スタンツ・ゲーム・サンタクロース!

dscn225712月というのに気温が上がり、暖房いらずとなった天皇誕生日。
信徒会館2階をお借りして、カブ隊とボーイ隊、そしてガールスカウト東京58団の同世代スカウトとの合同クリスマス会が行われました。
せっかく同じ教会で活動しているスカウト同士なので、全員をシャッフルして5チームに分かれてまずは自己紹介。
顔を見たことはあるもののなかなか話をすることもないので、名前をおぼえる絶好のチャンスとなりました。特にチーム対抗ゲームをするわけではないけれど、やはり同じチームで同じ歌を歌ったり手遊びゲームで盛り上がったりするうちに、だんだん仲間意識が生まれてくるのが不思議です。

メインイベントは、それぞれの隊・部門のスタンツ発表で、ステージに上がって3分から5分程度に作られた寸劇やダンス付き替え歌を披露するのですが、どれも知恵を絞って構成し練習してきたもの。
自由な発想から生まれた、サンタクロースやクリスマスに関連した出し物なのだけど、今年一番の人気者はやっぱり「PPAP」のピコ太郎のまねを含んだもの。上手に流行を取り入れて、自分たちももちろん楽しみながらの演技にリーダーたちもみんな大笑いです。

普段は別々に活動しているだけに、それぞれの出し物が目新しく、おもしろくて、ついつい一緒になって手を動かしたり歌ったり。
周りの人たちがいてくれてうれしいなと感じる時間が持てるのは、クリスマスだからこそなおうれしい。

明日はクリスマスイブ。
夕方からのミサにも参加します。

夜回りがスタート

yomawari師走も半ばを過ぎましたね。
14団のボーイ隊とベンチャー隊は、クリスマスイブまでの1週間ほどを、火の用心を呼び掛けながら近隣をパトロールしています。
今年も今日からスタートだったので、先ほど教会に様子を見に行ってきました。

いるいる。
ネックウォーマーで覆面をして怪しい姿のスカウトや、頭にヘッドライトをつけているスカウト、いつもは部活で忙しいスカウトもにこにこ顔で集合しています。
リーダーと今日のコースの打ち合わせなどをし、シェパード班とカモシカ班はそれぞれに拍子木を2つずつ持って別ルートを出発するのですが、どうやら拍子木にもやたらと重たいものと持ちやすい軽さのものとがあるようです。
4年目の班長がちゃんと「いい拍子木」を選んで持って行きました。

スカウトたちが鳴らす拍子木の音を心待ちにしていてくださる方もいます。
「今年もちゃんと家に寄っておくれよ。待っているから」
ありがとうございます!

さて、カモシカ班とシェパード班のみんな。
小一時間ほどのパトロールだけど、今年も元気に、そして気をつけていってらっしゃい!

大都心~下町~山の手めぐり 14団編

dscn2214スーパームーンにほど近い、まんまるで大きな月が輝く11月12日夜。
今年もベンチャー隊スカウト(高校生年代)向けの第47回ベンチャー50㎞オーバーナイトハイクが13日早朝にかけて開催されました。

この大会の特徴は、9月に指定された地図の座標だけが示されて始まること。
スカウトはこれまで培った「読図法」の知識と経験をもとに事前に地図からその場所を特定し、それぞれのチェックポイントを効率よく結ぶルートを割り出し、何度も下見をして臨みます。
今年参加したタクミスカウトは、なんとぎりぎりまで高校でバスケットボール部でトレーニングをし、制服のまま集合場所に駆けつけて、大急ぎで着替えて出発時刻に間に合ったというつわもの。
健脚であるほかに、この大会には精神力も大いに必要で、下見に来た時には始まっていなかった工事に遭遇したり、天候や気温に対応したり、夜間の疲労でうっかり見過ごしてしまうミスも挽回したりと、一人で走るスカウトも、なかまといっしょにバディを組んで進むスカウトも、それぞれの大きなドラマを感じながらのハイキングなので、周りの方がハラハラしてしまいます。

