる前。「ちらっとでいいから、せーのでみんなこっちを向いて!」とお願いしたら…やれやれ、超反抗期?ま、キミたちらしくていいか!今度は笑顔を掲載させてね!

結団53周年記念式典

clip_image002314団の誕生祝でもある結団記念式典と記念ファイヤー。それはいつも「8月の最後の日曜日」に行なわれています。普段なかなか集まることができないスカウトやリーダー、あるいは様々な事情で退団してしまった方々が、ふと懐かしく思い出して古巣にやって来られるように。いつでも私たちは待っているよという気持ちから、この日を大切にしています。

今年は結団して53周年。式典は16時半からですが、午後になるとスカウトたちが集まり始めます。それぞれの隊で集会を開いている合間にビーバー、カブ、ボーイ、ベンチャー、ローバーのそれぞれの隊を代表した旗手が一人ずつ、そして国旗を持つ一人と合わせ6人がローバー副長のもと、式典で旗をもって入堂、退堂する練習を始めます。それに合わせて、聖堂はベンチャースカウトやボーイスカウトの手で式典ができるよう配置を換え、入堂の合図である太鼓の練習も始まりました。去年までは出来上がった会場に行って座っていただけのボーイ隊一年目のスカウトも、今年は先輩たちに交じって重い長椅子を移動させるのに一役買っています。中庭ではベンチャースカウトたちが営火の準備。長年14団の餅つきを支えてくれた臼がとうとう壊れてしまい、解体してファイヤーとして最後の務めを果たしてくれる予定です。

clip_image0062そのころキッチンでは14団の伝統である「同じ釜の飯を喰おう会」の準備で大わらわ。120人分のカレーを作るのもけっこう大変な作業。一年を振り返りながら涙を流し(玉ねぎを剥いている人だけですが)、野菜や肉を刻んでいる団委員たちのもとにローバースカウトがふらっとやってきて「あ、おれがやりましょうか」と気軽に手を貸してくれます。彼らがカブスカウトやボーイスカウトの頃から顔見知りではあったけれど、ただそれだけの関係。ローバースカウトとなった今、大人同士がちょっといたわり合いながらまた冗談を言いながら大笑いして、一緒にカレーの準備をする図。19年間の一貫教育の結果って、こんなところにも表れているんですね。

さて、16時半。いよいよ式典が始まりました。神父様を始め、教会運営委員会、ガールスカウト東京58団、OB会からたくさんのお祝いの言葉をいただきました。神父様からの「教会にボーイスカウトのみなさんがいてくれることは、本当に頼もしいことだなと思っています。」はとてもうれしく、またそれにきちんと応えられるだけの私たちでいたいな、と決意を新たにしました。

clip_image008式典の後は「同じ釜の飯を喰おう会」。 大鍋で作ったカレーは、なんといってもローバースカウトたちの
心がこもっているのだからいつも以上にとってもおいしい!これから記念営火を仕切るベンチャースカウトたちも大喜びでぱくついています。

雨が降る予想をはね返したのはやはりそのベンチャースカウトたちでしょうか。今年の大ヒット「アナと雪の女王」の簡単スタンツによってキャンプファイヤーの始まり!8人の高校生スカウトたちの元気いっぱいの進行で、スカウトたちの出し物やゲームが次々と披露されていきます。まだ夏休みの宿題が終わっていない…と焦るボーイ隊班長たちも、この時ばかりは思いきり自分たちらしい出し物に全力投球で、やんやの喝さいを浴びました。

IMG_7545ガールスカウトの可愛いお風呂の歌や誕生月のゲームソングにも、14団全員で参加。大きな輪となって盛り上がりのうちにロックマイソウルが始まりました。「どのタイミングで、ベンチャーの出し物をださせるか?」
「そして、逆襲にあったらおれたちは何を披露するか?」 を念入りに打ち合わせしていたローバースカウトたちにつけ入るすきも与えず、火は静かに落とされ、神父様のお話で楽しく過ごした一日の終わりが告げられました。

縁あって成城教会のボーイスカウトで出会った仲間たちが、その絆を確かめ、14団をたいせつに思い、さらには自分自身を高める努力を続けていく力を得られる日。結団記念式典は今年も大きな余韻を残して終わりました。この一か月は団も各隊のリーダーも一年のまとめとこれからの一年の準備の真っ最中。9月28日午後から入隊式・上進式を行ない、新しい年度が始まる予定です。