ボーイ隊出発

本日の集合時間は7時。
ちょっと早目に、一番にやってきたのは先月入隊したばかりの一年目スカウト。
ボーイスカウトを始めてまだ一か月ちょっとなのだから当たり前だけど、キャンプも寝袋を使うのも今夜が初めて。
同じ年齢の仲間とはすっかり打ち解けてはいても、先輩の名前と顔がまだちょっと一致しない・・・
不安がいっぱいの表情だけど、頑張っていってらっしゃい。

何でもやってみるまでは心配だし不安なもの。
だからこそ、ボーイスカウトを通じて野外で寝てみることを始め、お母さんの手料理とはちょっとわけがちがう食事を口にしたり、何でも自分で行動しないとものごとが進まないと身に染みることがとっても意味があることになる。
2回目に行った時は、今回の経験が自分の知恵や自信となって、ずいぶん楽に過ごせるようになるから。
今回のキャンポリーのように、知らない人たち、しかも様々な年齢層の人々が大勢集まるところに身を置くことだってそう。
おうちで自由にのびのび過ごす方がずっと快適だけど、それでもこれからもずっと誰かと関わりながら生きていくのなら、「いろんな人がいるんだな、面倒だと思う時も、こうやって折り合いをつけていけばいいんだな」を知らず知らずのうちに体験していくことは、むしろ大歓迎の時間ともなるんだよ。

リーダーから「班の団結を規定している」「知らない人とも交流を。まずは話しかけてみるべし」のお話を聞いて、山本神父さまににこやかに見送られ、11人のボーイ隊スカウトたちはキスリングを担ぎ御殿場に向けて出発していきました。

もうすぐキャンポリー!(交わりと一致を求めて)

12096559_880528828669344_448206443902262353_n14団では、毎年スカウトの春休み中と夏休み中を利用してキャンプに出かけています。
小学校2年生までのビーバースカウトは残念ながらお泊りキャンプはできないのだけれど、2年生以上のカブスカウトは宿舎泊に、5年生以上になるとテントや寝袋を担いでいよいよ野営に参加することができます。
「もっと早く体験させてあげてもいいのにな」
と思うこともあるのですが、男の子たちにとって先輩への憧れの気持ちはステップアップの原動力。
「カブスカウトになったら!」「ボーイに上進したら!」「ぼくだって、あんなふうにかっこいいことができるようになるぞ!」という気持ちを高めていくのを待つことは、ボーイスカウトならではの教育方法の一つなのです。

さて、今年は全国カトリックスカウトキャンポリーの年。
日本中のカトリック団のなかまが4年に一度同じキャンプ場に集まって、カトリック団ならではの交流を深めたり、その地でしかできない「びっくり!」「すごい!」「おもしろい!」ことを体験する年が巡ってきました。
前々回は岩手県で。
前回は富山県、そして今回は静岡県での開催。日本のスカウトだけでなく海外スカウトもやってくるので、ちょっとした国際交流もできるとても楽しみな大会です。
世田谷地区のカトリック団なかまの7団(三軒茶屋教会)、9団(赤堤教会)。そしてもちろん、成城教会で一緒に活動しているガールスカウト東京第58団も参加します。
開催は12日から16日。御殿場にある国立中央青年交流の家。
7日の日曜日には、スカウトたちは持っていく荷物の準備や期間中の注意事項、プログラムの確認をしていました。

ところで…
裏方で準備を進めているリーダーたちは、ラストスパートで大わらわ!
「キャー、間に合うかしら!」「頭にはもう、新しいことは何も入る余地がない」と言いながらも、スカウトたちの笑顔や歓声を楽しみにもう一頑張りです。

2016/08/08 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : AH

入隊式 

7月3日、嬉しいことに3名の入隊がありました。

ビーバー隊、カブ隊、ボーイ隊それぞれに1名づつ。

3隊そろって年度の途中で入隊者があるのは珍しいです。

みんなスカウトフェスタから見学を重ねここ、14団を選んでくれました。

既にスカウト達とは打ち解けて来ています。

子供はなれるのが早い。

充実したスカウト生活を送って欲しいです。

ミサの後入隊式をしました。

又、その後の朝礼ではベンチャー隊に発隊50年の記念綬の授与と3名のリーダーへの特別年功章の授与もありました。

(T.T)