さて、集合場所はライトアップされた増上寺。
新宿のスカウト3名とガールスカウト1名も加えた、30名でのレースの始まりです。

増上寺から東に向かい、初めのチェックポイントは酉の市が行なわれたばかりの富岡八幡宮。
取材班はスタート地点からスカウト出発後すぐに車で移動したのですが、今年もまたダントツ一位の6団スカウトは通過してしまった後でした。まるで空を飛んでいるかのような速さ。
と、続いてやってきたのはなんとタクミスカウト!
いつもと変わらない淡々とした様子で「一位のスカウト、速いっすね」などと言いながら、でもきっとおなかの中では強い闘志を燃やしながら次のチェックポイントに向けて出発していきました。

富岡八幡宮から、次は富士公園へ。
大きな公園でちょっと場所がわかりにくかったとみえて、ずいぶん差が開いてきました。
タクミスカウトはとっくに2位で通過。14団が本部となっていて、団のリーダーも何人か待機していたので情報をやり取りしながら一緒にワクワクしちゃいました。
その後上妙寺、清光寺と通過し、最大の難所が戸山教会。
新宿第18団の団本部で、疲れもピーク、入り口がわかりにくかったとみえて時間切れでリタイアになってしまったスカウトが続出。本当に悔しいことでした。
ここを何とかクリアしたスカウトは、すっかり見慣れた世田谷区内に入り、赤堤教会で最後のチェックを受けた後、ゴールの成城教会に向かいました。

dscn2219成城教会信徒会館のロビーがゴール。ここにはゼッケン番号の一覧が映し出され、今スカウトたちがどのあたりにいるのかを見ることができます。
世田谷地区のどのスカウトのことも可愛く思ってはいるけれど、やっぱりそこは身内のタクミスカウトへの思いは特別。ハラハラしましたとも。
ゴールを担当している成田隊長ももちろん同じでしたよ。
そして、彼のそばでタクミスカウトの動向を見守っていたローバースカウトも、ベンチャー時代は10位以内入賞を果たした健脚の持ち主。ギリギリでスタート地点にやってくるタクミスカウトの学校の荷物を一式預かる役目を買って出てくれました。

ダントツの一位スカウトが午前2時40分にやってきました。
なんというタイム。誰にも彼には勝てません。
本部待機のリーダーたちに大きな拍手で迎えられ、ちょっと休憩したら「部活があるので」とそのまま自宅に走って戻っていきました・・・。彼は陸上部だそうで、この年頃のスカウトの体力には限界というものがないのでしょうか??

そして約一時間後の3時38分。
ずっと第2位をキープしてタクミスカウトがゴール!
優勝は一歩ゆずってしまったけれど、それでも相当に早いタイムですよね。
眠気もピークだったロビーが一気に沸き上がり、またまた大きな拍手と写真撮影の嵐の後、やっぱり明日は部活の試合だとかでセレモニーを待たずに帰宅していきました。
50㎞走って、仮眠をとって、それでちゃんと試合には出られらのかしら??本当にすごい体力ですよね。

成田隊長は、タクミスカウトのカブ時代はカブ隊リーダーとして彼の様子を見守っていました。また、かつてベンチャースカウトだった頃はこの大会で優勝を果たしている、これまたつわものなのです。
時を経てベンチャー隊隊長となってこの大会に臨んだ彼にも、ぐっとくるタクミスカウトの2位入賞だったことでしょうね。

スカウト時代は19年間。
でも、そのあともまだまだ人と人とのつながりと心の成長は続いていくのです。
ボーイスカウトの団は、地域の中にあって大人と子どもがお互いの成長を感じながら、さらに自らを高めていける場でもあります。

東京のいいところ再発見!の旅 ~BSラリー・14団編~

dscn2193紅葉が始まり、陽ざしがポカポカと心地よい11月6日。
世田谷地区内のボーイ隊合同行事「BSラリー」が開催されました。

前もって「読図法」で準備周到の14団ボーイ隊「カモシカ班」と「シェパード班」ももちろん張り切って参加しました。
このBSラリーは、毎年担当団のリーダーたちが知恵を絞って企画をしているのですが、今年の企画はめずらしく世田谷区内を飛び出して「東京のいいところ再発見!」をテーマに、電車を使ってあちこちの名所を巡り、訪れたポイントの数や時間を競うもの。
集合場所から9時きっかりに地図を片手に思い思いの方向に出発し、めざす名所を訪れ、16時までに本部のある赤堤教会(9団本部)に戻るのがこの日のミッションです。
そして、すべてのスカウト班にリーダーが一人以上付き添い、名所ポイントに到達した証拠にスカウトの集合写真を撮って、そのたびに本部にメール送信することになっていました。