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ビーバー隊ミニハイキング

7月10日の日曜日、ビーバー隊はミニハイキングをしました。

天気予報が変わり真夏の暑さの中、成城教会から岡本民家園まで約3㎞。

コース的にはほぼ仙川沿いですが只歩いたのではボーイスカウトじゃない。

リーダーが指令書を用意して先ず、その指令書を探すところから。

そして指令書に書いてある目標物をを探しながら、

あるいは司令書の地図を頼りに、目的地の民家園まで歩きました。

勿論、指令書を読み解くのはスカウト。ビーバースカウトでも地図ぐらい読めなくちゃ。

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途中のチェックポイントにはスカウトのおじいちゃん、おばあちゃんの家も。

こちらの家族は代々ボーイスカウトやガールスカウト。お水の補給をさせて頂きました。

あまりの暑さに、途中何回も休憩と水分補給を入れながら目的地の岡本民家園に。

お弁当前にこの園内でも指令書探し。え、目的地についたのに??

探し出した指令書と言うよりは封筒の中に文字のカードが。

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その文字を組み合わせて読むと今日の特別なおやつがゲット出来る。

無事探しだし読み解いた後はお弁当。

そしてお弁当の後、古民家を見学してバスで教会まで帰りました。

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え、バス乗って良いの?

そうです今日は見学の幼稚園年長の子もいるし、リーダーが汗まみれになったので。

バスの冷房が気持ちよかった。

特別なおやつはアイスクリームでした。リーダーも貰えて嬉しかったです。

(T.T)

たくさんの体験と感動とを

14団では、9月最後の日曜日が年度替わりの日。
ビッグビーバーたちはカブ隊に、くまスカウトはボーイ隊に、班長次長たち4年目スカウトはベンチャー隊にそれぞれ上進するので、この時期は「今の隊での仕上げ」や「上進先を体験」といった活動が行なわれています。

7月10日9時。
カトリック成城教会には続々とビーバースカウトたちが到着。
すぐに荷物を置いて遊具で遊んだり、友だちやリーダーとおしゃべりしたり。お母さんの自転車の後ろでちょっと眠そうな顔だったスカウトも、リーダーや友達の顔を見るとにっこり笑っておりてきます。
4月のスカウトフェスタに遊びに来てくれた年長さんたちも混じって、岡本民家園までハイキングに出かけていきました。
たぶん歩く道すがらも、揺れる草のにおいや陽ざしの強さ、日陰の涼しさや川の流れる音をたくさん発見してきたんだろうな。
もちろん、一緒にいる友達と楽しい気持ちで過ごせるにはどうしたらいいのかな?も、ちゃんと味わってね。

この日は7時半にくまスカウトたちが集合。
いつもの仲間から離れ、先輩たちと一緒にボーイ隊を体験するのです。
小学校5年生にとってみれば、中学3年生の4年目はまるで大人。かなりドキドキしながらついていっているだろうな。
カブ隊ではお山の大将であるようにリーダーがたくさん手伝ってくれていることにも、今更だけど気がついただろうな。
自分が一番下という環境と大人びた雰囲気には大いに圧倒されたと思う。

ボーイ隊スカウトは、「カブ隊で一緒にいた時も小さいと思っていたけれど、相変わらずだな」などと余裕を感じつつ、かっこ悪い姿は見せられない…と、いつもより頑張ったかもしれないね。
調布にある山に出かけ一緒に冷たいソウメンを作って食べたそうだから、手際よく働けるように本気を出したとしたら大成功。
年齢差のある仲間がいるって、本当に素晴らしい。

来週の連休は、くまスカウトだけのキャンプに出かける予定です。
ボーイ隊の班にスムーズに溶け込めるよう、よい訓練の場となるといいな。
隣のサイトでは、一級章を取得するためのキャンプにボーイ隊3年目の2人がチャレンジする予定。
何もないところに寝るところを作り、食事をとり、火を囲みながら静かにリーダーと語り合う。
木々のざわめきや夜の暗さと静今朝の中で、これまで培ってきた技と知恵を思い、これからの人生をも思い描くひとときになるんだろうな。