でも、こういう集会にハプニングはつきもの。
20班以上が参加するため、集合場所は代々木公園・池袋西口公園・上野公園と3か所に分かれており、カモシカ班は代々木公園に、シェパード班は池袋西口公園にそれぞれ集まるはずだったのに、張り切りすぎたカモシカ班は代々木を素通りし、なんと上野公園に向かってしまった!
集合場所で配られるはずの名所のフォーカスポイントの一覧は、残念ながら手にすることができずじまい。
「しまった!やっちまったぜ!」
でも、そんなことにくじけるカモシカ班じゃないのがいいところ。何ごともなかったように、めざすチェックポイントを順番にクリアしていきました。
何より偉かったのは、カモシカ班引率を担当したローバースカウトですよ!
隊長から託された「スカウトの安全だけは確保してやってくれ。あとは道をまちがえようと失敗しようと、班長に任せて黙ってついていってくれ」とのミッションに忠実に従ったこと。
先輩が口を出すことはたやすいし、うまく進められれば何よりだけど、ここは自分たちの考えで行動することから学べる場。少年たちにとって、自分たちで決めたことにチャレンジすることは最高の冒険なので、たとえ失敗しても残念な気持ちを味わっても次には彼ら自身の力となるから。

引率リーダーはどちらの班もローバースカウトで、今年度はボーイ隊での奉仕を活動の柱にしている二人です。
この2人が本部に送ってくる写真がまたとってもよいアングルで、「せっかくだから、スカウトたちみんなをいい顔で撮ってやりたい」の思いがいっぱい。自然の中でのびのびと活動するのも楽しいものの、都会っ子にとっては身近な名所を訪れ、その位置と自宅の位置や距離を体感する絶好のチャンスでもあったようで、みんないい顔をしていますよね。bs1bs2bs3bs4

ハプニングは他団でも続出していて、
「いや、ついリーダーの方に力が入っちゃって、スカウトと一緒に楽しんじゃいました!」
「え?その都度連絡をするんだっけ?お昼にまとめて送信すればいいかと思ってた!心配をかけてごめん!」
「スカウトの勢いが強すぎて、写真を送信する時間も与えてもらえず…遅れてゴメンナサイ!」
などなど。
上野の不忍池近辺では送信中のリーダーが、見知らぬ方に「ここではそのゲームをしてはいけません」と叱られてしまったとか、せっかくの記念なんだからオモシロ写真を撮らないとね!と演出にこだわった団もあったりとさまざま。
名所ポイントで一緒になったリーダー同士は、情報交換をして笑い合い、世田谷地区の仲のよい、いい雰囲気がいっぱいです。
世田谷地区という、団よりもう一つ大きなくくりの中で年齢を問わず仲間の輪を広げていけるラリーは、スカウトはもちろん、リーダーも新しい友情を結べる楽しみがあります。

それぞれのコースを予定通り、あるいは大幅に変更しつつ、16時までに全員が帰着…するはずもなく、やっぱり2つの班がタイムアウトになってしまいました。その一つはもちろん14団。今度はシェパード班。
「ああ、そこ、曲がっちゃうの?うーん、仕方ない。さすがに時間が過ぎている。」
経堂周辺でうろうろしてしまった16時過ぎ、ローバースカウトが方向を指示して黄昏の赤堤教会に40分遅れで到着しました。
こういう判断も、「隊長の言った通り」ではなく、臨機応変に対応していくローバースカウト自身のよい体験にもなりました。

もちろん優勝を目指すラリーなのでとっても残念だったけれど、失敗は次に挽回できる最高のチャンス。
カモシカ班もシェパード班も、これからの成長を期待していますよ!

競争というゲームを楽しみながら、知らず知らずのうちにいろいろな気持ちを味わい、なかまと一緒に過ごす醍醐味も体験する。
ボーイスカウトの活動には、青少年の心を育てるエッセンスがいっぱい隠されています。

 

14団・ボーイスカウトの魅力って?

昨日は年に一度の育成会総会。
その前の30分を利用して、育成会保護者会を開きました。
14団の育成会保護者会がめざすところは、同世代だけでなく、幅広い年代の保護者間の交流を持ちながらスカウトのために何ができるかを共に探り、実現していくこと。
スカウトが(スカウトに限らず、子どもたちみんななのですが)家庭と学校と、そして地域で見守られていることで健全に成長していけるのですが、地域社会がうまく連携を保てなくなってきた今は、ボーイスカウトの育成会が果たす役割は本当に大きいと感じます。

とはいっても難しい話をしたわけではなく、まずは「知り合うこと」。
せっかく同じ成城教会のボーイスカウトの仲間になったのだから、せめて名前と顔をおぼえ笑顔で挨拶できるようになりたいですよね。
昨日のテーマ「ボーイスカウトの魅力・特徴」に沿って、初めはちょっと遠慮がちだったみなさんもだんだんと力が入ってきてにぎやかに話し合いが進んでいきましたよ。
☆☆☆
男の子だけだからこそ、14団に魅力があること。
縦社会を知ること、そして違う学校の友だちとも知り合えること。
スポーツが苦手でも、キャンプやハイキングを楽しみながら自信が生まれていること。
小さなグループとは言え、そのトップの立場を経験するチャンスが心を育てていること。
ボーイスカウトのやくそくやちかいは、生活の指針。いつの間にか身についているのを知ってびっくりしたこと。
幅広い年齢層の人たちと話したり協力したり、我慢したりする環境の中で、自分を客観的に見つめる機会を得ていること。
ビーバースカウトの頃は人見知りだった子が、キャンプやジャンボリーを経て中学生の今は、人と関わることに慣れてきていること。
長いスパンでの成長を団のみんなが見守っているので、あせることなく休むこともできること。

たった20分くらいでしたが、たくさんの話が出て、最後には
「ボーイスカウトってこんなにいいものなんだよ!と、もっと簡単に人に伝えられる言葉を見つけたいね!」
そうだね!それをテーマに、集まりましょうね。

家庭と地域がつながりを持ってスカウトたちを見守る環境づくりは、少しずつですが進んでいます。

読図法~BSラリーの準備~

d5明後日、11月6日に開かれる世田谷地区内のボーイ隊の合同行事「BSラリー」は、毎年いろいろな企画でスカウトたちをわくわくさせています。
今年は世田谷区内を飛び出して「東京のいいところ再発見!」をテーマに、電車も使ってあちこちの名所を巡り、訪れたポイントの数や時間を競うことを頭に入れ、代々木公園・池袋西口公園・上野公園と3か所から思い思いの方に出発し、決めたコースをたどって16時までに本部のある赤堤教会(9団本部)に戻る一日です。
27個班それぞれにはリーダーが一人付き添っていて、スカウトが名所ポイントに到達した証拠写真を本部にメール送信。
本部では受信記録をとりながら安全確認もするという、初めての試みも予定されています。
なんといっても主役はボーイ隊スカウト。
きっと写真を送ったら心底ほっとし、その途中では「ああ、そっちにいっちゃうの?違うんだ、ここは右に曲がるんだよ…」といいたいのをぐっとこらえつつ、黙ってスカウト班に従っていくリーダーが何人もいるんだろうなと想像すると、ちょっとおかしくなります。

さて、この名所めぐりはすべての参加団が同じ地図を見ながら行動するので、まずは指定された地形図を購入し、そこに碁盤の目のように線を引き、課題として出される6桁座標(023101とか241071といった数字)を縦横の枠を数えながら割り出し、おおよその目標物を予測しておく事前準備が必要です。
14団のボーイ隊は23日に「読図法」の集会をもって、この作業を行ないました。