選ぶのも行動するのも自分次第。
どのスカウトたちも、青少年のうちに、たくさんの体験と感動を味わう道を選んでいってくれるといいな。
困ったことにも出会えるといいな。
こんな時、どうしたらいいんだろう…と考える力は想像力を育て、それは周りの人とうまく過ごせる力や困難にも向き合っていける力を育てるから。
失敗なんて何もなくて、どんなことも無駄にはならない。
心の糧になっていくんだよ。それがわかるのは…もうちょっと先のお楽しみ。

楽しみ・楽しみ☆☆

ボーイスカウトの活動を続けていると楽しいことやうれしいことはたくさんあるのだけど、なんといっても仲間がふえるのは最高!
何歳になってもお互いに磨きあえる仲間と出会い、いろいろな経験を通して自分を高め、日常の中でさりげなく誰かのために役に立つことができる場がもっともっと広がっていけばいいなあという願いと、「何か新しいことを始めてみたい。ただ楽しいだけじゃないものは…」と考えている方の気持ちがぴったり出会うと、「入団」といううれしいできごとにつながるのです。

今度の日曜日は、14団になんと3人もの新しい仲間がやってくる!!
ビーバー隊、カブ隊、ボーイ隊に1人ずつの新しい仲間。
4月のスカウトフェスタに遊びに来てくれたり、5月の世田谷区内のイベント「親と子のつどい」に設けたボーイスカウトコーナーに立ち寄ってくれたりと、始まりはそれぞれだけど、それから14団の活動を体験したり、リーダーとお話したり、友だちと顔見知りになったりを積み重ねてくれました。

スカウトミサに参加した後、なかまが見守る中で入団式が始まります。
一人ひとりが自分の隊の隊長と向き合って宣誓をします。
言葉はちょっとずつ違うけれど、3人とも
「ぼくは、この活動を今から始めるよ。
仲間のみんなも自分のことも大事にしながら、いろいろなことにチャレンジしていくよ。」
という意思を誓うのです。

「あ、14団はぼくの好きな場所だ」
と感じてくれたことが、とってもうれしいな。
「また今度の集会も、行こう!」
と、活動を楽しみに続けてくれたらいいな。
そして、ちょっと面倒なことやうんざりするような気持ちも味わいながら、そばにいる友だちがいつの間にかなくてはならないたいせつな仲間なんだと気がつき、周りの人たちへの思いやりをあらわすことのできる人になっていってくれたら、本当に幸せ。
その人がいるだけでみんながちょっと楽しくて幸せになれる。そんなことができる仲間がふえるんだもの、どれだけ楽しみかわかるでしょ?

2016/06/29 | カテゴリー : コラム | 投稿者 : AH

プラネタリウム

6月5日第一日曜日、スカウトと共に捧げるミサ。

神父は6月に着任したばかりの山本神父様。山本神父はカブスカウトからリーダーまでボーイスカウトを経験された方。
これからの神父様との関係が楽しみです。
IMG_4768ビーバー隊はミサの後、バスで世田谷区弦巻にある教育会館内のプラネタリウムへ。
土日のみの営業で午前11時の回はちびっこタイム。
ビーバー年代の子供たちにもわかり易い解説を係りのお姉さんがしてくれます。
この日のテーマは「木星としし座を見よう」でした。
始まる前は椅子に座っていても身体を動かしたり隣のスカウトとおしゃべりしていたスカウトも、投影が始まると星空に見入っていました。
その頃リーダーは夢の中へ。
帰り道スカウトが土星の話をしてくれたのですがリーダーはうなずくだけでした(^_^;)
朝降っていた雨も上がっていたのでお昼はプラネタリウム裏の池の脇のベンチで持参のおにぎりを食べました。IMG_4774 IMG_4772
今日は小枝章を初めてもらうスカウトがいました。
リーダーや他のスカウトからのおめでとうビーバーコールにチョッピリ恥ずかしそうに、でも嬉しそうな笑顔を見せていました。
見学に来ていた子もまだ何の表彰かはよくわからなくても興味津々。一緒にビーバーコールをしてくれました。
解散後リーダーは1時間程打ち合わせをした後、次回の活動(ザリガニ釣り)の下見へ。
(T.T)