小学生だろうと中学生だろうと、まっすぐ線を引くのが得意な子もいれば、どんなにまじめに取り組んでもどうしても曲がってしまうスカウトもいるのがおもしろいところ。さっさと済ませればよいものを隣同士でくすくす笑ったり、班長は一年目のスカウトのめんどうをみるばかりで自分のことが進められなかったり、隊長の「できた?」の質問にも声をそろえて「まだ―!」と悪びれない。
ワイワイ楽しそうなボーイ隊スカウトの横でひたすらまじめに線を引いていたのは、2班をそれぞれ引率することになっているローバー隊スカウトたちです。
もちろんふざけたりできませんよね、「奴らに任せておいたら、もしかしたらとんでもない迷子になっちゃうかも!」の不安もありますから。それに、もちろん彼らにとって何があっても頼りになるかっこいい先輩でいたいもの。
大人は極力言葉を挟まず、年代を超えた兄弟に近い繋がりの中で、ボーイ隊スカウトもローバー隊スカウトも、お互いに育てあい成長していける場があるのが14団の豊かさの魅力です。

地図とお弁当を手に、あさっては8時半までにスタート地点に集合。
お天気も上々、東京を巡りながら仲間と協力するおもしろさをたくさん味わって来てね!

dokuzu1

attachment02

attachment02

ボーイスカウト説明会

ボーイスカウト世田谷14団では、11月27日(日) 13:30よりボーイスカウト説明会を行います。

キャンプやハイキング、募金のような奉仕活動のほかにどんなことをしているのか、スカウトはどんな風に過ごしているのかを映像を交えてご紹介します。

ボーイスカウトのことをお知りになりたい方にぴったりの説明会です。

お気軽にご参加くださいね。

また、随時体験参加も可能です。活動日に合わせて日程をご案内しますので、ご連絡をお待ちしております。

日時: 11月27日(日) 13:30~15:00
場所: カトリック成城教会 信徒会館2階 (アクセス)
内容: 14団スライドショー、ボーイスカウトのお話し、入団ご希望者向け相談タイム 他

ボーイスカウト説明会

塚本スカウトをICSCの国際部スカウトに任命する その2

(前ブログからの続き)
国際部の仕事は富士登山サポート以外にも存在する。
毎晩開かれる交流会の運営、日本文化体験、そして最終日のキャンプファイアである。

交流会は富士登山の夜から開かれた。
スピーカーでEDMを流しアイスブレーク(人との距離を縮めるゲーム、例えばほかの国の人とselfieするなど)をしたり踊ったりして楽しんだ。全員疲れていたため何をやっても楽しかった。この頃になると何とか意思の疎通ができる程度には英語も上達?していただけでなく、外国人スカウトといい関係が構築されはじめた。そして日本人のスタッフにも連帯感が生れ、ICSC国際部は順風満帆に動き始めた。

8月 13日(大会2日目)はスポーツ大会と富士フェスティバルが行われた。
スポーツ大会は国も年齢も性別も関係なくランダムにチーム分けし、スポーツを通して仲良くなろうというコンセプトで企画された。効果は絶大、日本人だけでなく各国のスカウト同士も仲良くなったように見受けられた。特にマカオと台湾は両国とも中国語を話せるということもあり、早くから打ち解けていた。

13963024_1072292199528113_5975445577966345174_o 13988253_1039473016108257_4907441588624572692_o

 

 

 

 

 

 

午後プログラムの富士フェスティバルはICSCに参加する団が出し物を行い、交流をするというもので、14日、15日(大会 3,4日目)は日本文化体験のプログラムが組まれていた。
ここでは、剣道、書道、茶道の三つを体験することができる。
私はこのプログラムを監督する担当だった。英語で日本文化を説明する必要がありてんやわんやであったが、何とか乗り切ることができた。
外国スカウトは特に剣道を楽しんでくれていたように思う。体験の最後にチャンバラ対決を行うと、ものすごいで切りあう。それは日本人が見慣れた剣道ではなく、どちらかというと某宇宙映画のあのシーンのような勢いで、竹刀が割れることもあった。

13958295_1040001179388774_8575859924649977021_o 13920540_1040001176055441_8918198364265447566_o

 

 

 

 

 

 

8月15日(大会 4日目)の夜はキャンプファイア、大会を締めくくる大事な儀式ということもあり国際部は気合が入っていた。
通常のキャンプファイアと違うところはスピーカーがあるということ。
普段は歌を歌うという選択肢しかなかったが、スピーカーがあることによりファイア演出の幅が広がった。
ファイアは大盛況のうちに終了し、参加していた日本のスカウトは各隊に帰って行った。
残った国際部のスカウトと外国のスカウトは、小さくなった炎のまわりでEDM を流しつつ踊ったり喋ったり連絡先を交換したり、思い思いのことをした。
お酒が出ることも、クスリが出ることもなく、自然に囲まれた中で夜まではしゃぐという経験、ある意味で最も模範的な羽目の外し方は、きっとボーイスカウト以外ではなし得なかったと私は思う。気がつくと英語に対する抵抗は消えていた。

13913794_1072296476194352_6158831923600490591_o 13958008_1199098496808102_6001430611792775012_o 14053860_1199096696808282_1111347116369333817_o

 

 

 

 

 

 

そんなこんなでICSCは最終日を迎えていた。
ホームステイをしないスカウトを空港行きのバスまで送る。
マカオのスカウトは泣いていた。見送る側は終わるという実感を感じにくいが、東京に帰ると実感がわいた。
大会期間中日本人とは日本語で会話していたが、必ずどこかで別の国の言語が聞こえていたためか、東京に帰ると日本語が大きく、また新鮮に感じられた。
途端に現実に引き戻された感じがして、とても寂しい気持ちになった。

貴重な経験をICSCは私に与えてくれた。
先ほども述べたように、きっとこれらの経験はボーイスカウトだからこそだと私は思う。
キャンプファイアの夜、連絡先を交換したスカウトとは今でも連絡を取り合っている。
来年の2月に大阪の案内を頼まれたので案内してきたいと思います。(大阪には二回しか行ったことがないですが…)。 完

塚本スカウトをICSCの国際部スカウトに任命する その1

今年8月に御殿場で開催された第11回全国カトリックスカウトキャンポリーで国際部スカウトとして活動してきた14団塚本君から、貴重な体験をつづった感想文が届きました。
今年の春キャンプに新米ローバースカウトとして参加後、OBのパラグライダー教室のお手伝いに回り、その時の体験を親しみやすく楽しく書き綴ってくれた塚本君です。
ニヤニヤしていて、軽いノリのスカウトという外面の印象からはちょっと想像がつかないくらいまじめな彼は、確か8月だったか教会ロビーで通りすがりに「せっかく参加してきたのだから、感想を書いてよ」と頼まれたことを忘れず、自分で「10月2日締め切り」を設定。
2日明け方4時までかかって書き上げたそうです。
もちろん、先月任命されたボーイ隊副長補としても月の輪隊隊長としても活動を開始していました。
かっこいい姿を後輩に示してくれて、本当にありがとう!
横だけでなく、たてのつながりが塚本君を中心に新たに生まれることを期待していますよ♪♪

12096559_880528828669344_448206443902262353_n__________☆☆

「塚本スカウトをICSCの国際部スカウトに任命する」

そんなこんなでいきなり国際部入りが決定した。
2016年8月12日から16日まで行われた第11回全国カトリックスカウトキャンポリーは、同時に4th International Scout Camporee(以下ICSC)としても開かれた。つまり外国のスカウトが日本に来るということである。そんなスカウトのサポートをするのが国際部の仕事だ。
世界ジャンボリーや日本ジャンボリーの経験上、国際部の仕事には英語が必須であることは明白であった。世田谷育ちの私は当然英語を話すことなどできず、不安な準備期間を過ごした。だからと言って英語の勉強をすることもなく、とうとう大会は始まった。

国際部のスカウトはマカオ、台湾、タイ(富士登山には参加せず)、韓国、アメリカの計50人弱で構成されていて、大会の二日前に御殿場に入り、富士登山をした後にICSCに参加する手はずになっていた。
8月10日に田園調布教会に集合し、翌11日に外国のスカウトとともに御殿場富士山に向かう。外国のスカウトが続々と集まり、英語、中国語、韓国語など普段聞きなれない言葉が周りを飛び交い始め、大会の実感が湧いてきた。
そしてとうとう富士登山となった。