オーバーナイトハイク

5/21(土)から22日(日)にかけてボーイ隊の活動であるオーバーナイトハイク。

ボーイ隊の活動ですがそこにガールスカウト東京第58団のスカウトも加わり、夜通し一緒に歩きます。

企画運営はローバースカウトが行い、ガールスカウトのリーダーも含めてリーダーや団委員は本部、CP等サポートに回る団あげての活動です。

冬の寒い頃から計画を立て始め、下見も何回も繰り返しました。

今回は東京都を飛び出し江の島、鎌倉の周遊コース。約26キロ前後を歩きます。

テーマは~「オーバー・ナイトハイク」を訪ねて三千里in海街

本部は藤沢21団の聖マルコ教会をお借りすることに。

リーダーは一旦マルコ教会に入った後、チェックポイント担当者はチェックポイントへ。

コースパト(歩行中のスカウトの安全を守ります)はスタート地点へ。

スカウトは成城から電車で移動してきます。

スタート地点は江の島。

コースは、江の島~藤沢市奥田公園~源氏山公園~由比ヶ浜(マザーズカフェ)~稲村ヶ崎~江の島。

スカウトは2班に分かれそれぞれ右回り左回りで歩きました。

江の島は土曜の夕方と言うこともあり大勢の観光客で混雑。スタート地点もあまりの観光客の多さに江の島へ渡る橋の途中の砂浜に変更。

今回のハイクの目的の一つに江の島で日の入りと日の出を見るというのがあり、スタート前に日の入りを。

残念ながら丁度雲が出てしまいうまく見れませんでしたが先発のリーダー、ローバースカウトに続きスカウト達は元気に出発して行きました。

途中天気予報外のにわか雨が数回。例年ですと6月に開催していたので、雨は想定内と言えば想定内。でも気温は高め。

途中若干の遅れはあったものの、ほぼ中間地点となる源氏山公園に左右それぞれのコースを回っているスカウトが相次いで到着。

ここで全員が顔を会わせ持参のおにぎりで夜食タイム。持ち込みの手間を考えインスタントになってしまいましたが、団から暖かいスープも提供されました。

しばしの休憩後、後半へスタート。

この源氏山周辺はハイキングコースになっていて、このコースを歩かせるのも今回の目的の一つ。

但しここは夜間は真っ暗。自分の懐中電灯だけが頼りです。

ここは右回り、左回りのスカウトも同じ様に歩かせるため鎌倉駅側から大仏へ抜ける一方通行のはずが右回りのスカウトはちょっとした勘違いから逆回りから入ってしまうハプニングも。

そのため直前の雨での足場の悪さを考慮し、右回りのスカウトは実行委員長がせっかく用意した真っ暗なお墓の間を抜ける肝試し的な道を通れませんでした(笑)

後半はさっき降った雨が嘘の様な綺麗な月明かりの道を眠気と戦いながらの歩行。

チェックポイントでの調整がありましたが、ほぼオンタイムで両方のスカウトが相次いでゴールの江の島に到着。

到着後は全員で江の島の先端へ移動して日の出を見ました。

日の出は雲も無くちょっと感動的な素敵なものでした。でも一番下の6年生スカウトは眠気に勝てず座り込んで舟をこいでいました。

最後はスカウトは全員で電車で成城教会に戻り解散。

今回リーダー配置の関係からコースパトは1台の為、海側、市街地側と行ったり来たりしながら走り回ることに。

でも実行委員長であるローバースカウトが、持ち込んだ自転車に乗り、歩いているスカウトをサポート。

時期の設定の関係から中間テスト等に重なりベンチャースカウトは全員不参加となり、スカウトの班にはローバースカウトが同行し且つ、ハイキングコースの区間はガールスカウトのリーダーも同行して安全確保。

参加スカウトは少なめでしたが、辛くても体力だけでなく精神的にも、心の中にも何かを残す貴重な体験になったかと。

まあ最後は眠気だけで何も考えられなかったかも知れませんが。

企画運営の中心となり実行委員長を務めたローバースカウト、本部を切り盛りしたGS58東京58団のジュニアのリーダー始め多くのローバースカウト、リーダー、お疲れ様でした。

毎年の行事とは言え反省点も盛りだくさんとなったオーバーナイトハイクでしたが、何より無事にスカウト達が歩き切ったこと、その全てに感謝です。

そして今回本部としてお借りした藤沢21団の聖マルコ教会関係者、チェックポイントを置かせて頂きました世田谷19団団委員経営のマザーズカフェ(とっても素敵なところです、是非皆さん行ってみて下さい。食事もケーキもとっても美味しいですよ)、大変おせわになりました。ありがとうございました。

ところで、先発はビーバー隊長とブラウニーのリーダー、そしてローバースカウトの二人組。

私ベンチャー副長はコースパトを担当しましたが今回は助手席、運転を担当はカブ隊長。

他にベンチャー副長二人と団委員がガールのリーダーと組んでチェックポイントを担当。

スカウトのためとはいえ、奉仕されたリーダー、団委員の方々、お疲れ様でした。

帰宅後、スカウトの保護者のメールを見るとスカウト達は皆爆睡状態とのことでした(笑)

参考:今回(も)スマホのGPSアプリを使いスカウト、先発隊、コースパトの位置情報の把握に利用しました。スカウトがどの辺を歩いているか把握するのに非常に有効でした。併せてLINEも連絡と情報共有用に使いました。便利になりました。

(T.T)

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最終ミーティング

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日の入り、雲が・・・

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スタート直前

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いよいよスタート

 

 

 

 

 

 

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江の島は夜も華やか

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源氏山公園にて

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源氏山公園にて

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源氏山公園にて

 

 

 

 

 

 

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江ノ電シラススニッカーズ班

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いざ江の島班

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サブチェックにて

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マザーズカフェ内

 

 

 

 

 

 

 

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幻想的な月明かり

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本部、忙しいです

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夜明け(日の出)

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日の出をバックに

 

 

 

 

 

 

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手前のスカウトが・・・

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眠気には勝てず

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解散セレモニー

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ガールからの差し入れ

 

 

週末は鎌倉へ

5月21日夕刻から22日早朝にかけて、ボーイ隊スカウトとベンチャー隊スカウトを対象に夜間ハイキングが行なわれます。
14団ではこの特別なハイキングは先輩格のローバースカウトが企画運営するのが伝統で、毎年その時の後輩スカウトに体験させたいと考えるテーマを掲げ、さまざまな30㎞のルートを歩くものです。
これでもかとアップダウンの多い道のりだったり、レインボーブリッジから本部である成城教会までまっすぐに戻ってくるものだったり、企画するローバースカウトは早い段階から何度も下見をしたりリーダーにアドバイスを受けたりしながら企画を練り上げていきます。

IMG_4541今年の企画者は55周年記念キャンポリー会場まで自転車で数日かけて向かい、その行程を「Road to Fukushima」につづった自転車大好き大学生。
日没や日の出を見ることも大きな目的として、今年は鎌倉を歩くコースを提案しています。
いつもならリーダーの車がパトロールに駆り出されるのですが、今回は1台のパト車と並走してちゃりんこパト車も後輩スカウトの安全を守ります。
都内とは勝手のちがう場所でのナイトハイクなので、チェックポイントを守ったりパトロールをして回るリーダーたちも例年以上に気がかりなことが多く、一度の下見では足りなくてそれぞれにもう一度でかけて確認を重ねています。

後輩スカウト班に同行するローバースカウトも、もちろん下見に出かけているのですが、なんと先週も、今週も、そして来週も予定しているのだとか。
(危ないな)と感じるところがあるため、自分自身が自信を持って臨むべきだろう…と、自発的に。IMG_4503