自分は外国人同様、一度も富士山に登ったことがなかったので、どうしても山頂まで登りたいと思っていた。しかし、「主役はあくまで外国のスカウト、リタイアなど現場の状況によっては登頂も断念しなけらばならない。」と事前に言われていた。そのため、リタイアが出ないように、せめて自分の近くではなく遠くで出るようにという邪念とともに登った。

自分とほか数人の国際部日本人スカウトは、ICSCのサイトに荷物を届けてから登山を始めたため、一時間遅れで出発した。全力で後を追いかけ一時間の遅れを取り戻した。
しかし追いついた時にはすでに外国人スカウトのペースは乱れ、一部は散り散りになっていた。邪念を捨てサポートに徹し、英語は喋れなかったが何とか励まし、応援し、尻を叩いて登った。
結果、予定通り七合目の見晴館という山小屋に到着し一夜を過ごした。
見晴館は標高3000M付近にありきれいな星空の見える場所だったが、山小屋の布団のせいで喘息になりあまり寝られなかった。

翌朝大半のスカウトは見晴館で待機することを選択し、出発時の半数以下の人数で出発した。
周知の通り富士山の山頂付近は空気が薄いため、少し動いただけで息が上がってしまう過酷な世界である。しかし国際部のスカウトは長い列になりながらも高山病にならず、スケジュールに遅れないぎりぎりの速さで着実に足を進め、遂に12日昼過ぎ頂上に到着した。

着いて間もなく下山を始めた。
というのも、8月12日は前述のとおりICSC の始まる日だからである。
帰りは砂走という砂ぼこりの舞う緩やかな下り坂。苦労して登った道を一瞬で下った。
外国人スカウトは上機嫌だった。(続く)

14068379_1197258180325467_7787589799871736637_o 14055203_1199118743472744_1224136040564695315_n 14054382_1197253043659314_5901869285888673920_o

育成会保護者会がはじまりました

dscn122314団の年度替わりの日に合わせ、育成会保護者会の活動も始まりました。
なんとなく、「誰かどこかで、できる人が運営していて、自分の出る幕はないよね。それでもちょっとしたお手伝いくらいなら」なんて雰囲気がずっとありました。

かつてボーイスカウトが日本にやってきた頃、そしてどの子も目新しいスカウト活動を始めたくてうずうずしていた時代には当たり前にうまく回ってきたことが、スカウト人口が減り知名度も下がってしまい、新しい仲間を増やすことすらも大変な時代が続いています。
共に過ごし、時には張り合って競争しながら人と上手にかかわる術を身につけたり、自分とはちがう人生を歩むあらゆる世代の仲間を間近に知って多くの刺激を受けたり、自分はどうなのかなと考えたりということは、一人で学ぶだけではなかなか得られない経験です。
スカウト個人の力や心を伸ばしていくことさえも、やはり仲間がいる意味はとても大きいですよね。
我が子だけではない、周りの子どもたちみんなをたいせつに思い、見守り育んでいく環境が、いま最も求められていることだと思います。

スカウトの気持ちを高め、よい活動を提供しようとしているリーダーへの、精神的なバックアップもとっても重要なポイント。
「うちの子にしつけを」
「ちゃんと人の話が聞けるように」
「たくさんのよい仲間を」
を望むのであれば、まずは保護者自身がこの活動のすばらしさを知り、互いによい仲間となり、リーダーを心から応援していく体制を作っていかないとね。
リーダーだって完璧なすぐれた人物ではなくまだまだ努力している存在で、それはお互いさま。
誰もが未熟なところを持っていて、失敗したり悩んだり、励まされて元気が出たりでまた歩み続けているのだから、せめて地域にある14団という小さなコミュニティーを居心地のよい、あたたかい場所にしたいなと思うのです。

育成会保護者会の未来は無限大です。
一人ひとりがたいせつな存在で、誰もが力を発揮することができる場所です。
どんなこともどんなやり方も、そこに思いやりと愛情と、ちょっと待とうかなという気の長さがありさえすれば、ダメなことは何もないのです。

9月25日たった20分の集会でしたが、19人が集まりました。
本当に記念すべき、うれしい日でした。
次回は11月20日育成会総会前の13時半からの30分間です。どうぞよろしくね!