絶対などということはこの世にはないけれど、それでも「すごいことをやり遂げたぞ!」という達成感を後輩スカウトに味わってもらいたい一心で、できる準備を自ら重ねていくローバースカウトたちは素敵です。
誰かから言われて行動する存在から自発的に行動できる存在に成長していくことは、ボーイスカウト活動のめざす姿の1つ。
小さいカブスカウトの頃はとてもおとなしく、アクティブに活動することはあまり得意ではないように見えていたスカウトが、身長が伸びていくのと同じようにいつの間にか「誰かのために」「何か役に立てるなら」の気持ちが育っていく様を見られるなんてね。大人になっても成長していけるボーイスカウトの世界ならではの醍醐味かもしれない。

来週は先発隊のメンバーも下見に出かけるそう。
前回パラグライダー体験の手記を寄せてくれたスカウトも、もちろん行きますよ。
頑張って計画を進めているローバースカウトが励まされ力をもらえるのは、そういう仲間の自発行動。そして我がこととして寄り添う気持ち。
あと2週間、十分な準備とすり合わせをして本番をめざします。

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ローバースカウト、空を舞う

20160327-134022私はローバー隊の隊員として、春キャンプに参加しました。

自分は全日程参加したかったのですが、予定があったため1日だけの参加で帰ることになってしまいました。
2日目の朝、キャンプ場を出発して秦野市のお祭りで「パラグライダー体験」の手伝いとして参加することが当初の予定でしたが、ボーイスカウトOBのご厚意により「タンデム飛行」をすることが決まりました。そのお話をいただいたときは全てがうまいこと進んでいくので、何かおかしいと思っていました。というのも、前日のキャンプは人生初のリーダーサイトという環境でのキャンプだったので、今まで経験していたキャンプ生活の中でも、最も楽で充実したキャンプだったからです。
美味しいご飯を食べて楽しく過ごせた後に、子どもが乗ったパラグライダーのロープを引いただけで空を飛べることになり、うまくいきすぎていると思いました。これが『何かおかしい』の正体です。

20160327-101433お祭りの終了後、パラグライダークラブのみなさんとともに離陸するための台がある山へ登り、とうとうその時が来ました。
今まで自分たちがいた街が小さく見え、『本当に飛ぶ』ということがじわじわと伝わってきました。

そして、離陸の時が来ました。
クラブのみなさんが風を読んでいるなか、パイロットの方に「離陸するときは走り続けてください」と言われ、少し不安な気持ちになりました。なぜなら、台の先には何もないからです。
「なにもないところに向かって走れ」というのは、素人には厳しい要求です。また、失敗したらどうなるんだろうということも、私の心を不安にさせました。なぜなら、失敗した時のことが説明されていなかったからです。
そんなこんなで、「いざ飛ぶ」という時も、戸惑いを隠せませんでした。

20160327-161059しかし、心の準備をする暇もなく風は来てしまいました。

突然3秒のカウントが始まり、余計なことを考えている暇はなくなりました。
結局、不安なままカウントがゼロを迎えてしまい(どうにでもなれ)という気持ちで走り出しました。
そして離陸は成功し、パラグライダーはゆっくりと滑空を始め楽しくも一瞬な時間が始まりました。

飛行中は難しいことなど考えられず、ただ『凄い』という簡単な単語だけが頭にあり、見るものすべてが新鮮で、時間も忘れてしまうほどでした。
また自分はその瞬間を写真におさめようと写真を撮り続けていました。今思えば携帯の画面を見ていた時間の方が長かったように思え、もっと肉眼に焼き付けておけばよかったと後悔しています。
そのためまた空を飛びたいと思っています。

20160327-162132そして何より、この体験を他のスカウトにもしてほしいと考えているので、このような貴重な体験を提供してくださるOBのみなさんとの関係をたいせつにしていきたいと思っています。

*塚本 祐 記*

注・春キャンプは3月26日~29日丹沢のBOSCOキャンプ場にておこなわれ、ボーイ隊、ベンチャー隊、ローバー隊が参加した。